いつの間にか誕生日 (後半)
あの後執事長のベナレスとセレンで一緒に会場まで行っていた。けど…
「えぇ…っと…これはどうゆう状況ですか?」
目の前には転倒した机と椅子,そして倒れた人に…唖然とする僕の親…
「あぁ…アーシャス…実はな…」
………つまり
準備していたら匂いに嗅ぎ付けた獣人にケーキやチキンを食べられそうになって抵抗したらこうなった…
「ってことですか?」
「あっ…あぁ…そういうことだ…」
「それでその獣人はどちらに?」
「あそこだ…」
確かに暴れたそうだけど暴れれない…というのか…使ったことは無いけど「鑑定」の魔法使うか…?
ジィー…
「おとうさま…この人お腹すいてるみたいですよ?」
「なに?獣人の君…家はどちらだ?」
「…貧民街だよ……」
貧民街?それなら配給があったはず…あっでも…半年前に伯爵家が配給されてる食料や衣服を盗んでたような…?
「貧民街だと?配給はずっと続けているが?」
「伯爵家のヤロウがまた懲りずにやってくるんだよ…」
懲りねぇなあいつら…ジャスパーが怒ったら僕でも停めれないからな…
「………それは事実だな…?」
「あっ…あぁ…本当の話だ…」
あっ…ジャスパーの堪忍袋の緒が切れるぞ……
「伯爵家に行ってくる…」
「おとうさま!行くなら王様も!」
「あぁ…そうだな」
あの後おとうさまと王様が伯爵家の爵位を剥奪し、領地を回収…その領地をこの公爵家が収めることになった…のはいいよ?いいんだけどさ?
「普通僕の部屋でパーティーの仕切り直しとかしないんですって!」
「そうなのか?」
「別にいいじゃない~♪」
ジャスパーもアシェリーものんびりしてるなぁ…大抵の事は解決できるからだろうけど…
「はぁ…まぁいいですけど…そうだ!僕の誕生日プレゼントは杖か雪魔法に関する魔導書がいいです!」
「よしきた!魔法師殿から雪魔法の魔導書をほぼ全て貰い受けたんだ!魔法師殿は「ワシには使えん」って言ってたしな!」
そんな軽々と…まぁ有難いけど…じゃあ後は杖か…
「杖に関しては…杖専門店で買ってやろう…」
「わぁい!おかあさまからは?」
「私からは本の上に被せるブックカバーを作ったわ〜」
これで全部か…
相変わらず平和で嬉しいよ…
「「「お誕生日おめでとうございます!」」
「ありがとう!セレン!ベナレス!セレニア!」
ジャスパーからはボ,アシェリーからはブックカバー
セレンからはクマのぬいぐるみ
ベナレスからナイフ…セレニアからは靴…
「いい物ばかり…!」
来年はどうなるかな?楽しみだなぁ♪
読んでくださりありがとうございます!
喉より咳に来ました…頑張って行きます!




