待ちに待ったお茶会(後編)
僕達で解決できるような問題ならいいんだけど…
「エホバに言わなくたってアタシがいるじゃないか!この国の王妃が!」
頼りになるか分からないんだけど?
「でも…大丈夫なの?アスリー姉様は結構性格悪いわよ?」
小説にいなかったから何も分からないな…正直お手上げだ…
クイッ…
「ん?エラ?」
「えっ…エレラ嬢が…倒れそうで…」
なっ…早く治療しないと…!
「お母様!王妃殿下!先にエレラ男爵令嬢の治療を!」
「あぁ!そうだったね!」パンパンッ
ダダダダ…
「この人達は?」
「主治医の方に運ぶ騎士たちさ!安定感は保証するよ!」
なら大丈夫かな?
「それより…エラ!よくやったねぇ!慣れない魔法もよく使ったよ!」
「…!ありがとうございます!母上様!」
うん…やっぱり可愛い…成長したら綺麗なんだろうなぁ…あ?そういえばエラって小説で悪役じゃなかったか?それで処刑…ダメだ!エラは僕が守らないと…
「王女殿下あちらで御一緒にお茶を頂きませんか?」
アシェリーとペアロルがいるからな…
「えっ…!?あっ…うん!」
ふぅ…ん?なんか騒がしいし視線も感じる…
「あの坊や…凄いわねぇ!知識もかなりあるわよ!」
「天才なんじゃないかしら?」
「それにしか思えないわよ!」
はぁ…なんだ外野か…せめてエラを褒めろよな…
スタスタスタッ…
「…(どっ…どうかしたのかな…私のせいなの…かな)あっ…アーシャス君!」
「ん?」
「なっ…何か機嫌わっ…悪いの?わっ…私のせい?」
はぁ…!?
ガシッ
「エラのせいじゃない!外野の人が悪いんだ!」
ビクッ
「えっ…?わっ…私のせいじゃ…無いの?」
「当たり前だろ!1番に男爵令嬢を助けたのはエラだ!それを僕が助けたかのように言う外野の人に腹が立ってるんだ!」
実際はエラが助けたんだからな!僕が助けた訳じゃない!
「そっ…そっかぁ…良かったぁ…!」
ポロポロ…
「なっ…なんで泣くんだよ…」
「だっ…だってぇ…不安だっ…たんだもの…」
そっか…僕の機嫌が悪かったから不安にさせてたんだな…
「それはごめん…でもエラのせいじゃないよ…僕はエラが大好きだから!」
「ふぇっ…!?」
遠目で見ていた親2人
「あらまぁ!アーシャスが大好きですって!」
「でも友達としてだろうよ…エラは…うん…惚れちまったね…まぁ初めの方から惚れてたみたいだし…良いかねぇ!」
「あら…そうだったの?じゃあもう婚約とかしちゃう?」
「おっ!いいねぇ!しちまうか!」
ゾワッ…何か嫌な予感がする…
まぁいいか…エラを慰めなければ…
その後すぐにお茶会は閉会…エラとは友達になった…
男爵令嬢はエラと仲良くしてくれている。
ありがとうございます!
まだまだお話は続きます!よろしくお願いします!




