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招英学園異能奇譚RTA  作者: 赤付
2/4

皇宗介ルートpart2

 ほんへ開始4日目は教室スタートです。

 このゲーム基本的に教室スタートが多いです。

 今日の予定は……どうやら昼食時に宗介くんにからみにいくだけのようです!

 宗介くんは近寄るなオーラを出して周りを常に遠ざけているので学食でボッチ飯を堪能しています。

 ぶっちゃけリアルなら怖いので近寄りたくありませんがこれは乙女ゲーム!主人公は図太いのが定説なのです!遠慮なく邪魔しましょう!邪魔するぜー!

 おい、パイ食わねぇか!


「誰だ」


 そういえば初対面の時自己紹介したんですが覚えてないようです。いや覚えてるけど忘れたふりしてるんジャマイカ?

 おっすボッチ飯すか!自分草いいですかわらわらわら!草に草をはやすな。


「おい、まさかそこに座るつもりか」


 隣に……座ります!だって空いてるじゃないとは主人公もなかなか(神経が)お太い!

 宗介くんはジト目でにらんできますが特に文句は言いません。

 オーラが出てるだけで言動には出てないあたりやっぱ寂しいんじゃないですかぁ?アアン?


「……」


 会話は……ナオキです……。

 宗介くんは別段寡黙な方ではないのですが序盤はとにかく不愛想です。

 中盤も終盤も別に多弁な方ではないのですがそれでもこれはひどい……誰がこんな奴攻略するかってんだYO!

 でも近づくなオーラ出してるのにもわけがあるとかないとか……彼がこんな性格になってしまったのには悲しい家庭環境のせいなのです。

 それはメインシナリオで解き明かされるのでおいおい語るとして今は目の前の飯です、かっこみましょう。

 その後も特に会話はないまま宗介くんは席を立ってしまいます。

 でも会話が無い方が良いんじゃないでしょうか!おしゃべりが過ぎると途中できっと逃げられますことよ。

 そのまま本日の会話パートはおしまい、探索パートです。

 探索パートと言えばpart1でも言った通りサブイベント用のアイテムがあるとのことでしたが当然宗介くんにもサブイベントがあります!ですが前にも言った通り好感度が上昇しない以上好感度MAXチャートでも無用の長物、見ることはありません。(ないとは言ってない)

 さて探索パートに戻りますが前回同様真っすぐに自室に戻るだけで何もありません。

 移動する時間の間にみなさんのためにぃ……サブイベント上映会をやりましょう!

 宗介くんのイベントアイテムは……「いちごみるく」です!

 これをもってマップ上の宗介くんに話しかけるとプレゼントすることが出来ます!ので早速プレゼントしましょう!


「これを俺にか……?なんで……」


 選択肢「飲んでるのを見たことがあるから」「好きそうだから」「べつにあげるとは言ってない」が出ます、どれを選んでも良いのですが今回は「べつにあげるとは言ってない」にしましょう。


「っ……そうか」


 宗介くんはしょんぼりしてしまいました。かわいい……かわいくない?

 いちごみるく好きなの?ときけば顔を真っ赤にして「ああ……いや、妹が、好きだけど飲み切れなくていつも俺が残りを貰っててそれで……」と言い訳します。

 じゃあ私の飲みかけだけど飲んでくれる?と言うと……なんと関節キス!関節キスです!関節キスイベントに発展しました!

 これが見せたかったんです。


「……ありがとう」


 宗介くんが小声で感謝してくれました。やったぜ。

 これで好感度上がらないとかうっそだろお前。でもあがりません。

 いや他の選択肢はともかくこれであがるわけないですよね、飲みかけあげてるし。

 上映会が終わりましたがゲームはもう5日目がはじまってる!

 5日目は図書室からです。

 主人公はどうやら授業で気になったことがあったので探し物をしにきたようです。

 分厚い本が並んでるエリアにやってきました。

 ちょっと届きそうで届かない本に手を伸ばした時体制を崩します。


「おい!」


 すると本が雪崩を起こしますが間一髪たまたま通りかかった宗介くんが助けてくれます。


「大丈夫か……」


 大丈夫ですと伝えてそっちこそまともに直撃してたけどおっ大丈夫か……?

 どうやら怪我はないようです。


「ちょっとあんたたち大丈夫かい?」


 宗介くんと二人揃って立ち上がったところで女の子が話しかけてきます。

 彼女は眞鍋蒼衣まなべあおいちゃんというそうです。

 どうやら図書委員の蒼衣ちゃんは物音に気付いて出向いて来てくれたようです。

 彼女はクラスは違いますが同学年の女の子で友達になれます。女の子の友達やったー!

