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10話 中級者向けセット。

明日投稿出来るか分からないです。

就活の職場見学に行くためです。

「ふぅーー……勝った…よく勝てたな。」


 ミノタウロスはほぼステータスから見ると完全的に俺の上位互換。


 そんなミノタウロスにギリギリでも勝てたのは得物があったお陰と魔法の存在だろう。


 剣身は砕け散ってしまったが柄は残っている。


 残った柄をポーチにしまい、俺はミノタウロスの灰を見る。


 そこには今までなかったような大きさの魔石と堂々と存在感を醸し出している捻れた角が落ちていた。


 俺は使い道のわからない魔石をポーチにしまい、ミノタウロスの頭に生えていた捻れた角をまじまじと見る。


「これ某ダンジョンに出会いを求める系のアニメの主人公は短剣に加工してたけどこれ捻れてるし……観賞用か?」


 使い道がわからないので魔石と同じようにポーチにしまう。このまま死蔵しそうだ。


「あとは向こうの扉の前にいつのまにか出来てる宝箱か……」


 さっきミノタウロスに勝った瞬間、宝箱が出現していたのが見えたが触れないようにしていたのだ。


「でるなら剣がいいな。折れちゃったし」


 折れた剣の先はそのまま折れたのではなく砕けていたので剣身はもうどこにもない。


 宝箱に近づき、開けようと手を伸ばす。


 宝箱がミミックではなく普通の宝箱で開けてみると。


 中には中級者向けセットが詰め込まれている。


 中級者向けセットの中身

 ・刃渡り90センチほどの前回より豪華になって素人目で見てもわかるいい剣になっている。

 ・魔道書

 ・レティスの義眼


 この3つが入っていた。


「剣が出てくれたことは嬉しいが、魔道書とレティスの義眼は……反応し辛いな。」


 剣はいつもの定位置に持っていき、俺は魔道書を手に取り開いてみる。


 中に書いてあったのは異世界定番の謎の文字でも魔法陣が描かれているでもなく、真っ白ってわけでもない。


 それは()()()で構成されていて、中身の文は俺がよく知っている小説だった。

「これ、ダン○ちじゃねーか……」


 丁度このダンジョンに入ってしまった時は新刊が出たばかりで途中読みになっていたので読めていなかったが、その途中からの内容になっている。


「なんで…?もしかして!SA○が読みたい!」


 思いついたことを言って本を開いてみると中の内容はS○Oの内容になっていた。


「魔道書って魔法が使えるんじゃなくて本の中身の内容が変わるのかよ!」


 地味に便利だな。本好きからしたら絶対手放せない一品だな。


「次はレティスの義眼?って事はまぁ読んだ通り義眼か?」


 俺は今のところ目を失う予定は無いしこれも閉まっておく。


「てか義眼って中級者向けセットか?」


 まだ5階層だが、中級者向けセットがある。


 実際このダンジョンは小さいのかもな。

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