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17話 ポーションはエナジードリンクみたいな味がします。

 このダンジョンに入って多分5日目、と言っても寝た回数が4回だから5日目って言っているだけだからもしかしたら多いかもしれないし少ないかもしれない。


「う…ゔん」


 何故か起きるときに喉に引っかかりみたいなのがあって毎回変な声が出る。


 それを見たリューネは急に「なに?どうしたの?」見たいな目を向けてくる。


 そういえば気になったことをリューネに聞いてみる。


「なぁ、このダンジョンって何階層まであるんだ?」


「さぁ?私はこのダンジョンに勝手に住み着いてるだけだし、住むだけなら6.7階層で間に合ったからわからないわ。」


 と言うことはこのダンジョンは10階層で終わるかも知れないし、50、100階層まであるかもしれないってことか......


「だけどこのダンジョンって私が勝手に数えてただけだけど1年くらいに1回とても振動する時があるの。もし、その振動が階層を作った時の振動だったら10階層は確実に超えてるわ。」


 と言うことはかなり中途半端な階数になってるのかもしれないって事か。


「まぁ、どうせ行かないと行けないんだ。早く攻略しようぜ、」


「ええ、もう9階層へ降りる階段も見えてるしね?」


 リューネの視線の先には砂浜にぽっかりと空いた穴があり、そのから下に繋がっていた。


 階段を降りて9階層に降りる。

 9階層の景色は海でも山でも森でもない見たことのある景色だった。


「......また洞窟かー」


「たしか1から5階層も洞窟だったわよね?」


 そう、この9階層は1から5階層の洞窟によく似ている。似ているどころか4階層と全く同じだ。

 壁に魔水晶が埋まっている。


「4階層ってゴーストだっけ?」


「そうだね。でも2人とも魔法使えるから簡単じゃない?」


 そう言って俺たちは話しながら10階層に向かう階段を探す。


 ゴーストとは出会った瞬間に魔法を叩き込み消滅させる。


 ただ、前回同様に壁をすり抜けてくるのが心臓に悪い。

 今回のゴーストは4階層に比べて魔法の威力が上がっているようだ。


 だが、そんなの関係なしにゴーストが魔法を打ってくる前に魔法を打つ。


「あぁー、ちょっとやばいかも。」


「きれそう?」


「うん。」


 魔力が減りすぎて思考がおぼつかなくなってくる。

 魔力が上がったおかげか魔力が無くなりそうになっても気絶ではなく思考低下になるようだ。


「はい、これ飲んでー」


 とリューネさんに渡されたものを素直に飲む。


 するとみるみる身体の中に何かが入り込んでくる。思考も元に戻ってくる。


「それ、すごいですね。魔力回復出来るポーションですか……」


 飲んだ感想としてはまんまエナジードリンクだ。


 最初に手に入れたポーションもエナジードリンク見たいな味がしたが、あれはレッドブル見たいな味がしたが、これはモンスターみたいな味がする。

 俺はエナジードリンク系の味は好きなのでいいが、エナジードリンクが飲めない人はやばいだろうな。


「私が作れるポーションの1つだよ。」


 そう言ってリューネさんはリュックの中からいろいろな色のポーションを取り出した。


もう少しでブックマーク100いけるー


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