ホテルで過ごした後…(後編)
あれからレターンにずっとついて行ってるけど…勉強とかは大丈夫なのか?聞いたほうがいいのか…?
コソッ「ねえアーシャスくん…」
コソッ「ん?何?」
コソッ「勉強…しなくて大丈夫かな?レターンさん…買い物しかしてないけど…」
エラもそう思ってたのか…
コソッ「前日に勉強…とか言いそうだよね…」
コソッ「うん…」
「あの…レターンさん…」
「なんですの?」
「もうすぐ試験なのに勉強しなくていいんですか?」
「今は…好きなこと致しましょうよ!勉強はあとでも出来ますわ!」
「はっはぁ…」
こりゃダメだな…現実逃避してる…まぁいいか…
「アソコの服屋さん行きましょう♪」
カランカラン♪
「いらっしゃいませ〜♪」
うわぁ…すっげぇ綺麗だ…ドレスとタキシード?とかしかない…
あれは…赤いドレス?エラに似合いそうだな…着せてみるか…
「すみません!このドレス…この子に着せてくれませんか?」
「えっ!?アーシャスくん!?」
「かしこまりました〜♪さぁさぁ!お嬢様!コチラへ!」
「へっ!?えぇ〜!?」
シャッ…!
更衣室に入ったな…少し考え事があったからよかった…
試験っていっても何が出るか分からないからな…多分魔法系の問題なんだろうけど…属性による弱点とか…それを活かすための方法とか?魔法によって出来ることも変わってくるし…僕の雪魔法はほとんどなんでも出来る…髪を伸ばしたり服を作ったり…出来ないこと…他の魔法使いみたいに炎が使えないことか…
「お客様〜♪お嬢様のお着替え終わりました〜♪」
考えてるうちにドレスを着れたみたいだな…
「分かりました…今から見に行きます」
シャッ…
「!」
エラ…凄いな…似合ってる…赤い髪に赤ベースの白グラデーションのドレスはやはりいいね…
「エラ…よく似合ってるよ…」
「あっ…ありがとう…!」
あっ…レターンだ…レターンにも着せないと…純白ドレス…あれにしよう…白ベースの緑グラデーション…
「レターンさん…コチラ着て貰えます?」
「えっ?えぇ…分かりましたわ…」
「エラ…そのドレス気に入った?」
「えっ?うん!とっても綺麗だからね!」
「そっか…レターンさんの反応で決めるよ…」
「?何を…?」
シャッ!
「どうですの!この私に似合いますでしょう!流石はアーシャスくんですわ!」
「良かったです…それ気に入りました?」
「ええ!もちろんですわ♪」
「そうですか…そこの人!」
カッカッカッカッ…
「は〜い!どうかしましたかお客様?」
「このお2人の着ているドレス…そのまま着せて帰ります…お代はいくらですか?」
「「アーシャスさん!ダメですよ!」」
「私はお金しっかりと持ってますわよ!」
「わっ私も持ってるよ!」
お金を出されたらプレゼントの意味が無くなる…めんどくさいけどこの方法だな…
「ううん…僕がプレゼントしたいんだ…受け取って欲しいな…?」
僕の技(?)上目遣い!
「うっ…わっ分かりましたわ…今度は払わせてくださいまし!」
よしっ…!これでプレゼントになる…!
「お客様〜コチラがご鑑定になります♪」
えっと…9ゴールド?日本円で45,000円ってとこか?十分すぎるほどだ…まだ安いな…丁度9ゴールド渡すか…
「丁度9ゴールドですね♪ありがとうございました〜♪」
「アーシャスくん…本当に良かったの?」
「?ドレスのこと?」
「うっうん…」
「僕がプレゼントしたかったんだから…我儘だと思って着てほしいな…」
「わっ…わかったよ…」
「私からもアーシャスくんへブローチですわ♪」
ブローチ…サファイアブルーだな…綺麗だ…
「ありがとう…ございます…」
ドレスもプレゼント出来たし…でも気になることがもうひとつ…
「この間の奴隷売買に合った少女はどうなったんです?」
「実はですね…引き取り手が見つからないんですの…」
なんだって…!?見たことないから分からないけど…
「何故です?状態が良くないんですか?」
「いえ…状態はいいんですが…人を信じなくなりましたわ…」
かなり困るな…アシェリーとジャスパーに連絡するか?
「レターンさん…少しお母様とお父様に連絡して良いですか?」
「?いいですわよ♪」
魔晶石に通話機能を付与して…
「お母様…?お父様…?いらっしゃいますか?」
「アーシャス!?何かあったの!?」
「その声はお母様ですね?実は奴隷売買に合った少女を保護してるんですけど…引き取r」
「引き取りましょう!ねぇ!ジャスパー?」
判断が早いって…
「あぁ!いいぞ!アーシャスにとって妹になるのか?」
『レターンさんどうなんです?』
『あの子は…確か5歳でしたわ…妹となりますわね♪』
「妹らしいです!」
「アーシャス…今レターンさんといったの?」
「?はい!レターンさんですよ?」
「セークレスト王国の第3王女ってことね…まぁいいわ!その少女馬車を送るからそこに乗せてちょうだい!」
「あっはい!」
「お母様達が引き取ってくれるそうです!」
「そうなのですわね!良かったですわ…」
何とかなりそうだな…僕が男だから大丈夫なのか心配だけど…学園に戻ったら寮生活…頑張るか…
おはようございます!
お仕事の方は最後ですか?もしくは休みですかね?
休みの方はお疲れ様です!出勤の方は頑張って下さい!
僕も頑張ります!




