4話 食料はポーチの中に
これから18時に投稿しようと思います。
「やっぱここってダンジョンなんだよな……」
ゴブリン、オーク......
はぁ、地球もファンタジーになったな...ファンタジーと言えば異世界だよなー。異世界って本当にあんのかなー?
魔法とか使えるようになるのかな?
やっぱ魔力とかも必要になるんだよな。
「魔力......ファンタジー......異世界......Σ(・□・;)ステータス!!」
そう言うと目の前に半透明の板、プレートの様なものが現れる。
____________________
名前:佐伯優
No:1
年齢:16
種族:人族
性別:男
レベル:1
熟練度
力:I
耐久:J
器用:I
敏捷:I
魔力:J
魔法属性:氷雷
ユニークスキル:天界の鐘
スキル:なし
偉業:なし
____________________
となっていた。
「数値じゃなくて文字か......多分レベルが上がっ てないってことは敵を倒して熟練度ってやつをあげてくのかな?」
俺は剣を抜いて軽く振り回してみる。
「若干軽くなったし扱いやすくなったかな?」
一通り切ったり突いたりして、感覚を確かめておく。
次は魔法を使ってみることにする。
魔法属性ってのは何かよくわからないが多分俺が使える魔法のことなんだろう。
「ラノベとかだと確か身体の中にあったかい何かがあるからそれを探す。」
俺はその場で目を瞑って深呼吸し、魔力を探す。
探すが、見つからない。
「なくね?暖かさのかけらも無いんだが......」
.............諦めるか。
飯も無いしどうするか......喉が乾く。
しょうがない。ポーチにしまっておいた回復薬っぽいやつ飲むか……
「ポーション美味いのかな?ん?ポーションなくね?」
ポーチに手を突っ込むと頭の中に欄の様な物が出てくる。書いてあるのは食料1年分と水1年分、回復薬3つだった。
「あぁ、ありがてぇ!!」
ポーチがこんな風になっているのはスルーだ。
俺は早速水(瓶詰)を取り出し飲む。
一日3本で365×3で1095本入っていた。
「多分1本2リットルかな?......どんだけ飲ます気でいるの?」
水を少し飲んで明らかに入らないであろうポーチに瓶を押し込み探索を開始する。
「積極的に戦いたいってわけじゃないけど全然居ないな。」
そう言ったおかげか、魔物の足音が聞こえてくる。
ドスン、ドスン、ドスン、と何処からか歩いてくる音がする。
この音はさっき戦ったオークもこんな感じの足音をさせていたから多分オークなんだろう。
今ここは一本道、前の方からオークの足音がする。
「やるしかないか...」
剣を出し両手で構えながらオークが暗闇の先から現れるのを待つ。ドスン、ドスン、だったのが段々と音のタイミングが早くなっていき遂に目で視認できるまで近くにくる。
「ブモォ!!!!!」
手に持った釘棍棒を上に掲げ、一気に俺目掛けて振り下ろす。
俺はそれを後ろでも横に行くでもなく前...オーク、前にに向かって避け、更に剣をオークの腹に斬りつける。
オークはしっかりと赤い血を腹から垂れ流しながらも何度も俺に向かって釘棍棒を叩き付けようしてくる。
「肉を切らせて骨を断つってか?」
思いっきり最初に叩きつけてきた以上の力でオークは上から叩きつけてきたが、俺はそれを避けると
「ブモォ?」
釘棍棒の釘が地面に刺さり抜けなくなっていた。
「あほ?」
俺はその隙を突いて頭に剣を叩き込む。
オークは灰になり、魔石と牙が灰の上に乗っていた。
ステータスの能力値は
1000〜がS
900〜がA
800〜がB
700〜がC
600〜がD
500〜がE
400〜がF
300〜がG
200〜がH
100〜がI
0〜がJ
でレベルが上がるのは偉業を達成した時。
魔法属性はその人間が使えることの出来る属性。
大概1つの属性だが稀に2つの属性を持つものがいる。
ユニークスキルは全人類に与えられたたった1つのスキル。主人公のユニークスキルは読者様方に決めてもらいたい。(決めるのがめんどくさいだけ)
スキルは取得するのは激ムズ。
剣術レベル1とかではない。と思う。まだ考え中。
よければブックマーク登録や「評価!」よろしくお願いします。