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学園へ入学した直後

無事学園に入学出来たアーシャスとエラ!

その手を阻むく人物が!?

ガヤガヤガヤガヤ

周りがうるさいなぁ…新学期だから?まぁいいけど…

というか…あえて聞かなかったけど…エラの髪型がゆるふわパーマになってるんだよなぁ…前は団子ツインテールだったのに…これはこれでありだな…


「エラ…なんで髪を下ろしたんだ?」

「えっ…!っと…せっかく学園に行くんだし…変えた方が良いかなって…」

ふーん…ならあれでも渡すか…

「じゃあこれ付けてみてよ…シンプルな見た目のやつだけど…」

「こっ…これって…眼鏡(めがね)?」

「眼鏡だけど伊達(だて)だから度は入ってないよ…」

市場で自分用に買っといたんだよな…でもエラの方が何か似合いそうだったし…

「それ付けて授業受けて欲しいなって…」

「!ありがとうアーシャスくん!」

クスックスッ…

なんか騒がしいな…

「その眼鏡…ダッサイですわねぇ♪」

…こいつ…誰だ?

バッ

「誰だか知りませんが失礼ですね…」

一応魔法が使えるとしてもエラを先に守らないと…

「あらっ…(わたくし)のことご存知ないと?(わたくし)隣国(りこく)のセークレスト王国第三王女のレターン・アモン・メリット・セークレストと申しますわ♪」

…本っ当に誰?小説…あっ…聖女を虐めてたやつじゃないか…!?まさか脇役キャラのレターンに会えるとは…

って言うかコイツはこの学園の2年だったはず…1年の僕らになぜ構う?

「この学園の2年生の先輩が何故僕たちに?」

「!そっそれは…お父様に友達を作ってこいと名を受けまして…」

これは長くなる予感…

「庭で聞きましょう…エラも良い?」

「うっ…うん!もしも良かったら友達になりたいな…なんて…」

ガシッ

「いいんですの!?庭で詳しくお2人に話しますわ!」


―庭―

「何処から話せばよろしいかしら?」

「そうですね…今現在どういう環境なのかとかですね…僕たちは入学して間も無いので…」

「わかりましたわ…エラ王女もよろしくて?」

「えっ…!あっはい…お願い…します!」


まず今私(わたくし)はこの学園の2年生ですの…

先程も言いましたとおり…(わたくし)はお父様から友達を作ってこいと申されましたわ…ですが(わたくし)に近付くもの達は(わたくし)の王国が目当てですの…(わたくし)に関してはあまり興味が無いようですわ…それに…魔法も使えない一国の王女など要らないのでしょう…家族は愛してくれますわ…周り…メイドや執事たちは愛してくれませんが…


「これが(わたくし)の国に居た時と今ですわ…」

かなり酷い…ここまで詳しくは描かれていなかった…

「では…僕たちが初めてのお友達ですか?」

「まぁそうなりますわね…殆どは言い方を悪くすれば取巻(とりまき)ということになりますし…」

「わっ…私は…レターン様のお友達になれて嬉しいです…!」

ナイスだエラ!レターンについてはほぼ知らないけど初めから性悪(しょうあく)って訳じゃなさそうだ!

「エラ王女と貴方達だけですわ…そんな風に言ってくださるのは…ありがとうございますわ…」

というかこの段階でも多分聖女(かのじょ)の存在はあるはずだ…聞いてみるか…?

「あのレターン先p」

「レターンで構いませんわ!先輩なんて言わないでくださいまし!」

「あっ…はい…」

性悪(しょうあく)ではなくともめんどくせぇ…!まぁまだマシか…

「この学園に聖女と呼ばれる方はいますか?」

直球だけど大丈夫か?

「…いますわよ…同じ学年…そして同じクラスですわ…」

「えっそうなんですか!?どんな感じの人で…」

ズバッ

「男にしか好かれない変な女ですわ」

ズバッと言うなぁ…ん?男に"しか"?

「男にしか…という事は女性の方には?」

「かなり嫌われてますわね…(わたくし)はそうでもありませんが…」

これは調べがいがあるな…

「あっ…あの!レターンさん…私に魔法適正の検査…させて貰えませんか?」

えっ?エラそんなこと出来たっけ?

「エラ…魔法適正の検査出来るの?」

「なっ…何回かだけやってみたの…適正検査は私に向いてるみたい…!」

なるほど…レターンは…

パァァ!

喜んでる…誰よりも喜んでる…

「よっよろしくお願いしますわ!」

「あっはい!手を貸してもらいますね…!」

スッ…

手を差し出すの早いな…まぁいいか

パァァァ!!!

「適正は…"台風"らしいです!」

「それって上級よりも上にある最上級じゃないか!?」

「わっ(わたくし)にも魔法が使えますの…?」

「はい!練習すればいつでも使えます!」

「エラ王女!ありがとうございまし!」

すっげぇ嬉しそう…

まぁ"使えない"と思っていたのに"使える"と言われたらそうなるわな…

1日1本というマイペースですが気長に待っていただけたらと思います!

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