サヨウナラ……え?まだ帰らない?
注意!!
極度の虫嫌い、または足の無い生き物が苦手な方は(ミミズ等)戻ってください。気分を悪くする恐れがあります。
また、想像力豊かな方は食べ物を食べる、食べたすぐ後、今からすぐ食べる等……お控えなさることをおすすめします。
ちょっと、私も気持ち悪くなったので注意しました。(・・;)
何とか朝食を食べ終え、只今嫁さんの膝の上からお送りします。もう獣状態の時はこの位置が定位置になりつつあります。ま、他に邪魔されず嫁さんとイチャイチャ……ゲフン…ゲフン……誰にでもちょっかいを出されずに居れるのでもう諦めている。
『キュ…(あ、耳の後ろが……痒い…)』
「(可愛い……)」
私が痒いと鳴くと掻いてくれる辺り私達は以心伝心なのかもしれない。あ、もうちょい右ね。
こうしていると嫁さんが癒させれているらしい。うん、分かるよその気持ち。猫とか犬とか、ふれあってると無条件で癒されるよね……動物が嫌いじゃなければ。
「仲が良いのですね~(腐腐腐)」
「(ゾクゥ……今、ゾクゥってきた!)」
『キュ…(あれ?鈴雛姫から腐女子の匂いが……あれ?)』
私の第六感的な何が私に「もうこれ以上関わるな」と言っている。その声に従うのは本能だと思う。ネタにされるし。
「雛姫……(ヤバイ、猫が剥がれかかってる)」
変な第六感が働いた私に母さんが話しかけてきた。何だろう?
「ふふふ……戻りたい?コウちゃん。」
戻れるなら戻りたいよ。そう思っていると舞子とイガクリが呟いた。
「戻れるの?」
「……兄上……無能?」
あ?
「「(あ、ヤバイ)」」
「(地雷踏んだぞ大雅王子)」
「大雅!そんな事言ってはいけません!」
「!……はい、母上。でも本当の事です。」
あ゛ぁッ?
「………(なんだこのカギ……あぁ…何かこう~ブリザガとかぶっ飛ばしたい!)」
………私よりも嫁さんの方が怒り心頭だった。お陰で頭が冷えてきた。
「ボス……コイツ…ピチュンさせていいっすか?」
『キュ…キュキュー(はっ、言わせておけ。それに売られた喧嘩は自分で買う。覚悟しやがれよイガクリが!)』
「さすがボス!……ん?でもその姿でどうすんですか?」
コソッと八雲と話していると何やら母さんが動き出した。どうしたのだろう?
てか八雲。ピチュン……てのは死んだ時の音だよね?つまりは銃で射つの?……国際問題になるからやめてね。
そのまま私の前(嫁さんの膝の上に居ます)に来て一言。
「命に関わる事はしないでね?」
「(全面的にそこじゃ無い……が、我が子を貶されるのは……頭にくるな。殺れ、いや、やってしまえ。)」
それはつまり、命に別状が無い限り許すってことですよね? 了解ですマミィ、パピィ。
後ろで舞子に怒られているイガクリは腑に落ちない顔をしていた。何故怒られたが分かっていないのだろうか?
少しばかりイガクリの将来が心配になった。
「いい大雅。確かに私も今まで甘やかしていた。けど、私は漸く親として大雅と接しないといけないと教えて貰ったの……麗春さんにね。」
「………」
「酷い母親だった。だから私も貴方も一緒に成長しましょう? 前みたいに接しなくても良いわ。でも、貴方に嫌われようと…道理に反しているなら正すわ。さっきの発言はダメよ。」
何だか王道の成長シナリオみたいな展開を繰り広げている。あぁ…私には出来ない。あそこまで純粋じゃないしね。
私は関わりたくないので嫁さんの膝の上で狸寝入りでもしようと思う。
狐なのに狸寝入り……これいかに。
あ、関係ないね。
……それと、子供を叱るときは何が悪いのか呈示してやったり、答えを考えさせるのも必要だよ。子供は一から教えないといけないから……シュウは大人を見て学んでいた様だけど……本当にあの子私の子供にしては優秀だったわ……ジンの血かな?
