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婚約者通り越して、結婚フラグに進化した!? その1

 タイトル通り分割します。



 ヘローエブリワン。私、紅蓮コウレンです。ただ今、お茶菓子を取りに行ってしまったマミィに、お見合いによくある「後は若いもの同士で…」の状況にされて、隣国の末姫様と二人っきり状態。非常に気まずい…。


 ここは、身体的に男、立場的にもてなす側の私が話をフッた方が良いのだか…。


「…………」


「…………」


 無理。共通の話題も無いのにどう会話を成立させれば良いのか分からん。


 でもなぁ、このままだとこの子と結婚しないといけなくなるし…。


 ん? 有るじゃん、共通話題!



「私は、この国、「の国」の現王が6子、第5王子、紅蓮コウレンと申します。「白の国」より遠路はるばるお越し下さりました。旅の疲れもあるでしょう、こんな狭い部屋では寛げはしないでしょうが、どうぞごゆるりと。」


 これでいいんだったかな?もてなす側なんて初めてだからよく分からん。

でも「自己紹介されたら自分もするのが礼儀」を叩き込まれているはず。王族なんだし。これでひとまず話を始められる。


「…ご丁寧にありがとうございす。

お、…私は白の国より参りました。現王が3子、二の姫、藍苺ランメイと申します。」


 一応婚約者(仮)の末姫の名前が判明した。藍苺ランメイと言うそうだ。その後藍苺ランメイ姫は「えっと、……」と俯いて黙ってしまった。内気なのか?


 こうなったら、猫被りなんかやめて本題を言ってしまおう。国の威信なんか知ったことか! もう知らん。私は気が短いんだから!!


「二の姫、率直に言います。国に帰ってください。私は誰とも結婚する気はありません。」


 この子には悪いけど、中身女なんですよ私。例え男でも精神年齢27……片や、推定7歳前後……ロリコンじゃないんだから無いよ~。


「それは…、でも、」


「私ではなく、兄上達が適任ですよ。私は、なんの地位も力もありません。貴女を守る力も無いのです。」


 付け入る隙は与えない。これは事実でもあるんだし。末姫様のご期待には答えられない。


「なら、…どうしたら?…もう帰る所も無いのに…俺はどうしたらいいんだ

よっ……うぅぅ………」


 泣いても同情なんてしない………?

????


 今、俺はって言ってなかった?

言ったよね?言ったよね!! 誰に聞いているか分かんないけど、今、俺って言ったよね、末姫様。


「末姫様!」


「は、は、はいっ!!」


「今、俺って言ったよね?言ったよね!!」


「うぁ、あ、はい!!Σ(゜Д゜)」


 末姫様の肩を掴んでぐらぐら揺らす。現在男の私が女性にする事じゃないけど、無視できない言葉を聞いた為に、私も混乱していた。


「一体何故ですか!」


 まさか、まさかね…


「そ、それは、、前世で男だったからです~!!」


 ナカ~マ♪ 仲間ゲットざぜ♪

かなりふらついている末姫様には悪いことしたけど、等々…仲間がいたよ~!!


「末姫様! 帰らなくても結構です!!」


 むしろ帰さないよ、フフフフッ…


 マミィやポチが居るけれど、やっぱり同じ境遇の仲間が居ると、安心感とかあるでしょ?


「末姫様、ご出身はどちらですか?勿論前世ですよ。」


「に、日本です…」


 口を押さえて吐き気を堪えている末姫様には、ホント申し訳ないけど、どこ出身か聞かないと、実は全然違う世界出身でした…なんてぬか喜びしたくわないでしょ。


 もう、充分喜んでるけどね♪



 それにしてもこの子、とってもからかい甲斐があるね…。何だろう、ちょっと、…………楽しいかも……フフフッ





 ここまで読んでくださった方々ありがとうございます。


続きは、もうひとつの小説とどちらにしようか迷っています。


 一応、あちらがメインなので、こっちは速度が落ちると思いますが、長い目で見ていただけると嬉しい限りです。

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