異変の始まり
2人はガラムシティに到着
ハカセは連なる工業施設を眺めながら
興奮気味の状態だ
「ちょっとちょっと!キュウ!
あの工場見てよ〜!うわぁ〜!この工場は…」
機械好きなハカセにとってこの街は
楽園のような所なのだろう…
「にゃ…ハカセ…
何言ってるのかサッパリ分からんにゃ…」
「キュウだって、カレーのスパイスの事になると
何言ってるのか全然分かんなくなるじゃん!!」
「にゃぐっ…」
価値観は人それぞれ、
自分の好きなものに熱中できる。
それは素敵な事なんだと、改めて
考えさせられたキュウだった
「ハァ一…良い街だね〜」
「ハカセ、やっと落ち着いたにゃ!」
「オイラはずっと落ち着いてたさ〜」
「そゆことにしとくにゃ…
で、どこに行くのにゃ?」
ガラムシティの地図を見ながら
2人が話し合っていると、
どこからか騒がしい声が聞こえてきた。
「おいっ!この機械、調子が悪くなったぞ」
「えぇええ!?そんなはずは…」
「この電子ポット、お湯が沸かせないわ〜!」
「この機械はちゃんと動くぞ?」
「うむむ…
熱を発する機械の調子がおかしいのか?」
どうやら街の人達が使っている機械の調子が
突然悪くなり、工場に問い合わせが
殺到しているらしい。
「キュウ、聞いた!?
熱を発する機械の調子がおかしいって…」
「にゃあ、熱を発する…あっ!」
2人は声を会わせて言った
「おばさんのクッキングヒーター!!」
「にゃ…?でもどうして
沢山の機械が一斉に??」
「う〜ん、それはオイラにも分からない」
その時、1人の男が慌ててやってきて
こう叫んだ
「大変だー!!
ペペローネの歯車のお守りがぁああああ!!」
ペペローネシティで何かが起きたらしい
「ハカセ〜、歯車のお守りって何にゃ?」
「ここ、ハグル・ムンドの5大都市には
それぞれ歯車のお守りと呼ばれる
パワーストーンがあると言われているんだ。
その5つの石がハグル・ムンドのバランスを
保っていると言われてるんだよ」
「にゃ〜、知らなかったにゃ
で、そのお守りに何かあったのかにゃ?」
「オイラ達も、ペペローネに戻ってみよう」




