転生してから1日経過
状況整理
さて、産まれて1日が経過した訳だけども…
現状整理しよう…
まず僕は「聖女は公爵を許しません」という小説に異世界転生した。
そして聖女から嫌われる公爵_
ゾルピデム公爵家の一人息子として僕が産まれた
性格がいいゾルピデム公爵…基父上は何故聖女に嫌われるんだ?
考えても埒が明かない…
「あぅあぶ」
…ミルクが飲みたい…
僕自身は思っていないけれど本能が欲しがってる…
「あぶぶ…」
アシェリーはまだなのか?
「アーシャス様?起きましたか?」
おっアシェリーの代わりにセレンが来たか…
「あばっ!」
「待ってて下さいね〜ミルク持ってきます」
よしっ…何とか通じたか…?
「…あら?セレン?何しているの?」
アシェリーも来たか
「アシェリー様!アーシャス様にミルクを差し上げようとしておりました!」
「そう…アーシャスは元気かしら?」
「あぁう!」
元気だよ…と言っても言葉は言えないんだけどな…
「元気そうね…ジャスパーは今、公爵としての仕事に追われてるから暇なのよね〜安静にしないといけないし…」
まぁそうだろうな…産後1日しか経っていないから…
「だったらアシェリー様!アシェリー様とアーシャス様と私でお庭ピクニックを致しませんか?」
ピクニック?「だぁう?」
「ピクニック…天気も良いからね…それも良いかもしれないわ…」
でも椅子とか机はどうするんだ…?
「でもセレン?椅子と机はどうするの?まさか布1枚?」
アシェリーと同じことを思うとは…
「そこはご安心を!ピクニック用に作って貰ったガーデンがございます!」
なるほど…だったらアシェリーも椅子に座ってピクニックが出来るのか…
「ガーデンということは…室内かしら?」
「確かそうだった気が…」
大丈夫かよ…この2人「だぁぶ…」
「ところでアシェリー様?」
「ん?なぁに?」
「さっきからアーシャス様が私と会話してる気がするのですが…」
げっ…気づかれたか…?「あぅぶ…」
「もしも会話をしていたらアーシャスは天才ってことになるわよ?」
「そうだったとしたらジャスパー様に言わなければ!」
「ふふっ…そうね♪」
一体どうなるんだ…僕のこれからの人生…
話が思いつく限り頑張ります