第捌話 親と子と追っかけリーチ
よく思うんですけど、流し満貫狙ってて、ギリギリ何故かテンパって、リーチかけて流し満貫とかありそうですよね。
リー棒回収、満貫ツモ扱いなのかな?
そういえば、流し満貫って、三麻でも四麻でも、絶対に2人以上は無理なんですよね。
1人が4回カンしてもギリギリ無理なんです。
よく出来てますよねー
親と子による追っかけリーチの使用について考えていきます。
結論から言うと、
「親のリーチに対して子の追っかけリーチは×」(ただし、リーチをかけないと役なし、でもリーチをかければ高打点などの場合は除く。)
「子のリーチに対して親の追っかけリーチはOK」
以下、説明等云々
まず、大きな違いは、
親の点数は子のほぼ1.5倍
ただし、子のツモの場合、点数は1:1:2(親)となる。
では、親か子によって打ち方がどのように変えるかを考える。
例で考える
親Aと子Bがお互いに満貫手でリーチ、あがる確率は半々とする。
お互いにリーチをかけているので、振り込む可能性が80%、どちらかがツモる可能性が20%とする。
親がツモ
親Aは12000×0.2=2400
子Bは-4000×0.2=-800
親が子Aにロン
親Aは12000×0.8=9600
子Bは-12000×0.8で-9600
子Bがツモ
親Aは-4000×0.2=-800
子Bは8000×0.2=1600
子Bが親Aにロン
親Aは-8000×0.8=-6400
子Bは8000×0.8=6400
合計は
親Aが4600
子Bは-2400
よって、親の方が有利だと思われる。
子が親に対して追っかけリーチをかけるのは、役なしで二面待ち以上、ハネ満確定だが、リーチかけないと役がつかない。若しくは、その他、必要な状況
においてのみ、使うようにしたほうが良い。
次回は、四暗刻と国士無双の話です。
次回は計算量がだいぶ多いですが、下の方に載せておくので、数字が苦手な人でも大丈夫だとおもいます。