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転校生⁈後編

更新しました、遅くてすみません

教室に着いた後、また教室から出ようとした、授業をサボろうかと思った。

愛理に捕まりかけたが俺は猫の写真を渡すとすんなりと開放させてもらった。

女の人は猫がやっぱり好きなのか?俺は犬の方が好きだ。

教室に出るとき、彰を誘うとしたが幸せな顔で寝てやがった。

「そのまま永遠にお休み」

と俺が彰に向かって呟くと、いきなり辛いような顔に変わった。

まさか俺の言葉が効くとはな、今のうちに出るか。

俺が開けようとした時、ドアがあいた。

「サボりたかったら、早く出るんだな」

黒長先生がそう言って俺の前に立ちはだかった、うわっ死亡フラグが立ったぜ。

周りを見ると、赤坂は笑いを堪えていて、愛理は俺を見ながら手を振ってる。

彰は起きていて「GoodLuck」と俺に言ってきた。

俺は恐る恐る黒長先生の顔をみたら、微笑んでいた。

「さっさと席に戻れ!」

ゴツン!

「痛~~!」

俺はあまりの痛さに目の前が暗くなった、……………なわけがあるか!

「す、すみませんでした」

先生は早く席に座れ、と言って教壇の前に立った。

俺はその間に席に座った。

そういえば、黒長先生のゲンコツ(悪夢の鉄槌)はこの学校の不良達を恐怖させた一撃だったことを。

「今日は噂に学校の噂になっていた、転校生を紹介する。」

マジか!

俺は頭の痛みを忘れることは出来なかったが、噂通りの奴か、意外と普通か気になってた。

だけどさ、それは普通さ朝のHRじゃねえのか?

なんで昼なんだ?

そう俺が考えてる間、教室のドアが開いた。

転校生が先生の横に立った。

「篠原 司です、よろしくね」

いかにも優等生だ、雰囲気は大人の感じで、しかも綺麗だ…。

い、いかん取り乱した俺としたことが……、愛理以外に綺麗な奴がいたとはな。

「篠原は一番後ろの窓側だ」

あの野郎、確かに俺の横の窓側の席は確かに空いてたが、俺専用の寝る場所だったのに、畜生!

だけどさ司がとなりかよ!

嬉しいけど愛理が、怒ってやがるなんでだ~!

俺が取り乱してるなか、篠原が俺に話しかけた。

「よろしくね、えーと「里中 宗弥だ」里中 宗弥………あ!有名だった暴走族を一人で潰した、あの里中さんですか」

ぐわ~なんで司は、俺の歴史を知ってるんだ。

「俺ってさそんなに有名だった?」

「噂で聞きました。本当に暴走族を一人で潰したんですか?」

俺の顔を覗き込むように見てきた、俺は司を見ずに答えた。

何故かって……、なんとなくだ。

「そうだが」

「篠原!里中!授業中だ、静かにしろ」

黒長に一喝された篠原は小声で「すみませんでした」と俺に言って、席に座った。

「私の授業が終わった後、速やかに帰るように!今日は先生達の会議があるから早くな」

よっしゃ!

俺は内心でガッツポーズを取って、早く授業終われと心の中で念仏のように唱えた。

授業が終わった後、俺は赤坂に小さな声で話しかけられた。

「愛理が凄い不機嫌だぞ、俺からはあまりにも話しかけられん。なんとかしろ」

「俺に振るなよ!」

彰が話に割って入って言った。

「里中だったら、できると信じている」

「彰……、けど俺には無理だ!」

「キミダッタラデキルハズサ」

「ロボットみたいに話すんじゃねえよ、分かりにくいだろうが!」

すがるような声で赤坂が言った。

「勇者様どうか、街を救ってくだされ」

「勇者じゃねえし、なんで街を救うんだ!愛理の機嫌を治すんじゃないのか?」

赤坂と彰のボケにはついていけねぇよ、仕方ない腹括るか。

「わかった、降参だ。俺がなんとかする」

「「そっか…じゃあな」」

「ハモるんじゃねえよ!」

その後、俺は愛理に話しかけた。

「愛理どうしたんだ?」

「どうもしてないよ、ただ気分が悪くなっただけ。んじゃ、またね」

大丈夫なのか?

まあ、本人が大丈夫と言ってるし大丈夫なんでしょう。

「なんで私があいつに……」

愛理のやつなんか呟いた?

まあイイや、とにかく帰ろう。

俺は学校の玄関にのんびり行った、その歩く途中司が声をかけてきた。

「宗弥くん一緒に帰らない?まだ時間があるからついでにこの町の案内もお願い出来るかな?」

「え、うん。まあ、イイけどさ。なんで俺なの?」

「だって、転校してすぐ仲良くしてくれたから」

「ありゃりゃりゃ、まあイイけどさ。そうだ、愛理!」

こりゃ運がイイぜ、愛理がたまたま見かけて良かったぜ。

「なに?」

「機嫌悪そうだな……、それより司がこの町の案内をして欲しいと言われたからさ。愛理も一緒にどうだ?」

「イイよ!」

「ノリがイイな!じゃあ行くぞ司!愛理!」

今日はやることないしな、あとさ愛理……機嫌治ったのかよ。

その時彰が俺を見て言った。

「俺も一緒に行ってイイか?」

「もちろんOKだ」

「さっすがだな里中、そうこなくちゃ」

そういって彰と愛理と俺は司をこの町の案内をすることになった。


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