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NDP. Foundation―ハザマ所長の事件簿―  作者: 異濤崇拝
クサナギ副所長の人事ファイル
1/10

クサナギ副所長の人事ファイル⓪ プロローグ

 始めまして。

 今回本稿の執筆を担当させていただくことになりましたNDP財団副所長のクサナギと申します。


 所長より本件に関する連絡があったのはつい三日ほど前です。

 近々ミスカトニック大学の新代表に本研究所員全員に関するプロファイルを提出しなくてはならなくなったとの事で、一般職員に関しては各個人の手で書類を作成させるとの事でしたが、本研究所に席を置く十一人のA級職員については決して照会文書の作成などしたがらないだろうとの判断により不肖ながら私が本資料の作成に抜擢された次第です。


 正直の所、私自身あまり乗り気ではありません。

 あいつ等……いえ、彼等は会話を行うだけでも正気度数値に悪影響を及ぼしますから。

 勘違いしないで欲しいのですが、私は別段人種主義者であったり差別的行為を由とする類の人間ではありません。

 只、この世には確かに存在するのです。

 ――超常的な能力を持ちながら、それらで自己の欲求を満たす事しか考えない人格破綻者達――――

 ――悪戯心が世界終焉シナリオを着て歩いているかの様な人間兵器達――――

 ――所謂「曲者」と呼ばれる者達が。


 ……愚痴を零している訳にもいきません。

 馬鹿げた話、本資料の提出期限が今日の午後六時に迫っているのです。

 現在正午を過ぎて一時と数分ですからあと五時間といったところですね。

 何分所長は仕事の遅い方ですので側近への仕事が期限に肉薄した状態で渡される事など日常茶飯事、平常運転、弾劾案件です。

 私自身()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()を多数抱える身でして、火急を要するものを処理し終えたのがつい今しがたの事です。

 三日間の徹夜連勤はこの国の法律に於いて許可されているのでしょうか?


 ……いけませんね。このままでは本当に所長の弾劾を大学側に進言する為の書類になりかねません。

 素直に本来の職務を開始することにしましょう。


 文責 クサナギ副所長

 D.―― M.―― Y.――――

 国際機関NDP財団本部付属研究所✓

はじめましての方もお久し振りの方もお……お前は生き別れた兄さん!? な方もコンニチハ、蓮飼ナナメです。

突然ながら新連載を始めてみました。

以前告知させてもらった改定作業の方は並行して実行中ですのでご心配なく。

と、いうのもきちんとした設定を作る為に今膨大な量の資料を読み漁ってるんですよね。

それでまあ資料あさりの中で得た知識を使ってみるという意味合いを込めて練習がてら本作を始めてみようと。

色んな書き方を試して自分自身の表現を確立していこうと思います。

少しでも気になったていう方はブックマークしたり評価していただけるとありがたいです!

それではそれでは……。

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