過去編『輝の過去2』
輝過去編パート2
「まて〜〜〜!!」
一夜は、昔から走るのが早く、輝よりも馬術や剣術に冴えていた。
「待たない〜〜!」
タッチされてしまった僕は一夜を追いかけたがおいつかず、あきらめて母さんにタッチした。
『あら、私が鬼ね。』
『ここまで、おいで〜!』
一夜が母さんを挑発する。
『えーい!』
母さんが、急いで一夜を追いかけタッチする。
『えー。また俺が鬼かよ。』
一夜が文句をいいながら母さんを追いかける。一夜は母さんと一緒に谷のほうへ行った。
『きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!』
しばらくして谷のほうから悲鳴が聞こえてきた。その悲鳴はまちがいなく母さんのものだったのでびっくりして谷のほうへ向かった。
『あああ……どうしよう………おっ俺のせいで……うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!』
一夜が泣きながら走り去っていく。不思議に思い谷底をみた。すると……………
『かっ母さん!?』
母さんが血まみれになっていた。
−−カアサンガ、ナンデシンデルノ?ナンデ?モシカシテイチヤガオトシタンジャ?キットソウダ!イチヤメ…………−−
『一夜………!いったいなにがあったんだ?』
僕は、その場に立ち尽くした…………………………………………………………………。




