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魔法少女mirai✡7 【⚠修正前】  作者: 千歳もも
✡第3幕 _黄色と橙色の光
21/39

*episode.18.5 妖精の声

 


 ✡




 いつの間にか、黄色と橙色が混ざり合ったような不思議な空間に立っていた。

 どこを見ても、キラキラと輝く2つの色が目に入る。

 ま、夢って何でもありだから全然びっくりしないけどね。

 そう、ここは夢の中の世界。それはすぐに分かった。


 それにしても、こんなに意識がはっきりした夢は久しぶりだなぁ。あの――魔法少女のコスチュームを着た女の子の夢以来だよ。

 まさかとは思うけど、また光に関する夢なのかな?


『よく分かったね、ワタシの声……聞こえる?』

 私は口に出していなかったのに、どこからか高い声が聞こえてきた。

 それは囁くような優しい声色で、私を包み込むような不思議な感じだった。

「あなたは誰? 光の戦士、それとも……」

『そう、ワタシは妖精だよ。黄色と橙色の光の妖精だよ。』

 その声ははっきりと聞こえるのに、その声の主の姿は見えない。

「どこ? どこに居るの?」

 黄色と、橙色の妖精さん。

 ということは、黄色と橙色の光の戦士が居るってことだよね。

 どうして2人まとめて、1人の妖精さんなんだろう?


『ワタシはまだ赤ちゃんなんだ。だから……まだまだ君の目には見えないんだ。

 でも、黄色と橙色の光が目覚めたその時は、ちゃんと君達の前に現れるよ。』

「黄色と橙色の光……? その2つはどういう関係なの?」

「黄色と橙色の光は、2つで1つなんだ。きっと、その2つの光は仲良しなんだ。いつも一緒に居て、嬉しい時も悲しい時も、ずっと寄り添い合って来たんだ。」

 その声はゆっくりと説明してくれた。


「あのっ、黄色と橙色の光って、どういう――」

「心当たりがあるなら急いでッ!

 二つの光は、お互いを照らし合っていれば何よりも強いけれど、気持ちにズレが生じると――消えてしまう。

 だから早く、2人の心を――し――て――――」

 その声は、いつの間にか聞こえなくなってしまった。

「黄色と橙色の光……」

 心当たりなんて居ないよ。だけど、こうして夢に出てきたってことは、近々その2つの光が目覚めるってことなのかもしれない。


 このタイミングに――まさかね、ただの偶然、だよね……?

 

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