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Said.ミサ

時間軸がちょっと戻ります。

はぁ、はぁ、はぁ


息が、苦しいよ

どうして!お母さんの病気を治す為の薬草を取りに来ただけなのに。

早く家に帰ってお母さんに届けなきゃいけないのに!。


「ちょこまか逃げてんじゃねーよ。」


うそ!もう追い付いて来てる⁉


「きゃっ」


足がもつれて転んでしまった。


「いや、来ないで」


男がニヤニヤといやらしい笑みを浮かべてゆっくりと歩いてくる。

立ち上がろうとするが、恐怖で足が動かない。


「たす、け、て。」


「誰か助けて」


気付いた時には、涙を流しながらそんなことを言っていた。

こんな森の深いところには、人なんて全然いないのに。

私、死んじゃうのかな?。


目の前の山賊が剣を振り上げる。


もうだめだやっぱり死んじゃうんだ。

ぎゅっと目を閉じる。

でも、いつまで待っても痛みが来ない。


さすがにおかしいと思って目を開ける。

私、男の人にお姫様抱っこされてる⁉。

男の人が私を降ろして目の前にいる男達に話しかけた。


「私は、このゲーム最強のプレイヤーです。」


カッコいい、私は心の底からそう思った。


次の瞬間男の人が視界のから消えた。

辺りを見回すと私を中心として大きなクレーターが出来ていた。

いた!いつのまにか沢山いた山賊達の最後の1人が消えるところだった。


「大丈夫?」


話しかけてくれた!


「あ、ありがとうございましゅ。」


あまりの嬉しさに噛んでしまった。

顔が赤くなっているのがはっきりと分かる?

何か言わなきゃ!


「その、何かお礼をさせてください」


すると男の人が申し訳なさそうに


「じゃあ、装備作れたりする?」


「出来ます!。私、職業が鍛冶屋なんです!」


良かったぁ、役に立てることがあって。

どうして装備が欲しいのかな、と思って改めて男の人を見ると、

2メートルを余裕で越えているだろう身長。

たくましい筋肉。

カッコいい顔。

これは、私が頑張って作らないと。


その前に仲良くなるぞー!。

感想よろしくお願いたします!

モチベーションが上がって更新が速くなるかもしれないです。

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