やっぱり通常運転なマミィです
紅蓮の母親麗春さんの生い立ちをちょこっと。
皆様お読みいただき感謝しますm(__)m
どうなっているの!?力が半分も使えない!?
朱李を閉じ込めた水晶を盾にされるが、ただ捕まるわけがない。だが、何故か妖力が何かに封じられている違和感を感じた。まさか、この女ったらしにこれ程の芸当出来ない筈。誰の仕業かしら。
「コイツがどうなっても良いのか?」
気色悪いニヤケ顔で朱李が封じ込められた水晶をこれ見よがしとチラつかせ私を脅す。
「お前がどうしても後宮に入るならコレを砕かないでやる……どうする?」
まさか、朱李が、チートなら私より上の朱李が意図も簡単に封じられるなんて。それにさっきから力が出せない! 力が出せるならこんな馬鹿、朱李曰くKY殿下何かぶっ飛ばすのに。
「(今は我慢……我慢よ私!!)」
ニヤケ顔を直さないKY殿下は黙っている私の手を掴みグイグイ引っ張って歩き出す。何勝手に手を掴んでるのよ気持ち悪い!
「(しおらしいな)」
「(気安く触んじゃねーわよ!)」
ホントにコイツいつか絞める。絶対絞める!!
そして、私は後宮に入ることになった。
しかも、名で縛られ身動き取れなくされて。でも、こんなおバカさんに私を縛る事なんて出来ないのには気がついてなかったみたいね。何処までも詰めが甘い。それに、麗春は本来の私の名前じゃないから。
お養父さんには悪いことをしたわ。その8年間私の事で苦労させてしまったから……
「そしてあなたが生まれのよ。コウちゃん。」
何て言うか……予想通りのお馬鹿なKY陛下だったね。てか、その時から母さんの怒りを買っていたのか……8年間も良く我慢してたね母さん。
チョコチョコウサ晴らしもしてたけど、バレない程度に。
「で、私の部屋に入ろうとして私の眷属達に返り討ちにあってたのよ。」
馬鹿である。KY陛下は真の馬鹿である。父さんが封印されている水晶を盾に取られても母さんが全てに従うことは無い。8年間親子として接してきた私には何となく分かる。絶対母さんは従わない。水晶を壊すと言えば「ならテメェの命も無い」とか本気で言いそう。てか、絶対言う。
「あ、だからKY陛下は私が産まれてから来ないのか。」
「えぇ。「来たらテメェの命は無い」って言ったら来なくなったわ♪」
流石である。
「流石私の母親。出来ればもう少しトラウマに成る程痛め付けてれば良かったのに……」
「さらっと怖いこと言うなよお前……」
だって、そうしとけば毒で苦しまなくても良かったもん。あ、あの件はまだ完全に許してないよ。
「まぁ、今アイツ不能だから清々してるけどな。」
嫁さんの言っていることも大概である。
「そうね♪ざまぁ~よね♪」
「(こ、怖い。私はこんな人達を敵に回してたの?)」
さっきよりも一層青ざめた舞子と目が合うが…直ぐに逸らされる。あ、もしかしてさっきの事がトラウマになってる?
「それで私は後宮で朱李奪還の機会を伺っていたのよ。コウちゃんは手のかからない子だったから助かったわ。」
昔を懐かしむ母さんは遠い目で窓の外を見つめた。私が生まれてもう8年も経ったんだ。早いもんだね……私的には異世界旅行も含めるとエライ年月が経ったように感じる。
「あなたが生まれてすぐの頃……似非神…もとい、灰老神が私に接触してきたの……
疲れたのかグッスリ眠ったコウちゃんを腕に抱き、ぷにぷにのほっぺたを触っていると、不意に何処かから視線を感じたの。
最初は「また側室共が刺客でも差し向けてきたか?」と思ったんだけどね……不自然に周りの音が消えたの。それに周りの色も無くなって白黒になっていて……まるで私だけが時間が動いているようだった。あ、コウちゃんもちゃんと動いてたわよ?
「な、何?」
『すまんの~。ちょいと知り合いの上位神に時を止めてもらったのじゃ。お主に話があってな……』
私は幽霊を見たと思ったのよ。だって、天井からすり抜けてゆっくり降りてきたのよ。しかも、始終浮かんだままで。
完全に不審者確定よね?
「オッホン!……ワシ、お主の考えてることが分かるからの?ワシは断じて不審者ではない。ちぃとばかし厄介事を持ってきたんじゃ…」
私は……枕をぶん投げた。不審者に。
「ブァフゥッ!!」
綺麗に不審者の顔面にヒット。舐めんじゃないわよ。こっちは10歳頃からチンピラと渡り合ってきたのよ。こんな不審者に遅れはとらない。外見が老人だったから枕で済んだけど……そうじゃなかったらトラウマ植え付けてたわよ!
「すまん……じゃからもう投げんでくれんか?」
情けない顔で言うもんだから仕方なくやめたの。今思えばもっと投げとけばよかったわ。
「―――――――と、言うことなんじゃ。」
「じゃあ、私や朱李を転生させたのは貴方なの?」
「う、うむ。」
「しかも、この子…紅蓮は同じ転生者で、ゲームで紅蓮を演じたベルさんなのね?」
「そ、そうじゃ…」
灰老神と名乗った神の胸ぐらを掴んで問い詰める。青い顔でポツリポツリと話す灰老神は驚愕の真実を話した。ベルさんが亡くなった…?なら……もしかして……ジンさんも?