それにしても、母さんは舞子に何をしたのだろう。変に性格が改善?している……まさか洗脳……は無いよね?
ま、まぁいいか。これでイガクリの誰も自身を見てくれないという杞憂も少しは無くなるのかな?
この親子が共に成長することを心から祈るよ。私と嫁さんの保全の為にね。
親子の和解?シーンを終えて話は白の王から届いた手紙の話になった。あれま。いつの間に来たのか王からの手紙よ。朝に来たのかな?
「白の王かの手紙にはもう帰ってきても良いと書いてあったわ。明日の朝一でお迎え来るそうよ。」
「紅蓮の件で反逆者を一掃した様だしな。お手柄だな紅蓮。」
『キュゥ…(あれはその場の勢い……)』
お手柄というより、私は力を見せた事で反逆者の疑いを掛けられないか心配だ。出る杭は打たれる。力ある者は恐れられ、また煙たがれる。平和なご時世ならなおのこと。
もしもあらぬ疑いを掛けられたら……白き箱庭に籠城してやる。誰も侵入できない難攻不落の場所だからね。
……ま、まぁ……白の王もそこまで冷酷じゃないと思うし……多分……きっと大丈夫?
「この度は本当に世話になりました。我が国の問題に巻き込み申し訳ない。紅蓮も、すまなかった。我ら王族がしなければならぬことをさてた。何よりこの場所を危険にさらした。本当にすまぬ。そしてありがとう。心より感謝を。」
「私からも感謝を。城では味わえない貴重な生活を体験できました。ほんの少しでしたが、傅く者が居ないのもたまには良いものですね。何だか新鮮な体験でしたわ♪」
何だかサヨナラする場面に言いそうな台詞をいい始めた。ちょっと気が早すぎる気もするのは私だけか?
「ぼくも面白かったよ。………さっきは泣いちゃったけど。」
チラリと此方を見て話すのは柏樹王子だ。どうした、無闇に獣に触るなという教訓が効いたか?
「ふふふ…。先程の事は良い教訓となりましたね、柏樹王子。王宮では出来ない体験ですからね。」
そうですね筆頭女官さん……すいませんお名前何でしたっけ? 記憶が遠すぎて思い出せない。
でも、彼女の言う通り王宮では王族に牙をむく獣は居ないだろうから出来ない体験だろうね。
「皆さんサヨナラの言葉はまだ早いわよ。後一日はあるのだから。さて、今日の仕事をしないとね。コウちゃん、元の姿に戻れるから服を着てきてね。仕事は半分私と朱李でやるから分担を決めましょう。」
サラッと言ったマミィをジト目で見ると華やかな笑みで反された……逆らうなですねわかりました。
服を着てくるために嫁さんの膝から降りると
「もう戻るのか?」
と、悲しそうに聞いてくるので、
『キュー!!(どうやってこの姿で仕事するの!!)』
と、返すと。あろうことかこう返した。
「癒し」
即答だった。………嫁さんや、君は何を目指しているの? やっぱりボケ担当なの? 私もボケ側だからツッコミはないよ?
リビングから廊下に出て自分の部屋に向かう。ん?ドアはどうやって開けるのか? 家は大変丈夫な木材で出来ている。私が少し爪を立てただけでは傷なんか付きゃしない。ドアノブはレバー式の……何て言うんだっけ?……ま、いいか。
ほら、犬とかでも開けるのたまにいるでしょ? ドアノブは回すタイプじゃないから簡単に開くし。この姿でも楽に行き来出来るのですよ。
『ま、器用な尻尾を使えば人間みたいに粗方出来るんだけどね。』
私の尻尾はそんじょそこらの尻尾とは訳が違う。例えるなら像の鼻並みに器用なんです。
え? 今、喋ってなかったかって?
……狐の姿の時喋べれないなんて一言もいってないですよ?
「さあ~収穫よ収穫ッ♪」
「身重なんだから重いものを持つな!」
えっと…、服を着てリビングに戻ると母さんが張り切っていた。多分野菜畑の収穫でもするのだろう。丁度今は……早生の枝豆を収穫出来たかな?
