第壱話 リーチ・一発・門前ツモ・ハイテイ
国士無双テンパりました。
バレない様に捨て牌を調節してあったので、リーチをかけて当たり牌の發が出やすいように調節しました。
なんか親の国士無双を食らいました。43000から75000の予定が-5000です。
「くそぅ!ある程度点数稼がないと勝てないのに、あまりにも手がクソだっ!なんとかテンパイまでできたが、こりゃあもう無理だ。」
「役満が必要なのに、役満が作れる手牌じゃない。」
っていう時に有効。(確率はもちろん低い)
リーチはあまり遅めにかけても大体逃げられて終わりである。
もちろん、序盤でリーチをかけることができれば、相手はほとんど当たり牌が分からず、振り込む可能性が高くなる。
ただ、遅くにリーチをかけることは普通はしないと思うが、例外がいくつか存在する。
例えば、誰かが明槓・暗槓すれば、リーチかけてあがった際に裏ドラがのる確率が高くなる。
しかし、他にも例外が存在する。
それは、最後の一巡のリーチである。
ルールとしては最後の一巡の最初の1人はリーチをかけることができるが、残りの3人は最後の一巡ではリーチをかけることができない。
役として、リーチと一発が必ず付く。
しかし、基本的に誰も振り込まないので、あがりはほぼ、最後にツモる牌にかかっている。
その場合は、リーチ・一発・門前ツモ・ハイテイの30符四翻確定である。
また、裏ドラのことを考えれば、少なくてもハネ満の可能性がある。
もちろん、元々二翻の役ができていれば、少なくとも倍満の可能性がある。
例を考えてみる。
二三四五六七⑥⑦⑧34566
役はタンヤオとピンフしかない。
通常なら二翻だけだが、最後の一巡のリーチで一発・門前ツモ・ハイテイ・裏ドラが6に乗れば、
リーチ・一発・門前ツモ・タンヤオ・ピンフ・ハイテイ・ドラ2の倍満となる。
また、オープンリーチが有りのルールの場合、そもそも相手が振り込む可能性はだいぶ低いので、オープンリーチで問題ない。
成功率を上げるためには、出来るだけ多面待ちにするのがとてもよい。
③③③④⑤⑥⑦のような5面待ちだととても良い。
また、暗槓をして、最後の一巡にリーチをかけられるように調整するのも手である。
メリットは、最初の手牌がどれだけ悪くても、テンパイまでいけばハネ満の可能性を作れるところ。
また、オープンリーチ有りで清一色ができれば、オープンリーチ・一発・門前ツモ・ハイテイ・清一色・ドラ2で役満である。
また、このあがり方はフリテンでもある程度は影響を受けない。
デメリットは可能性がだいぶ低いところだろう。
もしも、満貫・ハネ満の手が必要で手牌があまりにも酷かったら、このやり方を試してみるのも悪くないだろう。
データ
最後の一巡にリーチをかけられる確率は1/4
親のハネ満ツモ:6000オール
子のハネ満ツモ:3000(子)6000(親)
どんなに論理的に戦っても、謎の手に負けることがよくあります。
単騎追っかけリーチで一発で当てられると非常に悲しいです。