ホテルで過ごした後…(前編)
―翌日―
「ふぁぁ…おあほうおあいまふ(おはようございます)…」
「あら…おはようございますアーシャスくん…まだ眠いのですか?」
「ふぁい(はい)…」
昨日の奴隷売買の人がどうなったのか…魔法で追尾していたら寝れなかったんだよなぁ…
「レターンさん…エラは…?」
「エラさんなら今頃食堂で待ってますわよ?かなり早起きでしたわ♪」
「そーれすか…」
早いんだな…まだ7時前だっていうのに…
「僕ちょっと顔洗ってきます…」
「行ってらっしゃ〜い♪」
テクテク…
まだ眠い…追尾しなければ良かったかな…
「ん?」
部屋の鍵が空いてる…誰かいるのか?
「誰かいるのか?」
キイッ…
誰もいない…何なんだ?閉めて行ったはずなんだけど…
まあいいか洗面所っと…
バシャバシャ…
うん…肌荒れは無しっと…服を着替えて…食堂に向かうか…
「エラにレターンさん…お待たせしました」
「アーシャスくん!おかえりっ!」
「おかえりなさいアーシャスさん♪」
「今日の献立はなんです?」
「朝ですのでパンとクリームスープにサラダですわ! 」
かなり軽めなんだな…朝だしあまり食わない人が多いのか?
「早く食べに行こっ!」
「あぁ!」
まぁいいか…美味しかったらなんでもいいし…最悪冷凍系でも…
「食べ終わりましたわね♪」
「これからどうするんですか?」
僕としては他のとこも行きたいとこだけど
「宝石店とかに寄っていきますわよ!付いてきます?」
「良いんですか!?是非!」
アシェリーとジャスパー達のお土産買いたいし丁度いいや…エラの分も買おうかな…
「エラはどうする?」
「私は外で待ってるね…!」
「何かあったら叫ぶか魔法使って…!」
「うん!」
綺麗…宝石店だからか宝石しかない…あれ…ブレスレット?
「エメラルドグリーン…」
アシェリーの瞳みたいな色だ…こっちは青…こっちはシルバーに薄い青…全員分買える!
「すみません!これ下さい!」
まずはエメラルドの入ったブレスレット…そして青色のネクタイピンに…シルバーブルーの髪止め…そして…エメラルドのネックレス…ネックレスはレターンさんに…ブレスレットとネクタイピンはアシェリーとジャスパーに…髪止めはエラに…
「坊や!良いとこに目をつけたねぇ♪そいつらはすぐに売れる優れものさ!」
優れもの?鑑定できるかな…
ジッ…
全てにシールド加工されてる…攻撃を全て弾くのか!?
「おいくらですか!?」
「そいつら全部なら…4ゴールドってとこかねぇ!」
4ゴールド…日本円で20,000円か…まだ安い方だな…
「買います!」
チャリン♪
「まいどー!」
「レターンさん!買えました!」
「良かったですわね!私も買えましたわ!」
「?それは?」
「杖ですわ♪綺麗でしょう?」
鑑定…
魔法攻撃3倍…通常攻撃半減!?弱くなるんじゃ…いや魔法攻撃3倍ならマシか…通常が使えないだけだ…
「そうだ!僕からレターンさんにネックレスです!」
「あら♪ありがとうございますわ!」
髪止めはエラに渡さないと…
ガチャ…
「エラー!」
「アーシャスくん!おかえり!」
「これあげる!髪止めだよ!髪の毛長くなってたから丁度いいと思うよ!」
「ありがとう!アーシャスくん♪」
「良いんだよ!喜んでくれたらそれでいいから!」
「…!?」
―遠くで聞いてたレターンは―
「乙女心を掴みましたわねぇ」
…本人に自覚はなさそうですけど…
エラさんも…夜中に比べたらマシですわ…
夜中に私の部屋に来るとは思いませんでしたが…泣きそうな顔でこられたら一緒に寝ようとしか言えませんもの…
「レターンさん!贈り物を送りたい…何か考えてました?」
「いいえ!何も考えてはおりませんわ♪贈り物ならあそこで渡せば迅速に送ってくれますわよ♪」
なんか隠してるような…まぁいいか…
「行ってくるのでエラを頼みます!」
タタタタタ…
「これゾルピデム公爵家へお願いします!」
「ゾルピデム公爵家ですね…失礼ですがお名前は?」
「?アーシャス・レッド・ゾルピデムですが?」
なんで名前聞くんだ?
「!失礼しましたご令息!迅速かつ安全にお送りいたします!」
「?まぁお願いします…」
なんなんだよ…
―その頃待っていた2人は―
「あの…夜中はすみません…!」
「?別にいいですわよ…怖いものは怖いですもの…」
「レターンさんでも怖いものが…?」
「ありますわ…1つ目は突発的に才能がある方…2つ目は奴隷売買のような方ですわ」
「それは…分かるかもです…私は最初アーシャスくんが怖かったんです…」
「?何故ですの?」
「初めて会った時…3歳どうしのはずなのに…3歳に見えなかったんです…なんか…大人に見えました…」
「それだけ雰囲気が良かったのではないんですの?」
「そうかもしれませんが…魔力回復を初めて使ったのもアーシャスくんです…」
「そういえばそうでしたわねぇ…ゾルピデム公爵の魔力と体力を大幅回復なさったとか…」
「それを聞いてもっと怖くなったんです…」
「今はどうですの?」
「大切な友達です…」
「そろそろ帰ってきますわ…困惑してる顔ですわね…」
「そうですね…」
なんだったんだ?郵便局員の反応ときたら…あっ…エラとレターンだ…
「渡してきました!多分明日には着くらしいです!」
「良かったですわねぇ♪後ドレスのお店へ行くのですが…お2人とも付いてきますか?」
「はい!」「はい…!」
次はドレスを送ってもいいな!エラとレターンにも!
お金…足りるかな…
読んでくれてありがとうございます!
気がついた方もいると思いますが時間が変わりましたよね?
実は予約投稿というものをしてみました!
皆様が快適に読めるよう、僕は努力していこうと思います!




