転校生⁈ 前編
どうも初めましてレオナです、この小説の更新は不定期更新ですのでよろしくです。
悪い点などあったら教えてください。
ピロロピロロピロロロロロドカッ!
うるさいなあもう、チッ朝か。
「ふぁ~〜眠いかなり眠い、朝は苦手だな俺はっとやっば早く学校に行かなきゃ」
俺はベットからでた後、学校の制服に着替え、朝食は昨日作った夕食の残り物で済まし学校に行く準備をした後、直ぐに靴を履いて玄関のドアを開けたら。
「よっ里中、学校行こうぜ!」
「彰なあ、はあ~なんで待ったんだ今の時間は遅刻確定だぞ」
俺は呆れながら言った、本当に呆れたやつだ。
「何言ってんだ、俺は親友のお前と登校しようかなと思っただけだ今さっきな」
「なら行くぞ、これだと遅刻は確定だ!」
そう言って俺は走り出した、親友を置いて。
「おーい玄関のドアを閉めてけよ。」
「やっべすっかり忘れてた。」
いやー言葉に出せんがすごく恥ずい。
「だせえな」
彰はニヤニヤして言ってきた、かなりむかつくぜ。
「と~に~か~く走るぞ、このままじゃ遅刻確定でBadend直行だ‼」
「それはイヤだ‼」
俺と彰は勢いよく走り出した、はっきり言って...疲れる。
「間に...合っ...た....シャー‼」
「だ...なはっきり言って...遠..いぜ」
俺と彰は教室に入り席へと座る、汗だらだらで汗臭いと思うがどうでもいいよ疲れたから。
「彰!里中!遅刻は免れたな」
「赤坂...、その憎たらしいその笑顔を殴っていいか?」
「拒否させてもらうぜ」
俺と赤坂がいがみあう中メガネを掛けてる男が俺達の間に立ち上がってきた、そして口を開いて言った。
「喧嘩だったら外でやってくれないか、あと僕を面倒ごとに巻き込まないでくれ」
「ご...ごめん」
はっきり言って周りの雰囲気がメガネを掛けてる男が言った一言で…周りの雰囲気が暗い...、メガネを掛けてる男は席に座り本を読み始めた。
彰は何時の間にか席に座って寝てやがる。
俺も座って眠ろうかな、ちょうど席が端っこだしゆっくり眠れる。
日当たりもイイしね、そのあとの先生の授業は教科書をワザと顔の前に立てて置いて顔を隠すように寝た。
「おーい里中!起きてますか⁈」
うるさいな~。
「仕方ないな、おーい愛理お願いしま~す。」
「まかされた~、ではでは。」
なにをするんだ?並大抵な攻撃もといイタズラは効かんぜ、赤坂.愛理くるなら来い。
「いっきまーす、ハーム♪」
「うわっ‼」
ドン‼ドカッ!
耳を噛まれた油断したビックリした。
「痛え~、打った頭思いっきり打った。」
「ざま~里中ざま~、すぐに起きないから悪い」
「アハハすごいすごいヒャハハハ‼」
頭がかなり痛いぜまだまだジンジン来る、何故こうしたか理由を聞かねえとな。
「なんで俺を起こすんだ?」
「一緒に飯を食いにいこうかと、里中は飯食わねえの?」
「食いに行くけど、まだ俺の質問に答えてない奴がいるよ」
「私は赤坂に頼まれたし、あと里中の耳を噛んだ時の里中の反応が見たかったから。」
「はあ〜、そんなことで俺の耳噛むなよな」
つい声に出してしまったが、本当に呆れたよかなり。
「あれ?俺ってさ教科書を立てて寝てたんだが、誰が教科書を替えてくれたんだ?」
「ん?ああそれ、それは藤崎がやってくれた。」
「藤崎....て誰だ?」
愛理と赤坂が信じられんという目で見てる、なんでだ?
