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作者: 翠泉


 数々の星々が

 流れて涙になった

 あなたの髪がゆっくりと染まる

 流れる季節の中で私はひとり


 砂利の敷き詰められた参道

 乾燥した畦道

 階段をまた一つ登り

 あなたをずっと待っていた


 カメリアの花びら

 びんに挿して

 あなたに手を引かれ

 永遠に思えるような道を歩いた


 私たちは同じ時間を生きていた

 でも生きる速度が違った

 残り香を抱いても払っても追いつけない

 あなたに触れた心を冷ましている


 数え切れないほどの言葉たち

 赤く腫れぼったいまぶた

 心から愛する人は魚となり

 私を置いて海へとかえる

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― 新着の感想 ―
[良い点] 最初の四行からとても美しく、惹き込まれました。椿は、カメリアと呼ぶその響きが好きです。 生きる速度の違い、切ないですね。 自分も魚になれたら、あるいは海になれたら。 同じ時間を歩いた時と…
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