「その賭けの相手は……ベルさんを殺したの……?」
「間接的にな……。ワシはそんなことしとらんよ。死んでしまったお主らを人格をそのままの転生させたのじゃ……賭けをしとる時点で同じじゃがの…」
どこか自傷気味に話すのは構わないけど(ちょっと罪悪感があったけど)、私はベルさんが紅蓮に転生しているなら、藍苺は………
「まさかじゃよ。あやつめ、似た魂が見つからないからと地球の魂を無断で死なせ、この世界に転生させよった! 下手すれば人格破綻になったかもしれんぞ。」
そして、ジンさんが藍苺に転生したのを知った。
「そんなことがね……」ポリポリ…
「(麗春さんの前世って誰だ?まだ記憶が万全じゃないのか……)」モグモグ……
「えぇ。それにあなた達の亡くなり方は惨いから……記憶を封じたらしいの。でもそれが外れ掛かってるって言ってたわ。コウちゃんに限っては完全に解けてるしね。」
「うん。目が覚めたら解けてた。(ホントは旅の途中で何だけど…)」
この事はもう少し黙ってよう。何となく……ね。
「それで、コウちゃんがある程度大きくなって一人にしても大丈夫かなって思える年齢になってから後宮を抜け出して色々暗躍してたって訳。動けない時期は眷属の皆に食料品とか持って来てもらってたのよ。」
「え?後宮で出るでしょ?」
「舞ちゃん、女の戦場で出される料理何て毒その物の様な物よ?食べるのは自殺行為。特に渡りの無い側室なのに陛下に気に入られているならね。」
「そうそう。毒を盛る何て日常茶飯事、酷いときは連日刺客のフルコースだよ。特に昼も夜も関係なく来るからね……人気ながない場所だから尚更……」
「凄まじい生活だな。自分がどれ程恵まれてるのか分かるよ。」
「そ、そんなに?……知らなかった。そりゃ、私だって…その。虐めはあるだろうなって思ってた。けど、やっぱりここは私の居た世界じゃないんだね。」
舞子は今頃自覚したようだ。あの様なぬるま湯に浸かってるような場所に居たらそりゃ分からないだろうね。皆守ってたから。
「あのさ」
「は、はい!」
私に話しかけられビックリしながら返事をする。まるで居眠りを指摘されて驚いた様に見えて笑えた。
「ずっと謎だったんだけど……」
「……はい。」
「あのKY陛下のどこがいいの?」
舞子以外の全員がコケた。おい、大事なことだろ?え?違う?……(;・ω・)
「ど、どこって……何処だろ?」
今度は私を含めコケた。コントでもしてるのか?私達は。
「好きじゃないのに側室自らなったの?」
「物好きだな」
「当時の事はあまり覚えてないのよね……何であんな女たらし選んだんだろ……?」
「この話題あまり面白くないから次行きましょ、次。」
「麗春さん……(面白くないって……変わってないなぁ)」
実際にKY陛下の話題など面白くないって。母さんの言ってることも分かるよ。
麗春はKY殿下に「死の宣言」!
KY殿下は「死の宣言」が掛かった!カウント9
麗春はKY殿下に「脅す」!
KY殿下に麗春の「脅す」! 効果は抜群だ!
KY殿下は「脅す」で怯えて動けない。カウント8
刺客からの妨害、ポチが10のダメージ。あまり効果はないようだ。
麗春の怒りのボルテージが上がった!
紅蓮の怒りのボルテージも上がった!
麗春は「怒りの一言」!麗春の怒りのボルテージが上がった!
援護攻撃!紅蓮の「あなたは誰ですか?」!
豆腐メンタルのKY陛下に1000の大ダメージ!!
KY陛下は落ち込んで反撃できない。
麗春は「我慢」! 怒りと闘志が上がった!
紅蓮は「我慢」! 怒りと闘志が上がった!
ポチは尻尾を振った。紅蓮の心が癒された!
KY陛下は紅蓮に「邪魔物は要らぬ」!死の宣言カウント7
紅蓮に死の宣言カウント5
皆の怒りのボルテージが上がった!(笑)
麗春は「万能薬」を使った。紅蓮の死のカウントが消えた。
麗春の怒りは臨界点になった!麗春は「返してもらうわよ!」を発動!KY陛下に精神的に5000の大ダメージ!!
援護攻撃!コンボ発動!紅蓮と藍苺の「この人加虐趣味?」!!効果は抜群だ!
麗春の「堪忍袋の緒が切れた!」発動! KY陛下の死の宣言がカウント1になった!
援護、紅蓮の「違う方法」!事態は悪化した!
麗春は「怪しい薬(危険)」!
KY陛下は「怪しい薬(危険)」を飲んだ。不能になった。効果は抜群だ!
KY陛下は100000の大ダメージ……ライフはゼロになった。目の前が真っ暗になった。
大体こんな感じ。だと思います。m(__)m




