表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/108

最強フラグなんか無くても母は最強ですねわかります

 またまたタイトル意味不明…。


お読みくださった方、お気に入りに登録してくれた方ありがとうございます。




「…………(汗)」


「…………(笑)」


 どうも、マミィが帰ってきて辺りの空気が氷点下の中、無言でお送りします。一応主人公の紅蓮コウレンです。


 あの後ね、マミィがそれはもうスゴい勢いと剣幕で飛んで帰ってきたのですよ。比喩じゃなくてホントに飛んできた。一瞬ロケランでも飛んで来たのかと……。そうだよねマミィに翼が有るから私にも有るとか言ってたもんね。忘れてたよ。


 うん。それで、マミィが久々にキレております。


「ニッコリ…(黒笑)」


「!!!!(蒼白)」


 正座しながらマミィの黒い笑みで蒼白になっているのは私じゃないよ。勿論、ランでもない。

 ほら、あの気絶させた自意識過剰の術師ですよ。


 術封じの牢屋から出し、マミィはとても高度な術封じを術師に掛け尋問しております。術師の顔は血の気が引いて真っ青。牢屋から出そうとした時にまた喚いたもんだからマミィがキレちゃって…。


 今のこの状況を見ると少しの罪悪感と同情が出てくる。少しやり過ぎでは無いですかマミィ…。

 いつもの帰宅時間は夕暮れ時なのだが、どうやら八咫烏ヤタガラスが緊急事態と思いマミィに連絡したようで、急いで帰ってきた。八咫烏よ、連絡手段があるならもっと早くに……無理かマミィ主上主義だもんね~。私を信用してないから教えないだろうな。


 それにしても…。本心は見てて楽しいよ。何だろ…転生してから性格が歪んだ気がする。それにこの頃、攻撃的な性格になってきた気がする。


紅蓮コウレン…説明を。」


「(おっと、話が脱線してた)御母様、どこからですか?」


「コウちゃん、ソコはマミィが良いわ。響きが可愛いから。勿論最初から全部よ♪」


「(こころの中ではいつもマミィと呼んでますけど…)えっと……短くまとめると、嫁さんと子妖怪達とほのぼの→変態ロリコンの気配察知→近くでポチ回収→嫁さんとポチをシェンターに閉じ込める→変態ロリコン中年王族を種まきしたばかりの畑で発見→変態ロリコンが嫁さんに対する下ネタ発言を連発私イライラ→嫁さん奪還発言→私イライラ→遭遇→何故か褒美に妾にする発言→嫁さんの貞操の危機!→イラついてホラー満載な洋館に案内→どじ込めザマァ(笑)。」


「そんなんで解るか…」


「なるほど。ランちゃんと自分の貞操の危機を感じで野放しにするのは危険だから私とコウちゃん以外脱出不可の洋館に閉じ込めたのね。それで、この術師さんの事は?」


「解るんかよ!?」


 珍しく嫁さんがツッコミをいれたよ。自分で説明しといて何だけど、よく分かったね。流石はマミィ侮れない……。


「その人は…ロリコンを閉じ込める前に術師見捨てた発言→飯が不味くなるので一応捜索→特殊部隊ヤタガラス招集→術師発見→様子見で隊員捕縛される→隊員を捕縛した術師、ココの親玉マミィ討伐発言→隊員ブーイングの嵐→術師キレれて隊員に攻撃するため詠唱→ヤバいと思い捕縛専用の術で中断させる→術師妖怪に対して批判的な発言を喚く→ココは私有地だから不法侵入と勧告→手紙の配達があるとかほざく→イラついて気絶させて牢屋にブチ込んだ。以上!」


「レン…お前あの短時間でそんな事があったのか……。大変だったな。それに何をそんなにイライラしてるんだよ。」


 同情されてるのはなぜ? イライラ?ハハハハッ…何でだろうね。


「そうなの…。だそうだけど?一体どういう事なの私の子供に対していい度胸じゃないの。随分と偉くなったのね~。ねぇミン?」


「!!!!!」


 あ、なんか今の驚き方面白いな。ギクーッ!!って、感じのリアクション。顔なんて青ざめるを通り越して白くなってるよ。


「どうなのミン…自分の使命も忘れて名誉でもほしかったの? まさか白の国でも名高い術師がよもや欲に駆られて現王の盟友を討とうとしたなんて……無いわよね。余計なオマケまで連れてきて。危なく息子夫妻の貞操の危機だったわ。」


 うん。マミィ…私と似たようなこと言ってるね。それよりも、現王の盟友って……初耳なんですけどぉ!


「嫁さん嫁さん。そちらさんの王様って私の母親と盟友何て私初耳なんですけど…」

「俺も初耳なんだけど。え?知り合いだったのか?」


「二人とも、その話は後でね。さぁミン、説明しなさい。それと、手紙を預かっている筈よ。渡しなさい。」


「あ、あの……そちらの子供に対して批判的な事は言いました。けれども貴方の御子息様には会っていません。」


 ………………やっぱり男には見えませんかそうですか節穴め…。


「私は手紙を渡しなさいと言ったのよ。それと、説明もしなさいと言わなかった?後、この子は正真正銘私の子供の紅蓮よ。」


 KY陛下にキレたら時とはまた違ったキレ方だね。なんかKY陛下の時は火山の噴火みたいな怒り方。けど、今回のキレ方はもっと静かで冷たい……背筋が凍える様な感じ。私はこっちの方が恐い。


