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「彼女の誕生日に、彼女の部屋を薔薇で埋め尽くしてきたんだァ」 (不法侵入、そして大いなる嫌がらせ)


「たくまー、楓さんびっくりしてた?」


「おぅ、そのことだけどな、お前に言いたいことがたくさんあるんだわ」


「昨日楓さん誕生日だったじゃん。だから部屋を薔薇の花で埋め尽くしといたんだよねー」


「知ってるし。だからそのことで言いたいことが」


「薔薇に包まれる楓さん綺麗だったろうなー。写真撮ってないの写真?」


「残念ながら最近のお前の行動が異常過ぎて俺と姉貴で部屋交換してたんだわ。ってことで俺が薔薇だらけになったし」


「え。え。え。そんな大事なことなんで俺に言っといてくれなかったの」


「お前に対抗して策打ってんだから当然だろが」


「まあでも気持ちは通じてるよね、うん。薔薇入りきらなくて廊下までいっちゃったし」


「というかどうやってうちに入ったんだよ」


「え。そんなん、たくまの家の鍵はとっくに合鍵つくってるに決まってるじゃん」


「おっけ。鍵変えとくわ」


「あ。鍵変えるならね、鍵のタイプを変えた方がいいよ。今のたくまの家のはピッキングされやすいし楓さんに何かあったら大変だから」


「もうそろそろ姉貴の身にお前が何か起こしてることを自覚しようか」


「あー、楓さんの誕生日俺も一緒に祝いたかったなぁ」


「だから嫌がらせになってるのにいつ気づくんだお前は」



ストーカー・ダメ・ゼッタイ!


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