 蒼衣ちゃんは姉御気質でしかも特殊な異能者なので寮生です。

 主人公の部屋が整った暁には同じ寮生としてもよろしくねと面倒を見てくれるようになります。わーい。


「二人とも怪我はないみたいだけど一応保健室に行ったらどうだい?」

「おーい蒼衣ー本の貸し出し申請者が来たぞー」


 出たな蒼衣ちゃんもどき!蒼衣ちゃんにそっくりな蒼火そうかの登場です。

 こいつはどうやら誰にも見えないらしく、誰も反応しませんが主人公だけは反応します。

 蒼衣ちゃんって双子なの?と聞いたところ「あんた、蒼火が見えるのかい!?」と驚かれます。

 今は図書委員で話す時間が無いからと後で話せるかいと聞かれます。もちろんいいですとも!!


「はじめてだよ蒼火が見える人は……後で本当に話せるのかい?」


 話す時間ならいくらでもあるだルルォ!とは言うものの、これに関して会話パートでのイベントはありません。

 探索パートで話しかけるとイベント進行しますが、当然宗介くんの好感度に直接関係ないので……あっ(察し)

 蒼衣ちゃんは友情ルートの登場人物の一人ですが友情ルートのRTAは……走るかどうかわかりません。

 友情ルートは時間がかかるので気が向いたら走ります。

 ここまで空気な宗介くんかわいそう……。


「おい、俺はもういくぞ。お前も、次からは気をつけろ」


 何気優しいっすね宗介くん。もっと話したい……話したくない?

 彼とはこの先たんまり会話する機会があるのでもっと会話しろ姉貴達安心してくれよなぁ。

 あっちょっと待ってくださいよまだ助けてもらった御礼、言ってませんよぉ!


「べつに、御礼がほしくて助けたわけじゃない、たまたまだ」


 それでもうん、ありがとう……と礼を忘れなかった主人公えらいぞ~!主人公にはこれからもめげずに宗介くんに絡んで行ってもらうからなぁ。

 というかほんと宗介くんなんで図書室に居たんでしょうかね……。

 これがフリー乙女ゲームのご都合主義ってやつかぁ。(ほかのフリー乙女ゲームへの風評被害)

 それでは本日の会話パートもおしまいです。

 探索パートは…カットしたいけどこれRTAだからカットなんて無粋な真似できねぇよなぁ?

 一目散に自室へ駆け込みベッドイン!5日目終了!

 6日目突入です!6日目の会話パートは……教室からですね。


「なぁ、勝子って皇と仲良いのか?この間一緒に飯食ってたよな?」


 駿仁くんが話しかけてきました。どうやら4日目の主人公達を見ていたようですね……ここで選択肢です。何気初の選択肢ですね。

 選択肢は「うん仲いいよ」「べつにそうでもないかな」「きになってる」ですどれを選んでも好感度には関係しないので一番上の「うん仲いいよ」を最速で選びます。


「へぇそうなのか!実は俺もいつも一人でいる皇のことが気になっててさ!出来れば今度紹介してくれよ!」


 駿仁ボッチなの

 このゲームにおける選択肢についてですが基本的にどれを選んでも好感度の上り幅は同じですので通常プレイ時は自分に近いものを選ぶのが楽しむコツだと製作者ブログに書かれてました。

 全部正解なのは主人公とプレイヤーをより近づける為だそうです。へぇ……。


「ところでさ、授業ついてこれてるか?わかんないとこあったら俺にわかる範囲で教えてやるよ!」 


 優しいっすね駿仁くん!いまのところ大丈夫なのでありがとう、頼りにしてるねと主人公は返しました。

 そのあと駿仁くんに部活について聞かれますが主人公は好きな部活に入れます。

 部活に入ると戦闘ステータスがちょっとあがります。ですが皇宗介ルートでは戦闘はないので部活に入る必要性がありません。

 駿仁くんとの部活見学デートはただのひやかしです。

 途中演劇部のライナスくんと遭遇して勧誘されましたが断りました。

 

「もしよかったらサッカー部のマネージャーとかどうだ?俺、勝子が応援してくれたらもっとやる気出すぜ!あっ、今もやる気は満々だけどな!」


 駿仁くんはサッカー部だそうです。一見サッカー部に入れば駿仁くんの好感度があがりそうに見えますが好感度は前にも言った遠りマンスリーイベントとメインシナリオでしか上昇しません。

 かわりにマンスリーイベントで選んだ相手の好感度は必ず上がるし、メインシナリオもプレイすればどんな選択肢を選んでも好感度があがる……こう聞くと彼らがちょろく感じるのは私だけでしょうか?

 駿仁くんと部活見学デートをおえて本日の会話パートはおしまいです。

 では探索パートはいつも通り倍速でどうぞ。

 今回はここまで次のパートでまたお会いしましょう!ではサラダバー!


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