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ことば遊び

秋澄めど

作者: 日浦海里

見上げた先に広がる昏い海の水面には

未だここは夢の中と言いたげに

まばゆく輝く星が一つ

浮かんでいる


けれど夢の終わりは

赤い波と共に押し寄せてくる


辺りを包み込む白無垢は

陽の温もりに合わせて

少しずつ薄れていく


小鳥の声と共に甲高い声が響き

ざざんと打ち寄せた波音をたてて

鳥たちが飛び立った


大きく羽ばたいた翼は

空に広がる赤い波に代わって

自らが空を支配するとでもいうように

真っ白な雲のように広がる


白い泡をたてた波が

空へと帰っていく


ほおほおと鳴く

夜の主に似せた声


去ってしまった空を見上げても

飛び立ったはずの白い翼は

白い雲になってしまって



-----

朝はまだ

行きし日に満ち

くすむ無垢

せめて消せて

夜音の遠音

-----


挿絵(By みてみん)

本作は、最後の短歌を軸に構成していますが

その最後の短歌も

一行目はあ行のみ

二行目はい行のみとなるよう構成しているため

どこかしら違和感のある作品となってしまっています。

申し訳ありません。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  澄んだ空気に秋空高く  雲間に見える渡り鳥  紅き空に翔ぶ影遠く  風に揺らめく雲の波  乾いた空気に秋の雲は空高く  メレンゲみたいな夏の雲より  少し硬めな生クリームのよう  サ…
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