第肆話 暗槓の有効利用
タイミングや使い方によっては薬だったり毒だったり、そんな暗槓の話です。
4枚揃った場合、初心者に限らず、すぐに暗槓にする人が多いと思う。
もちろん、暗槓することによって牌をツモることができるのはメリットであるが、 他の人がリーチをかけると、裏ドラが多くのってしまう可能性がある。
そこで、ひとつ、別の使い道を提案してみる。
4枚をずっと握っておき、
①誰かがリーチをかけた場合は、4枚を安全牌として捨てる。もしくは1枚捨てて、暗刻として利用する。
その、4枚のみが当たり牌だと思われる場合は、暗槓して当たり牌をなくす。
②誰かがリーチをかけて、その人がハイテイであがる可能性がある時、最後ギリギリで暗槓して、ハイテイできないように、引けなくする(酷い)。
③暗槓を残した状態でテンパイになったら暗槓して嶺上開花を狙う。嶺上開花がダメだった場合はそのままリーチをかけ、裏ドラに期待する。(どちらにせよカッコいいし強い)
他の人に裏ドラ狙いのリーチをかけさせにくくできる。
④他の人が合わせて3回カンしたら、自分が暗槓して、四開槓で流局にする。(珍しいけど、たまに便利)
というやり方を提案する。
このやり方であれば、誰かがリーチをかけて、裏ドラがのる可能性が低くなる。
特にこの戦法は私が好きな戦法なので、是非ともおすすめしたい。
暗槓からのリーチをよく使います。他人との打ち方の違いといえば、暗槓をすぐに槓しないところがすぐに挙がるかなと。
さて、次回は「騙し」の話です(ハッタリというかブラフというか)。これも好きな打ち方なので、聞いてもらえたら幸いです。