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走って……
「走っている夢を見たんだけど」
「あー、たまに見るよね」
「凄いリアルな夢でさあ、最初は近所を走ってたんだけど、気づいたら知らない道を走ってるわけ」
「へぇ?」
「森の小道?って言うのかな。みたいな所を走ってたんだけど、だんだん怖くなってきて。もと来た道を戻ろうと思って後ろを振り返ったら……」
「………」
「目が覚めた」
「え? そこで?」
「おお」
「ふーん。あ、なんか今の話で私も今朝見た夢思い出した」
「お、どんな?」
「部屋で読書してたんだけど、喉が渇いたから飲み物を取りに冷蔵庫に行ったの」
「リアルな感じたね」
「だけど、なんにもなくて、コンビニ行こうと外出たらね」
「うん」
「森の中だったの」
「え?」
「びっくりして辺りを見渡したら、ちょっと離れたところに道があって」
「うん?」
「なんか黒いモヤみたいのが遠くから向かってくるのも見えた。」
「それって」
「そのモヤは私の前辺りまで来て止まった」
「……」
「で、なんとなく目が合ったなって思ったら」
「……」
「目が覚めて、あんたの話聞くまで忘れてた」
「その内容、マジで言ってんの?」
夢、見ますか?