もうすぐ6月。
だがここの気候は相変わらず春。温室栽培で色々な作物を作れる。だが、季節に合っているものを食べたいと思うのは変だろうか?
まあ、それは置いといて。王子達が……
「畑仕事なんて始めてですわ♪」
「何事も経験だな。」
「何するの?」
「野菜を収穫するようですよ柏樹王子。」
ワクワクしながら準備していた。え?するの?別にいいけど……泣き言言わないでよ? 筆頭女官さんも、汚れることを考えるとその服装は……汚れて泣きを見るよ?洗濯して泥汚れは落ちないよ?
この後、落ちない泥に泣きを見る筆頭侍女さんがいたとかいないとか……
準備万端な白の王子達とは裏腹に舞子親子はあまり乗り気ではない。まぁ……その反応が普通なのだ。
「畑仕事なんていつ以来かな?(小学校の体験授業以来だなぁ)」
「汚れるの、嫌だなぁ……そういう仕事は農民がするんじゃないの?」
恨み言を言いそうなのであえて私は何も言わないでおいた。
始終嫁さんはイガクリを無視していたが、何があったよ……。あ、八雲も汚れてもいい服装で手伝ってくれるらしい。
「俺畑仕事なんて始めてなんて色々教えてくださいボス!」
何処か楽しそうだな八雲。聞けば暗殺以外の仕事は始めてで楽しみとか。前世では学生でバイト以外したことがなかったとか。それにしても、殺伐とした生活をしているとこういった平和的な日常に憧れるらしい。分かるよその気持ち。異世界でもそう思ったもの。
ちなみに私と嫁さんは汚れてもいい仕事着です。
そんなこんなで着きました我が家の広大な温室……。広大も広大、どの位かと聞かれると困るほど大きい。前に来た時よりも拡大しているのだよ。
何て言うのかな……増築しました。うん。
いくつもの硝子(の様に見える魔物の鱗を加工したものせ製の温室が連なって建っている様は壮観だ。環境破壊というなかれ。これも私達が生きるために必要な食料を確保する為だ。
「ここまで大きいとは……」
「つい最近まではこの1/10程しか無かったけどね。母さんが達が作ったんだ。お陰で野菜に困ることはないよ。」
「なるほど……だから食卓に並ぶ料理は野菜が多かったのですわね。ここは街からも遠いですから、食料を確保するのも大変そうですわ。」
「ここで出された野菜は柏樹も嫌がらず食べていたな……野菜特有の苦味やえぐ味が無かった。気候が良かったのだろうか?」
あぁ……確かに巷で売られている野菜は未だに苦味と渋味とえぐ味が強いもんね。あれじゃ~子供は食べたがらないのも頷ける。正直私も進んでは食べたくない。
確か野菜は品種改良もあるが、土の成分にも味が左右されるとお母さんが言っていた……家庭菜園が趣味の母は色んな本や田舎のおばちゃん達に教えてもらっていた。
母の話では、窒素や硝酸塩等か苦すぎる野菜の原因だと言っていた。しかも、硝酸塩……有毒だ。更に、硝酸塩……肥料に少なからず入ってあることがある……らしい。硝酸塩が多量に入っている野菜は赤ん坊が食べれば食中毒を起こして最悪……死んでしまう。あ、これはシュウが赤ん坊の時口を酸っぱくして言われた事だから良く覚えている。
特に見た目大きめの見栄えが良い物はもしかすると……栄養過多で窒素多めなのかも知れない。菜っ葉や根野菜が苦かったら可能性アリ。
先ず、野菜や果物は自分で食べて苦すぎたら決して食べさせない。勿論元々苦い者は除く(ゴーヤとか)。スーパーに売っているものは多分大丈夫だろう。出荷する時に検査をしているはずだから……ちなみに私は確めた。
ここで一つ注意。母乳を与えている場合、母親が食べた物がそのまま赤ん坊に与える事になるのでお奨めしません。母乳って不味いと赤ん坊も飲まないよ。もしも赤ん坊が母乳を飲まない時は食生活や献立を振り返ってみるのをお奨めします。
塩っけが強すぎると美味しくないから飲まないのですよ。産んでからも自分の食生活には気を付けましょう。紅蓮からのお願いでした。
何してるんだろ、私。
話を戻そう。勿論、日本では差ほど問題ではないかも知れない。だが、ここは異世界で、しかも検査など殆どされていない。てか、出来る技術が無い。
所詮信じられるのは己のみなのだ。
そうそう、レタスは酸性の土を嫌うので石灰を撒いてあげると苦味を抑えられる……はず。現に家のレタスは苦くない。それと、レタスは日光が強いとダメだからあまり日差しが強い所はお奨めしない。出来れば日差しを避けるビニールでも使うと良いんじゃないかな?
