番外編!!『春が来た!!エイプリールフールだよ!!下』
番外編続きです。これで、番外編は終わりです。
え~、前回に引き続き番外編です。どうも、ラッキーラインです。
「やっほ~。またまた、ユウ」
「コウ」
「ライ」
「で~す。」
「ちょっと!また出しゃばって!ちょっとはえんりょしなさいよ!!」
「そうです!!いくら、なんでも出しゃばりすぎ!!」
「こらこら。番外編を始めるんだろ!おい!次はだれだ!!」
あの~。ちょっとお静かに。今回は、一夜君と佐奈ちゃんです。
「は?また私?」
「よろしく!佐奈!」
「へっうん。」
それでは、はっじまっり~~~~~~~~~~~~~~~~~~。ベルよ鳴れ!!
ブーブーブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第二話「そんな、嘘はつかないで・・・・・・」
イライライライライライライライライライライライラ・・・・・・・・・・・・・
私は、今日とても気分が悪い。朝、5時に起こされたうえ、エープリールフールという理由で大ウソをつかれたのだ。
「まったく・・・・・・・」
そんなふうに独り言をいいながら城の庭を歩いているといきなり体が宙に浮いた。
「やあ!佐奈今日はすごくいい天気だね!」
「うん・・・・・・ってまたおまえか~!一夜!ていうかおろせ!」
「は?おろさないよ!だって今日はいっしょに街へ行くんだよ!」
「なんで!ていうか私に拒否けんはないわけ!」
「ああもう、静かにしてよ!もう、しょうがないなぁ・・・・・」
そういって一夜がとり出したのは睡眠薬。っておい。どこから持ってきた!!
「は?だって佐奈が言うこと聞かないからわるいんじゃんよ。」
「んなこといっても・・・・・。」
「ったく、しょうがないな・・・・・・・・。」
その瞬間私の体は中に浮いた。きづけば私は一夜に抱きかかえられていた。
「ちょっと!!なにすんのよ!!」
「だって、睡眠薬いやでしょ。」
「まあ、そうだけど・・・・・・ていうか私の選択権利はないわけ!!」
「うん!!」
「この、アホンダら!!放しやがれ!!」
「やだよ~~~!!」
「放せ~~~~!!てか、おろせ~~~!!」
叫び声もむなしく、私は強制的に連れて行かれた・・・・・・・・・。
「着いたよ!!」
「着いたって・・・・・・・ここが街?」
「あれ?佐奈来たことないの?」
「うん・・・・・・・。てか、おまえに連れ去られたからだよ!!この、馬鹿!!」
私は思いっきり憎しみをこめて言い放った。街は以前、外観は見たが中には入ったことがなかった。まあそれもすべて一夜のせいなのだが。
「んじゃ行こう!!」
その一声で買い物はスタートした。
「一夜、あんたお金持ってるの?」
「うん。これ。」
「・・・・・・何この量!!まさか・・・・・・・・・。」
「うん。盗んだ!!」
・・・・・・・・・そんな声で言うことか?それ。ていうか強盗じゃね。
「・・・・・・あんた。こんなに盗んで大丈夫なの?ていうか犯罪なんだけど。」
「え~!大丈夫。証拠消したし。しかも、これが俺の仕事だからさ。これやんないと生きてけないもん。」
「それじゃ、職業変えなさいよ!!」
私は、思わず言った。その時、ちょうど通りかかった貴婦人がなにかひそひそと話しているのが聞こえた。
「やだわ・・・・・・。あのかた、怪盗じゃありませんこと。」
「あら・・。ほんとだわ。でも、あの隣のかたは契約せし者の佐奈様じゃありませんこと。」
「まあ・・。きっと騙されているのよ。かわいそうに・・・。」
一夜が有名なことは知っていたがこんなことを言われていたとは・・。私は思わず顔を曇らせた。
「大丈夫だよ佐奈。俺は平気だから。」
私が顔を曇らせたのに気付いた一夜は私にやさしい言葉をかけてくれた。だけど・・・・・・一夜の顔は悲しそうに歪んでいた。本当はつらいのだろう。だけど、私を元気づけるために嘘をついているのだろう。思わず私は一夜の手を握っていた。
「・・・・・佐奈?」
一夜が不思議そうに聞いてきた。無意識にやったことなので言われて改めて気付く。
「いいじゃない。別に!!」
強くそう言うと一夜はにっこりと笑って
「まあ、いいや。」
と言った。
そのあとも私たちは買い物を楽しんだ・・・・・・・・・・・。
どうも、ラッキーラインです。まず謝罪。
すいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいません・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
輝より一夜の方が長くなってしまいました。しかも、投稿すごく間があいてしまいました。
次回からは本編にもどります。ではまた次回!!




