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22話 ダンジョン脱出

 俺は今157階層......どうやらここが最下層のようだ。


 目の前にはダンジョンマスターらしき何かがいる。


 真っ白な何もない空間...そこにポツンと椅子が置いてあり、そこにダンジョンマスターは座っていた。


「おめでとう。このダンジョンは制覇された。」


 そうダンジョンマスターは言う。


 ダンジョンマスターの顔はよくわからない。顔はあるが認識が阻害されているようだ。

 あいも変わらずこう言う意識阻害系の魔法は俺には聞きやすいようだ。


「実に何年ぶりだろう。10年前、このダンジョンに入ったのがそこのエルフ。それから外だと10000年も経過して、ランダムでこのダンジョンに召喚された君がここまで来た。」


 3ヶ月......ここまで来るのに3ヶ月もかかった。いや3ヶ月しか掛からなかった。俺たちはとても早い速度で攻略していたから......


「このダンジョンはここに残り続けるだろう。魔物も勝手に発生するが、一定量になれば発生しなくなり魔物は外に出なくなる。

 ではさらばだ。」


 そうダンジョンマスターが言った途端足元に輝く魔法陣が現れる。


 俺はそれを抵抗しずに受け入れる。


 次に視界に入ったのは湖に浮かぶ孤島。その湖は山に囲まれ、山にはどのくらいの種類があるかもわからない大量の色とりどりの花が咲き誇っていた。



「ようやく、帰ってこれた...」


  ここが地球上のどこかはわからないが確実に人間の手が入っていないのはわかる。秘境だろう。


「ここが1万年後の地球......」


 リューネは周りを見てそう呟く。




 ダンジョンの10階層から157階層までは様々な環境、魔物が入り乱れており、中にはドラゴンや龍、麒麟、フェニックス、そして、環境は火山や砂漠、雪原、階層全体が海だったり、様々な階層があった。



「ステータスもだいぶ高くなった。」


 ____________________

 名前:佐伯優

 No:1

 年齢:17

 種族:人族

 性別:男

 レベル:5(レベルアップ可能)


 熟練度

 力:A

 耐久:C

 器用:B

 敏捷:A

 魔力:A


 魔法属性:氷雷


 ユニークスキル:天界の鐘(ヘブンズ・ベル)


 スキル:守護(トゥテラリィ)覚醒(デスペルタル)


 偉業:英雄への一歩

  大軍無双

  天界の使徒

  **殺し

  ダンジョン攻略

 ____________________



 ステータスを見て思う。


 3ヶ月でレベル5はやばい。成長が早すぎる。まぁ、確かに?日常的に魔物を狩り続けて、常に自分より強い魔物に囲まれながら3ヶ月も生活してたら強くはなるけど......まさかここまでとは。


 てかもうレベル6になれるし......まだしないけど。



「私もだいぶやばくなってたわ。」


「まぁ、そらそうだろ。」


 俺とほぼ同じくらい狩ってたしな。


「そろそろ日本に戻るか......」


 俺は身体に雷を纏う。バチバチと静電気とは比べものにならない電気を纏い雷と化す。


 リューネも俺と同じように雷を纏う。


「じゃあ行くぞー」


 俺は足に力を思いっきり貯め、一気に放出して、雷のように空を駆けていった。


10階から157階層まで端折りましたが、自分的に同じことばっかになりそうだと思ったのでもうダンジョン出ました。


ここからは日本とかでやってきます。


一応次から2章になるのかな?



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