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駐輪場のお兄さん  作者: カナタハジメ
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第0話「無くした日」

パーン


薄暗い空の下、寒気や恐怖の空気で満ちた教室に甲高く鳴り響く銃声が俺達を縛る。日中だと言うのに太陽のたの字も見えない。恐怖の空気感が物音一つも鳴らさせやしない。辺りには絶望や恐怖で活力が抜けている友達が沢山いる。

この時、俺は刻々と意識が薄れて行った。右腕がやけるように痛い。熱いはずなのに下半身は肌寒い。力が入らない。思考がまとまらない。怖い…。


俺死ぬのか?俺まだ14だぜ…中2だぜ…


雨が降る音がする。雨が降ることで気温が下がり俺の右腕以外が冷えていく。さらに力が入らなくなる。


死にたくない…


その時だ。恐怖でこわばり冷え切った体で意識がもうろうとしている中、俺は優しい温もりに包まれた。まるで心からしみるような…晴れた日に日光浴をしているかのような…そして、今の雨を忘れさせるような、そんな温もり。俺は力を振り絞り温もりの先を見た。


「こー君…こー君!しっかりして!」


その先には涙目になり取り乱している1人の少女がいた。赤く染まったワイシャツが目立つ。目線を散らすと地面には赤く染まった液体が溜まっている。俺はここである程度悟ったのである。だから…


俺は残る力を振り絞り彼女の頭をなでた。


「か…かおる…お前が無事で良かった」


サイレンの音が鳴り響く。周りに数人の大人が1人の男性と地面に倒れている男性を取り押さえている。その奥にかつがれている人もいた。


「こー君…こー君!」


彼女の声が響く。この時、俺の意識が薄れていった。

たが、俺はもうろうとした意識下のはずなのに何故か鮮明に額に落ちてきた何かの温もりがあると感じた。


そして、消えた。意識も感覚も。その温もり以外。全部。




カーテンの隙間から鳥のさえずりがよく聞こえる日の朝日が薄暗く積み立てた本や教科書で埃っぽい部屋に刺し込む。そして、ことりのさえずりが耳元にも届く。目の前の暗闇が明るくなると自分の部屋の天井を見上げていた。僕は体を起こす。その時、頬に温もりを感じた。触れてみると僕は涙を流している。僕はその涙を拭うと、額にも同じようで少しだけ違う温もりの存在を感じた。温もりに触れると僕はまた…


涙を流した。


大変恐縮ながら、小説家になろうにもこの作品を投稿したいと思い投稿させてもらっています!この作品は私が初めて書き始めた物語です。まだ完結してないですけど…。今現在、カクヨムで先行的に投稿させていただいています。そして、小説家になろうでは少し改変した形で投稿をしようと思っています。どうか!なにとぞ!暖かい目でよんでいただけたら幸いです!!


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