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契約に御用心  作者: ラッキーライン
第二章絡み合う思い
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第8話『闇はすべてをのむ』

一夜君、自殺未遂します。残酷描写いちおう注意してください。

「やめなさい!!」

凛とした声が響く。ああこれは久しぶりに聞くあの佐奈の声だ。

「佐奈、ごめんね。」

精一杯声を絞り出す。

「俺は、佐奈を殺しかけた。だから、俺には佐奈の近くにいる必要がないんだ。だから、さようなら。輝佐奈をよろしくね。」

そして俺は、自分の腕にナイフを突き刺した。

「やめて~~~~~!!」

佐奈の叫び声が聞こえた。輝がこちらに来る。そこで俺の意識は途絶えた。



『一夜~~~!!遊ぼうよ~~~!』

『うん!!』

俺は満面の笑みを浮かべて返事をする。

『今日はさあ、かくれんぼしようよ!!』

『じゃあ俺が鬼ね。1、2、3・・・・・・・』

俺は、貴族ということで王子の輝とはよく遊んでいた。

『10!!よ~し。輝はどこ言ったかな~~!!あ!いた!輝みっけ!』

『あれ?もうみつかっちゃた。あのさ、二人だとおもしろくないからおかあさんいれてもいい?』

おかあさん・・・・・きっと、鈴女王のことだろう。

『いいよ!!』

その返事を聞くとすぐさま輝は鈴女王を呼んできた。鈴王女は白が似合う。おとなしいというより活発なほうだ。

『あら、一夜君こんにちは。で、輝なにするの。』

『さっきまではかくれんぼをやってたんだけど、鬼ごっこがやりたい!!』

『じゃあ、鬼ごっこをやりましょう。では、一夜君がおにね。』

こうして、鈴女王を交えた鬼ごっこがはじまった。





『もう、逃がさないぞ!!』

俺は鈴女王を崖のほうへおいつめた。

『あら、どうしましょう。』

『えいっ!!』

鈴女王に勢いよくタッチしたそのとき!!

『きゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!』

鈴女王は闇の中へ落ちていった。


あああああああああああああああああああああああああああああああおれはおれはおれはおれは鈴女王をああああああああああああああ突き落としたああああああああああああああああああああああああああああのきれいなしろいしろい鈴女王をああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああひかるひかるごめんなごめんごめんごめん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああおれはおれはおれはおれはおれはここからにげなきゃにげてにげていかないとああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ鈴女王ごめんなさいいたいだろうにぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああごめんなさいみんなみんなみんなみんな


闇は、涙を悲鳴を謝罪をすべてすべて飲み込んでいく・・・・・・・・・・・・・・・・・・

どうも、ラッキーラインです。今回は、一夜君の過去が入ってきてます。一夜君の過去編はもうすこしあとにかく予定です。さて、次回は佐奈視点です。ではまた次回!!

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