初めての魔法
初めてアーシャスが魔法を使います
_数日後
「うわぁ!」
こんなに沢山の貴族達が!
「どうだ?アーシャス、驚いただろう?」
「はいっ!こんなにたくさんのひとどうやってよんだの?」
まだ子供みたいな言葉しか言えないから少し不便だな…
「街には掲示板という物があるんだ。そこで呼び掛けたんだよ」
ふむ…この世界でも掲示板はあるんだな…
「なんてかいたんですか?」
「『我が息子アーシャスの魔法属性が雪であった。それを祝し宴を開こうと思う。参加するものは執事長へ』と書いたんだ」
しっ…執事長…お疲れ様です…
心做しか執事長がこっちを見ているような…
「おとうしゃま、しつじちょーさんをあまりこきつかったらだめだよ?」
「あっ…あぁ…そうだなアーシャス…お前は気配りも出来るのだな!」
あっやべ…執事長が可哀想だったから言っただけなんだけど…
「あまりはたらかしぇたらだめだよ〜!たおれちゃう!」
パチパチパチパチパチパチ
んぉ!?聞かれてるし…しかも貴族全員にこやかに笑ってる…注目しないで欲しいなぁ…
そういえばアシェリーが居ないな…
「そっ…そういえばおとうしゃま?おかあしゃまは?」
「実はな?俺も分からないんだ…何か作っているのかだけしかな…」
何か知ってるような言葉だなぁ…まぁあまり気にしないようにしようかな…
ドンッ
!?何かが落ちたような音だな!?
「なに!?」
「誰だ!?何をした!?」
「~~~~~~~」
全く聞こえないっ…何が起きた?ここ(2階)から見て3人ほど倒れてる…
「おとうしゃま!あそこにたおれてるひといるよ!」
「なぬ!?兵士!早急に保護し治療を開始せよ!」
「「「「はっ!」」」」
何なんだ…?何なんだよ…小説にこんなことは無かった…!変わるにしても変わり過ぎだ…!一体何が…
ドサッ
!?人!?
「捕まえたぞ!!」
少し大柄な男だな…傷だらけの体だ…
「ゾルピデム公爵っ…!俺はっ…!俺達はお前達を信用していた!なのにっ…」
何か訳ありだな…聞いてみた方が…
ヒュンッ
「!?」
なっ…剣!?剣が僕の頭の方に…?
あっ……僕死ぬかも……
カキーンッ
…?痛く…ない?…っ!?
「おとうしゃま!」
「大丈夫か?アーシャス…」
水の膜!?でもそれよりも!魔力の枯竭が心配だっ…!
っ…覚えたてで使いにくいが…するか…
「魔力回復!」
「!?(なんだ?魔力が回復していく…まさかっ…!)アーシャス!」
さぁ!ここからどうなるのか!
直ぐに出せるか分かりませんが頑張ります!