……たが、何故改良されてもいない筈なのに日本でお馴染みのレタスがあるのだろう……気にしたら敗けなんだろうきっと。
ま、何が言いたかったのかと言うと、野菜は育てるのがかなり大変で、手間が掛かるから皆は好き嫌いせず食べようねって事………だったっけ?
うん、まぁ、それでいっか。
そして力を入れているのが土の改善だ。これは私の浅知恵でどうにか手探りでやってきた。腐葉土を作るため秋エリアで落ち葉を集めて袋に容れて放置していたり、母さんに頼んで貝殻を集めて貰い砕いて撒いたり……籾殻でくん炭を作って撒いたり。みんな母からの情報だ。
どうすれば酸性の土を弱酸性やアルカリ性よりに出来るのか。どの野菜がどの土質にあっているのかとか。野菜によって性質が色々あるので大変だ。
それと、家は有機栽培です。農薬は怖くて使えない。だってさ、虫を殺す薬だよ……それを人が食べても…ねえ? 直ぐには死なないだろうけど、いつかはガタが来るよね。パセリなんかは怖くて食べたくなかった。使っている農薬が根から吸収して葉に溜まるタイプでさ、それを食べた虫は……ねえ、これって本当に食べて大丈夫?
言い出したらきりがない。
「これが……豆の花ですの? この様な花でしたのね~。形は藤に似ていますわ。
「豆科の植物だからな。」
「豆の鞘に細かい毛が生えてる!」
「柏樹王子……触りすぎは鮮度が落ちます。それに、ここの主の許可なく触ってはいけませんよ。」
「ごめんなさい……」
「豆って鞘?に入ってるの?」
「そうよ大雅。私も見るのは久し振りよ。これって枝豆ですか?」
「みたいね。この季節に生るなんて……早生?」
「ええ、そうよ。この種類は早生なのよ。それにしても柏樹王子は好奇心旺盛ですね。」
「子供は無邪気が一番だ(ま、その脱い無邪気が一番恐ろしい時もあるけどな)」
「そうねぇ~。さあ、この畝一本全て抜いてください。今夜の食卓に乗りますよ。」
はしゃぐ王子達に母さんや父さん、筆頭女官さんが見守る。あ、言わないといけないことが……
「引っこ抜いたら根に付いた土や根を戻して。」
「土は…分かりますが……根…もですか?」
母さんと父さん達以外がキョトンとした。まぁ、そう思うだろう。何せ、根など残せば邪魔になると思うから。
「はい、根に所々ついているコブには土に良い物がありますから。」
枝豆――大豆の根には根粒菌と呼ばれる土に良い菌が集まっているのだ。それは豆の後に植える作物を助ける作用が有るとか。これも母情報。
「それにしても……あちらの畝とこちらの豆は種類が違いますの? こちらは緑ですのに……」
「確かに。あちらは何だか枯れているようにも見えるな。」
「ん゛ん゛~~。抜けないッ!」
「柏樹王子。もっと腰を入れなければ抜けませんよ。」
疑問を口にする王子と姫そっちのけで柏樹王子と筆頭女官さんは楽しそうに豆を収穫している。楽しそうで何より。
王子達が言った疑問。答えは簡単に枯れて見える畝の豆は大豆として収穫するから。今収穫している枝豆は大豆の若い豆だからだ。
でも、そうか。この世界では枝豆はまだ食べられていないのか……勿体ない。美味しいのに……。
「何事も楽しむのは大切だが、あの調子じゃ畝一本終わる頃にはヘトヘトになってるな。」
「だね。誰かさんもそうだったからね。」
