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森の長と勇者
「残念だがここは通さないぜぇ」
「なんだ、ちっこいの」
「むほぉーちっこいとはなんだ!
俺はお前より長く生きているここの長だ」
「魔王かじゃあ切るわ」
「ちょ待ってくれ、俺を仲間にしろ」
「嫌だし、魔物なんて殺してなんぼが勇者だからな」
「本当に勇者か?」
ちっこい毛玉の名はティヒィー、
勇者が入った最初の森の長だと言うが
「本当に強いのか?」
「ふっ俺様の力を侮るなよ」
数分後
「参りましたー!」
「んじゃな」
「まってくれ、勇者!
俺はひどい目にあった仲間を救いたい
無力な俺じゃ駄目なんだ、
一匹の力じゃ…無理なんだ」
毛玉は涙で汚れる
「お前の好きにしな」
勇者の足跡をたどる毛玉がいた。
魔物も魔王に搾取されてるのはド○クエビルダーズから発想のヒントをもらいました。
ゲームはアイデアの宝庫ですね。