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ステータス無振りの俺が気がついたら世界最強の狙撃者になっていた  作者: 桜餅
パーティー最弱だった《狙撃者》が成り上がり、王になった話なんだが
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マヌケな弟子が襲われた

ヒナミさんが街全体に響くような声で呼びかけた。


「《盗賊者》の集団が出現しました!直ちに中心のギルドに集まって下さい!推測ランクはBランクです!」


相手はBランクか、俺の方が強いのだろうか。もし相手が俺より強いとしたら、この島が吹っ飛ぶレベルぐらいか?怖すぎだろ。


「冒険者の皆さんは、あの女の子を傷つけないように気をつけながら、《盗賊者》を倒してください。指名手配犯なので賞金は10000Gです!」


「ウオオオオオオ!!!」


賞金が出ることに街の人達は興奮し、討伐に向かった。十人相手に街の人達はおよそ二百人いる。おそらく勝てるであろう。


「【多重罠】!!!」


《盗賊者》がスキルを使った瞬間、目の前で爆発が起きた。街の人達が道路の舗装と共に吹き飛んだ。かなりの傷を負っている。


「【結界】、【超回復】」


俺は街の人達の身体を癒すために、壁をつくった後に、回復魔法を使った。かなり酷い傷だったが、俺が魔法を使った瞬間に傷が全て埋まった。


「あんたは昨日の...凄い回復力の魔法だ。あんたなら、あの《盗賊者》達を倒せる。倒してくれ!」


昨日俺のことを見ていたのだろうか。魔法を上手く使えるか分からないから、昨日サラと戦った時に使った戦法を使うか...【瞬間移動】。


ここまで遠くまできたなから、攻撃力も出るだろう。早くしないとサラがどんな目に合うか分からない。サラを襲っているやつから狙うか。


「【百発百中】」


俺がそういい矢を放つと、矢は青い火を纏いながら《盗賊者》に向かって勢いよく飛んで行った。そして俺が狙った通りに足元の地面に刺さった。


だが、俺の放った矢が纏っていた青い火がサラごと《盗賊者》を包んだ。サラは俺が火を使える事を知っていたからか事前に【熱反射】を使っていたから助かったようだ。ナイス判断。


俺は魔法を使える距離まで移動した。ここまでくると相手にも見える位置だ。てか、何で《盗賊者》が杖を持っているんだ?魔法でも使うのだろうか。


《盗賊者》は何かを言おうとしていたが俺はすぐに魔法を発動し、相手達の動きを止めた。


「【樹縛】!」


《盗賊者》は石レンガの間から生えてきた樹の根に縛られた。全ての《盗賊者》が身動きが取れない状態になった。捕まえたか?


「一瞬焦ったが...そんなもの無意味だ!【斬撃】!」


俺が魔法で出した樹の根が相手の攻撃によって切られた。だが俺のスキル【不滅の呪い】により、何度も樹が生えて相手は逃げることが出来なかった。


「な、何だこの樹の根は...有り得ないだろ!!!」


こうして俺は《盗賊者》達を捕まえることが出来、サラを助けることが出来た。


俺に向かってサラが走ってきた。泣いて俺に飛び込んできた、怖がりなところあるよな。俺は不安をかき消してあげるためにしばらくハグをした。落ち着いたのか震えていた体は止まったようだ...てか、大勢の前でこんなことしているって恥ずかしい。


「カズキさんおめでとうございます!賞金として10000Gをお渡しします!あそこまで魔法を《狙撃者》なのに使いこなすなんて、流石です!!!」


そうヒナミさんが言い放った瞬間に、俺の周りにいた人達が大声で歓声をあげた。サラは何故かドヤ顔でいるのだが...それでも、助けられたので良かっただろう。


「それじゃあ、ありがたく頂きます」


こんなに大金って凄いな。あいつらに貰った金の十倍程あるぞ。一回家に帰ろうか...


「それじゃ、サラ帰るぞ」


こうして俺は大金を手にした後、家に帰った。


「助けてくれて、ありがとうございました。師匠格好良かったです!」


昨日はあんなに卑怯な戦法だ!とか、言っていたのにな...まあ、助けられたしいいか。


「今度からは、しっかり俺の横にいろよ」


「分かりました!!!」


ちょっと心配だが、信じるしかないだろう。襲われた時の対策のために、クエストをするか。


まだ、日は出たばかりなので、昼ご飯までクエストをするか。


「おーいサラ、クエストするぞー」


「わかりましたー」


サラは家の中から駆け足で出てきた。何処から持ってきたのか分からない杖も持っていた。


「この杖はさっき買いましたー。これで魔法の威力強化がつきます!」


なんで《盗賊者》が杖を持っていたと思ったらそういうことか...威力が上がるなら、クエストも捗るな。


この家から徒歩十分程離れた場所に深い森があると言っていたな。たしか地図に印をつけてもらったはずだ...そして俺は二人でクエストに挑むために、森に向かった。

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