Our love of a sudden want to see spring storm
暖かい春風が吹き、ピンク色に染まった桜の花びらが空にただよう中、一つの場所に集まってゆく…
「新入生代表挨拶、櫻葉優くんお願いします。」「はい。」
優「桜が舞うこの良き日に、僕達新入生はこの光ヶ丘高校に入学しました…」
生徒会長「おつかれさまー新入生代表さーん」
優「どうもです。」
生徒会長「挨拶とっても良かったよ、生徒会とかに興味無い?今人手
が足りてなくてさ、入ってくれると助かるんだけどなー…」
優「すみません、結構です。」
生徒会長「そっかー、興味出てきたら言ってね、じゃあねー」
優(忙しいんだな)
まだ新設されたばかりで廊下や壁、天井が新しく歩いていてキュッという音がする。
きれいな学校だなと思いつつ、新しい教室前につく。
優「2-B、ここか… お…おはよう。」
??「おぉ〜確か櫻葉優だったよな、俺はたける、よろしくな!」
優「よろしく(って初対面で呼び捨てか)」
たける「かっこよかったぜさっきの挨拶!」
優「ありがとう、俺の席どこだろ」
たける「ここだぜお前の席は俺の後ろだよ」
優「ほんとだ、これからよろしく(えっと…隣は)」
優「よ、よろしく君の名前は?」
肩くらいまであるサラッとした髪の毛を揺らしながら振り向く彼女は、
??「わ、わたし?わたしは神田水夢、よろしくね優くん」
優「おう、よろしく(かわいいな、初日早々ついてるな)」
これからの高校生活を楽しみにしてるところに、
戸田先生「はーいみんな席ついて、これから3年間君たちの担任をする戸田ですよろしくね。」
皆「よろしくおねがいしまーす。」
戸田先生「はーいじゃあ出席をとりまーす」
???「セ、セーフ」
戸田先生「こらっ、セーフじゃなーい早く席ついて望田翔くん」
翔「はーい、俺の席はここか、お隣さんよろしく!ってもしかして水夢か?」
水夢「えっ、翔くん?久しぶり!!」
それは春の嵐みたく突然の始まりだった。
彼等の青春が今、始まる____