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古代の魔女  作者: 八草月
王国再建編

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第21話 賢者、妹と寝る

帝国暦1400年

―フランティア王国首都パリース―

「お姉様、今日はもう遅いので部屋にお帰りください。そして明日の朝6時にこの部屋に来てください。そこで重要な事を言います。」と言うシズクにキョトンとした顔で「何言ってるんだシズク。私は今日はお前と一緒に寝るに決まってるいるだろう。そのためにわざわざこの部屋まで来たんだからな。」と言うとシズクは驚愕した顔で「はぁ〜〜〜〜!お姉様、何を言っているんですか。大の大人が一緒に寝る!?そんな事あり得るわけないじゃないですか。帰ってください。」とキッパリと言った。「シズク。お前が何と言おうともう決心したことだ。それに300年ぶりの再会なんだ。これくらいの事は許されるだろう。それとも、シズクはお姉ちゃんの事が嫌いなのか。もしもそうなんだったらお姉ちゃん悲しくて自分の部屋に帰れない。」と言い、素早くシズクのベットに入り込んだ。するとシズクは「あっ!お姉様。お願いです。出ていってください。」と言いながら、私の身体を激しく揺らすがこれくらいの揺れなら全然寝れる。そのまま私の意識は夢の世界に入った。


「う〜〜ん。」と言いながら目を開けると目の前には可愛い最愛の妹であるシズクの寝顔があった。いたずら気味にシズクの頬を指でツンツンと触る。「う〜〜ん。お母様…」と寝言を言いながら私の事を抱きしめてくる。私の事をあのお母様だと思っているのか。複雑な気分だ。と思いながらシズクをこちらからも抱きしめていると2度目の睡魔が襲ってきた。そのまま私の意識は闇に落ちた。「お姉様。」うんシズクの声が聞こえる。「お姉様。お姉様!」「うわ!」私は驚いてベッドから飛び起きようとするとドーン。そのまま目の前に居たシズクの頭にぶつかった。「痛たいですよ、お姉様。」シズクが頭を抱えながら言ってくる。「ごめんシズク。お前の声で驚いてしまってつい…。」と平謝りすると、「全く、お姉様はいつもこうだから一緒に寝たくないんですよ。取りあえず起きますよ。」と怒りと呆れが混じったような声で言ってきた。


―30分後―

「それでお前の言っていた大事な事とはなんだ?」と聞くと、「お姉様。お姉様には貴族になって頂きます。お姉様なら当然嫌がると思いますが、これはお姉様の安全を守るため。そして私の面目を保つためには必要なことです。賢いお姉様なら分かって頂ると思いますが異議はありますか?」と有無を言わせない鋭い目で言ってきた。「シズク。貴族になることは別に良い。その上で聞いておきたいのだが階級はどこなんだ。」と言うと「そりゃ〜、私のお姉様ですので一番上の公爵を、と言いたいところですがお姉様のことです。どうせ一番下が良いと言うのでしょう。」と呆れた顔で言うシズクに「いや、今回は公爵になることにする。」と言うと、「本気で言っていますか、お姉様?冗談じゃないですよね。」と引きつった顔をしているシズクに「冗談の訳ないだろ。私は本気で公爵が良いと言っているんだ。」と言うと「お姉様、何処か体調が悪いのですか?医者でも読んできましょうか?」と本気で心配している顔をしてきたシズクに「どこも体調は悪くない。それどころかお前と会えて絶好調だ。」と笑顔で言うと「ではなぜ公爵を希望されるのですか?今までのお姉様だったら絶対に嫌がっていたと思いますが。」と?を頭の上に浮かばせているシズクが言う。「私だって本当は貴族なんかになりたくない。それに公爵なんて絶対に嫌だ。でもな、こうしなければ私の計画はうまくいかない。この計画を成功させるためには私が高い地位にいることが絶対条件なんだ。」そう言うと「お姉様の考えはわかりました。その計画について非常に気になりますがお姉様のことです。どうせ教えてくれませんよね。」と聞いてくるシズクに「良く分かっているじゃないか」と笑顔で返した。


とある本の一節

ジャポーネを取り囲むようにそびえ立っている山脈には大量の金が埋まっているらしい。


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