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電話……

『もしもし』

「あ、良かった。既読付かないから居ないのかと思った。」

『わり、風呂入ってたもんで』

「そうなんだ。……あの、明日の、事なんだけど」

『……おう』

「実は、だいぶ遅れるかもしんない」

『ありゃ、……用事あんなら無理しなくていいよ?』

「いやいや、無理じゃないよ、全然」

『そう? なら良いけど』

「ごめんね、急に親の仕事が忙しくなったみたいで、朝手伝わなきゃいけなくてさ」

『和菓子屋さんだもんな。……俺も手伝おっか?』

「え? いいよいいよ! めっちゃ朝早いし」

『4時とかなら全然行けるよ? それにほら、なるたけ長く一緒にいたいし』

「……ずるいよ。それ」

『え、なにが』

「……ありがと、親に聞いてみるね」

『お、おう。よろしく頼むわ』

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