「藤崎はお前と俺の喧嘩もとい口喧嘩的なやつを止めた、メガネの男だよ」
赤坂は呆れたのか俺に説明してくれた、あいつか...まあ感謝感謝だな。
「まあとにかく飯食いに行くぞ、場所はいつもの場所な彰は先行ったよ。」
「分かった、少し待て」
弁当は...と、あったあった見つけた。
「よし行くぞ赤坂.愛理...、愛理赤坂は?」
「先に行ってるって早く行こ!」
「ああ」
友を残して先に行くなよな。
俺と愛理はいつもの場所に向かった、いつもの場所とは屋上のことだ。
「里中!愛理!遅いよ、腹がへって仕方ないぜ」
待ちきれないのか箸を持って弁当を開けてる、彰が居た。
「お前なあ、なら早く俺を起こしておくんだな」
「正論だな、さあ座って飯を食うぞ。」
赤坂が言ったあと、俺と愛理も座って飯を食う。
飯を食いながら彰が言った。
「なあみんな知ってるか、美女がここに来るって?」
赤坂が曰く。
「転校生の噂かい、今そういう噂が増えてるんだよな」
俺が曰く。
「知ってる知ってる、噂ではどっかのお嬢様なんだろ」
「どういう人なんだろうね~?」
愛理はその話しに気にもせず弁当を食ってる、何故か不機嫌だどうしたんだ。
「ジュース買ってくるけど何がいい、奢りじゃないからあしからず」
「「「ならいい」」」
「奢られる気満々かよ!」
「「「うん」」」
「お前らな...はあ...奢ってやるよ。」
「俺はコーラ」「俺はソーダ」
「私もソーダ」
こいつ等...さっきから思ったんだが息ピッタリだな、しかも奢られることを見越した動きだな。
「はあ~、じゃあ行ってくるわ」
そう言った後俺は自動販売機のある所に行った、えーとコーラとソーダ二つだな。
俺はもちろん....…金が底を尽きかけてる、100円と10円の二枚だけ、みんなの分は買って俺だけジュース無しとはな...仕方ない100円で水を買おう。
俺は渋々水を買って、飲んだ。
「ゴクゴク…、(意外と喉渇いた時の水は美味しいもんだな、なんとなく.....だけど)」
「ちょっといいかい、自動販売機の前で呑気に飲んでる君のせいでお茶を買えないじゃないか」
「すみません、今どくんで」
と言って俺はその場からどいた、まあ邪魔だよな。
そう思っていながらも、俺は水を飲む。
さっきの男が俺の方に振り向き、いきなりため息を吐いた。
「おいおい、なんで俺の方に振り向きため息を吐く?」
「君さ待ってる人がいるんじゃないのかい?ここで呑気に水を飲んでると昼ご飯を食う時間無くなるよ」
「そういえば、そうだな。ありがとな教えてくれて」
「どういたしまして」
俺は急いでみんなに元に戻った。
「「「遅いぞ里中!」」」
「お前ら息ピッタリすぎだ、どうせ打ち合わせしてたんだろ」
「そんなことよりも、ソーダは?」
愛理にそう言われて、俺はポケットからソーダを出して渡した。
「ありがと♪」
彰にはコーラで赤坂にソーダを渡した。
「「ありがとう」」
「まあ友達だから、当たり前だしな。」
「アハハ、さすが俺の親友」
と彰が俺の肩を叩いた、昼食時間もそろそろ終わりだ。
「そろそろだな、教室にいくぞ」
俺はそう言い、立ち上がった。
「待っふえくれ、もうふふふい終わる」
「食いながら言うな、彰、何をいってるかわからん」
そう言ったら、彰は全然食っていなかった弁当を水みたいな勢いで平らげた。
「早っ‼」
思った事が口に出た、だけど早すぎるだろ。
早食い勝負をしたら、絶対一位だこいつ。
「うえっぷ、み.水をくれ」
「お前今手に持ってるコーラを飲めばいいじゃねえか」
「ゴクゴク…ぷはぁー、生き返るわ」
赤坂と愛理は笑っていた、てかさ笑うなよ。
「よし行くぞ、教室に」
そう言って俺は彰達と一緒に戻った。
こんな平和な毎日がずっと続けば良いのにな、けどさ、なんか…つまんねえな。
毎日毎日同じ事の繰り返し、つまんねえな。
そう思いながら俺は教室に向かっていた。