僕の名前は・・・
サラリーマンA「なぁ、朝のレース見た?欗ちゃん圧勝だったな!」
サラリーマンB「だな、これなら5月のファイブスターレースも1番人気だろ!」
電車で朝のレースを話すサラリーマン、いや、この車両、いやいや、この電車全部がさっきのレースで話題持ちきりだ。
学生A「欗ちゃんやっぱレース服のスカート短くなったよな?」
学生B「だよな!チラチラ中のスパッツだかブルマだか見えてたし!」
まぁ、レースに関係ない事もしばしば・・・
あ、申し遅れました、僕・・・
イジメっ子A「おい、トロイ!テメェなに席に座ってんだよ!」
イジメっ子B「おめぇはたってろよ、いや座りたきゃ地面に座りな!」
トロイ「あ、ごめんなさい、あと僕の名前は・・・」
イジメっ子A「あぁん?うるせぇ、テメェはトロイからトロイでいいんだよ!」
イジメっ子B「あ、勝次さん!席空いてます!」
佐々木勝次「おう、ご苦労。」
あ、僕が座ってた席・・・
サラリーマンA「お、おいアイツ・・・」
サラリーマンB「ああ、この前欗ちゃんにワザと当たった佐々木勝次ってやつだ、ランクはD-3な癖にデカイ態度って噂だぜ。」
佐々木勝次「おい!なんか言ったか!!」
黙るサラリーマン。
佐々木勝次「おいトロイ!テメェ、ランクは?」
トロイ「え、F-5ですけど。」
イジメっ子A「F-5って、高校生にもなってまだ最下層なのかよ!」
トロイ「だって僕速くないし・・・」
イジメっ子B「だったら勝次さんに逆らうんじゃねぇ!勝次さんが見えたら席譲るなりジュース買うなりしろや!」
トロイ「え、そんな・・・」
佐々木勝次「口答えすんじゃねぇ!」
蹴りを入れる勝次。
トロイ「がはぁ・・・ゲホゲホ!」
佐々木勝次「いいかトロイ、この世は今スピードの世界なんだ、速い奴が偉くて強いんだ!お前はFランク、俺様はDランク、偉いのはどっちだ?」
トロイ「ゲホ、さ、佐々木さんです。」
佐々木勝次「わかればいいんだ。」
電車が学校最寄りの駅に着き、やっと僕の席が空いた、座らないけど・・・