表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新興宗教教祖の異世界伝道記  作者: ゆーとぴあ
第三話 教祖は人狼たちに伝道するようです。
31/49

初級職

俺はその後、数日間その家に引き籠ることにした。


この村の現状はまだ何も解決してはいない。


まだ誰の病も治ってはいない。


ただ、HPが一時的に回復しただけだ。


だからこのまま数日経てば、また人狼たちの病状は進行して、また同じような状態に戻っていく。


本当は、そんなことはしたくない。


けれど、残念ながら、こうでもしなければ、人狼たちが俺の言うことを信じてくれることもないだろう。


近現代以降の宗教への入信理由に、病気や人間関係の悩みが多い事と同じだ。


人は、本当に苦しい状態になって初めて、神に祈ろうという心が起こる。


「困った時の神頼み」だ。


自分は何一つ悩みもなく、健康に幸せに暮らしています、という人は、なかなか宗教になんて興味を持たないものなんだ。


だから、ここは心を鬼にして、その状況を再現するしかない。


それが、最終的には人狼たちを救うことになるのだと信じて。


引き籠っている間に、俺はずっとジョブツリーを開いて、その説明文などを読みながら、ジョブについて理解しようとした。


そのお陰で、この世界におけるジョブについて、随分と理解することができた。


それをまとめると、大体以下のような風になる。


この世界におけるジョブは、大きく分けると2つある。


「戦闘職」と「生活職」だ。


戦闘職は、レベルを上げることによってステータスが上がるジョブのこと。


生活職は、レベルを上げることによって生活に役立つ様々な能力が上がるジョブのことだ。


この2つは独立しているので、ジョブツリーは全員2本ずつ持っていることになる。


そして、ジョブにはランクがある。


俺の持っているジョブで分かる範囲で言うと、初級職、下級職、中級職、上級職、超級職まで確認できた。


初級職は誰でも生まれながらに持っていて、戦闘職では「冒険者」、生活職では「村人」となっている。


誰でも持っているので、ステータス上は「ジョブ:なし」と表示されるようだ。


また、「冒険者」は冒険上の経験値によってレベルが上がり、「村人」は生活上の経験値によってレベルが上がる。


レベル上限は100だが、まだほとんど冒険をしていない俺の冒険者レベルは、1のままだ。


冒険者はレベルを上げることで、全てのステータスが少し上がるようだ。


そして、その上がり方は種族によってバラバラらしい。


人間の場合は、1レベル毎に全ステータスが1上がるようだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