「それにしても、貴女の妖怪嫌いは健在なのね…むしろ前よりも悪化したわね。この子が貴女に何かしたかしら?」


僭越せんえつながら、ご子息様に捕縛の術を掛けられ身動き出来ず…」


「あら、大事な所が抜けてるわよ。貴女は無断で私の土地に入って来たでしょ。それに私の眷属を攻撃しようとしたんでしょ? 正当防衛よ、それ。」


「よ、妖怪の形をしていましたので…敵かと思い…。」


「ハッキリ言いなさい。それと、その妖怪は全て敵って考えてを変えたら? 始めは無理でしょうけど、このままだと仕事に差し支えるわよ。何より、自分の仕える君主の信用を落とす行為はクビでは済まないのよ。」


 だろうね。いくら部下の不手際でも、責任は上司にあるとみなされる。この術師が実際あの攻撃術を発動させて最悪ヤタガラスの隊員が死んでまっていたら、術師にその直属の上司はクビが飛ぶだけでは済まないだろうね。何せこの土地はこの国で定められた正式な手順でマミィが購入したのだから。


 でもね、実は抜け道があるんだよ。それは「侵入しても気付かれなければ良い」何て簡単な、けれど難しい事何です。


 ココは特にね。後宮に居たときのあのトラップの数々から解るよね。ココも同じく難攻不落何ですよ。




「コウちゃん悪いんだけど、夕食の支度お願いね。私はもう少し詳しく聞きたいから♪」


 もっと尋問するんですね、分かりました。


「ほどほどにね。」


「分かってるわよ。ランちゃんもコウちゃんを手伝ってあげてね。」


「う?うん。(拷問でもするのか…)」

「嫁さん、あんまりクビ突っ込まない方が良いよ。」

「キャン…クゥ~」


「さあさあ~二人とも部屋から出ていってね~」


 そんな風に見た目は子供、頭脳は大人なバーローよろしく部屋から摘まみ出されました。


「投げられはしなかったけど。」


「独り言が口に出てるぞ…」


「あれま、ついうっかり…。」


 そういえば、私らも見た目子供で頭脳も…


「大人で良いんだよね?」


「なんの事か分かんないけど、良いんじゃないか~。」


 うん。分かった事がある。私達に今必要なのはツッコミ要員だね。ボケても面白くない。


「(……あれ? 私ってこんな性格だったか?)」


 この頃前世と今の私で性格にズレがあると思う。

前世の私はもう少し真面目でノリも良くなかった気がする。これは良い傾向なのか、はたまた…


「(この体の元々の性格になってきた?)」


 だとしたら私は……いつかは消えてしまうのか?


「………どうした?」


「え? あ、なんか遥か彼方の世界にトリップしてたよ精神だけ。」


「ふぅん。なんかしみったれた顔してた。」


「そんな顔してた? あ、それよりも晩御飯の支度しないと! 急げ~」


 私そんなにしみったれた顔してた? 危ない危ない。嫁さんは勘が良いから気付かれるところだった。





「なあポチ。レンのやつ何か隠してるよな?」


「キャン!」


「…いつも何にも相談してくれないからな。俺ってそんなに頼りないかな?」


「クゥ~。」


「(男だったのに…俺ってこんなに女々しかったか?……あれ?…俺ってどんな感じだったっけ……?)」





       **********





「…………………」


 さっきまでとどこか違った様子のランを観察しながら料理中。でもね、包丁は使ってないから大丈夫ですよ。それよりも今は嫁さんのあの様子……悩み事かな。


「(悩んでも他人に相談しない私が言えた義理じゃないけど、心配だなぁ。)」


 手は動かしているけど、どこか気もそぞろで、今までこんなに悩んでいる姿は見たことがなかった。

きっといつも悩んではいたけど、人前では見せていなかったんだと思う。ランはとても用心深いから。


「(それでも、今はそんな姿も見せてくれるのだから少しは信用してくれているのかな…)」


 それなら嬉しいかぎりなんどけど。


 だけど、このままだと怪我をするので休んでいるように言おう。血は見たくないし。


「嫁さん疲れているなら休んでても良いよ。後これだけだし。」


「………」


「嫁さん? ……ラン?」


 呼び掛けても返事がない。どうした。まさか具合悪いのかな?


「えっ!?」


「どうしたの…具合悪いの?」


「いや、悪くないけど。ゴメンボーとしてた。」


「そう? ならもうすぐ出来るからもう休んでても良いよ。」


「別に疲れてない。」


 どうやら打ち明ける気は無いらしい。プライドからか、元々の性格か、私と同じで人に悩みを言わないタイプだ。自分と同じタイプだから悩んでどうなるか分かる。悩み続けると底無し沼に嵌まるタイプだ。


「そお?」


 ココはまだ聞かない方が良いね。無理に聞くと絶対言わないだろうしね。


 それにまだそこまで信頼が有るわけでもない。だってまだ数ヶ月の付き合いなんだから。いくら夫婦、それも偽装結婚なんだし直ぐに信頼なんて生まれないよ。


「(恋愛は出来ないけど、信頼関係は築きたいな…)」


 ランが他に好きな人が出来たらきっと私は…どうするんだろ?



 またあまり進展なし。


どうも雲猫’です。次回急展開?アイツがまた登場か……ランちゃんピンチ?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