「……悪かったな……調子にのって」
「いやいや、都会育ちには仕方無いよ。私みたいに田舎育ちじゃないと経験は早々無いしね。」
学校で農業体験はあったかもしれないが、あれは面倒な事を省いた簡単な仕事を体験しているに過ぎない。本当の農業は手間は掛かる、天気には左右される……努力が実らないこともある。とても大変な仕事だ。
プランターで育てる家庭菜園とは訳が違う。何ヘクタールあるかも分からないような広大な畑を機械なしで耕し、種を蒔き、自分達で収穫する……。本当に文明が発展していない世界では大変だ。
「八雲、そんなに張り切ってると直ぐにバテるよ。」
「久しぶりの枝豆がかってんス。気合いも入りますって!」
「ま、落ち着け。俺みたいにバテんぞ」
「まぁ、これが蚯蚓ですのね?」
「きゃーーー!! こっちに寄越さないでッ!!」
「何あれ!母上!あれ気持ち悪い!!」
「これ、雛!! 放しなさい。今すぐ放しなさい!」
「あ、兄上……姉上指で摘まんじゃって……る。」
「ひっ姫様! お、落ち着いて、蚯蚓を放してくださいまし!」
「流石王妃似の鈴雛姫…。肝っ玉がスゴいのね。」
「肝心するところは……まあ、いいか。でも、ホントに良く指で摘まめるわね~。私は無理だわ。」
騒がしいと思っていたら、鈴雛姫が蚯蚓を摘まんでいた。スゴいな、女性はあの外見で嫌がるのにね。それを指で摘まんじゃって……ハハッ。スゴいな、嫁さんでも出来ないよ。
ん?私? 農業には蚯蚓は必要不可欠。何とも思いません。触った後は手を洗うけどね。
「蚯蚓は土を良くしますから戻してやってください。間違っても殺さないでくださいね。この土地は蚯蚓も貴重な戦力……無下に扱わないでくださいね?」
「…まぁ、御免なさい。私ったら……」
自然豊かとはいえ、少しでも土を豊かにしておきたい。何時どんな事が起こるか分からないこの土地では何でも備えておきたい。
「俺、あの姫さんみたいに蚯蚓鷲掴み出来ねぇ……。」
「しなくていい、しなくて。」
「あれを真似するのは何年掛かるか……」
「変なプライド出さなくていいから。」
「(お、男らしい)」
「朱李…憧れなくていいから……」
家の男連中は変なプライドを刺激されたようだ。アホらし。虫がダメな男なんてそこいらに居るだろ……貴族連中に限られるけど。
元の世界でもざらに居たでしょうに。
ちなみに、私は百足の様に足が10本以上の虫が嫌いだ。蛞蝓も嫌いだが、蝸牛は何ともない。触ろうとは思わないけど。ゴッキーも別に平気だ。
見つけた場所が台所ならスリッパやハエ叩き、何固いもので叩いてしまう。勿論、潰さない様に手加減もしている。
そんな私にジンは「勇者…」何てボソッと言っていたが、何でそんなに怖がるんだよ……スズメバチでもないのにね。……確かに見た目はねぇ…
賑やか過ぎる枝豆の収穫は働き手が9人も居るので何時もより早めに終わりそうだ。後の二人、イガクリと柏樹王子はここでは数には入れてない。ちょっと遊んだり、弱腰で働き手とは言えないから。
さあ、今日のお昼は奮発して五穀米のオニギリだよ。さあさあ、頑張ってね!
小さい頃にミミズを鷲掴みして周りにドン引きされた雲猫’でございます。
あの後、鈴雛姫は侍女の啓璋さんに丁寧に、念入りに洗われました。




