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23話 学校到着

 雷の様にって言ったって実際に雷ほどの速さで動けるわけではなく、比喩だ。だが、実際に戦闘機並みの速さは出ていると思う。


 そして、飛びながらなだけだと失速して、地面に墜落してしまうので途中途中で空を蹴る。


 この技は何階層かは忘れたが、可愛らしいうさぎが空気を蹴って移動していたのを見て、「これ、やってみてぇ!」と思って練習して出来たものである。


 最初のうちは全く出来るビジョンは見えてこなかったが、攻略しながら練習していると段々と出来るようになった。

 多分だが、敏捷の熟練度が一定値以上に至っていれば空気を蹴れる......空気を足場に出来るようになるのだろう。


 実際今飛んでいるのも空気を蹴っているのではなく足元に空気を凝縮して、それを足場にして蹴っていると言う表現が正しいと思う。


 それを繰り返して空を飛ぶことようやく4時間、ようやく日本が見えてくる。ちなみに愛知なのでここからあと20分くらい飛び続ければ到着できると思う。


「亜里奈にようやく会える。」


 そう言いながら俺は全速力で走り抜けていく。


 ようやく学校が見えてくる。

 俺が転移した時にいた場所だ。


「3ヶ月かかったけど......ようやく戻ってこれた。」


 今は昼だし、まだ学校がやっているなら授業をしているだろう。


 俺は自分のクラスに向かって歩いていく。



 ダンジョンが出来ても学校はやっている様だ。教室まで歩いていく中でほかのクラスではしっかり授業をやっていた。


「あ...この制服ボロボロなんだけど」


 今来ている制服は着地した時に着替えたがダンジョンの最初あたりは制服を着て戦っていたので、穴が開いたりしていてボロボロになっている。


 まぁ大丈夫か。



 ちなみにリューネは光魔法で見えなくしている。

 たしか光の反射をどうとか言っていたがよくわからなかった。


 教室がもう目の前にある。


 中では数学の桂先生が授業をしている。



(さて、どう入っていくか...

 1つ目は遅刻しましたって言う。

 2つ目は自然に入る。

 3つ目は授業が終わるまで待つ

 4つ目は......ねぇな。


 この中なら3つ目かな?)


 と言うことで俺は授業が終わるまで屋上で待機する事にした。


「リューネ出てきていいぞー」


「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん」


「............」


「ごめんってー、そんなうわぁみたいな顔しないで!」


 てかなんでこいつこのネタ知ってんだ?


 時計を見てみるとあと10分くらいで飯の時間になる。その時に入ればいいか......




  〜10分経過〜


「よし、チャイム鳴ったなー。リューネはここにいるか?多分誰も来ないと思うけど。」


「じゃあ待ってるわ。」


 その返事を聞いて俺は屋上の扉を開け教室へ向かう。


 放課になったせいか生徒がたくさん歩いている。


 その中を俺は縫ってあるき教室に到着する。


 そのまま自然に教室に入る。



「佐伯じゃねぇか!!」

「え!?佐伯君!?」

「だれか亜里奈呼んできて!」


 とクラスの人がざわざわしだす。


「優、お帰り」


「まさ、ただいま。」


 まさは何も変わっていない。まぁ3ヶ月で変わったら可笑しいけどな。


 ドタドタドタと廊下を誰かが走ってくる音がする。


「ゆーくんが帰ってきたって本当!?」


「うん、亜里奈ただいま。」


 俺は亜里奈に向かってそう言うと亜里奈は俺に抱きついてくる。


「ゆーくん、ゆーくん。すぅー......女の匂いがする。」






 え?

もう少しでpvが3万......見てくださってありがとうございます!!!


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