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「彼女を狙う不埒な輩から、こっそり彼女を守る。気分はボディガード」 (最大の不埒者が何を言う)


「たくま!大変!昨日楓さんが電車乗ってた時に痴漢されそうになってた!」


「あー、その話きいたわ」


「あの路線は痴漢多いらしいし、楓さんも自分で気を付けてなきゃだめだよね」


「姉貴の話だとお前そっくりの奴が背後にぴったりくっついてて気持ち悪いって話だったんだけどな」


「もうね、痴漢が楓さんを舐めるような目で見てたからね、自分の体をそいつと楓さんの間に割り込ませたわけよ」


「言い逃れなのかこれは」


「そしたら相手も怯んで諦めたみたい。楓さんの身に何もなくてよかったよ。俺がいなかったらどうなってたことか」


「お前がいたからこそ不快になってたのかもしれないけどな」


「しばらく一人で出かけるのは危険だし、俺と一緒に出掛けるように説得してよ。楓さんの為ならいつでもボディーガードになるよ」


「もしかしたら姉貴はお前と出かけるぐらいなら痴漢された方がマシって言い出すかもしれないけどな」


「えぇ?楓さん痴漢願望あるの?!やってほしいなら俺いつでもやりますが!」


「なんかごめんね。ちょっと黙ろうか」





ストーカー・ダメ・ゼッタイ!




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