第百四話『ネコは癒(いや)しの象徴にゃん』
第百四話『ネコは癒しの象徴にゃん』
《んにゃら、ネコにゃウチは『いやされっ放し』にゃん》
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「アタシもいやされたいのわぁん」
「と不満をもらしていにゃがら、
にゃにウチの背中で、
ごろごろ、してんのにゃん」
「てへっ。
んなアタシがまた、
とぉってもカワイイのわぁん」
「あのにゃあ。
んにゃもん、
ご自分でいって、
どうすんのにゃん?」
《んでもカワイイもんで、お話の続きを始めるのにゃん》
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「——と経験者は語るのにゃん。
……にゃあんていったら、
『こらあっ!』
が、きちゃうもんで、
内緒内緒の話にゃん——
んにゃ風ににゃ。
心あるもんは生きているかぎり、
『癒し』のようにゃ、
心の穴を埋めるにゃにかを求め、
さまよう宿命にあるのにゃん」
「かもしれないのわん」
「そこでネコにゃん。
愛くるしい姿と、
可愛らしい仕草とがにゃ。
心あるもんをうるおすのにゃん。
落ち込んにゃ時もそう。
思いっきりのきり、に、
慰められてにゃ」
『大丈夫なのわん。
アタシはまだまだやれる。
生きていけるのわぁん』
「にゃあんて活力をみなぎらせる」
『支え』
「にゃいし」
『原動力』
「とにゃるのにゃん」
「なぁるほろぉ。
聴いてみれば確かに、
ネコの恩恵って、
大っきな気がするのわん。
……いや。
気なんかじゃないのわん。
ミアンとの暮らしを振り返れば、
まさしくそう、
って、うなずけるのわん。
なもんで……。
なぁんか、
ミアンに感謝したい気持ちが、
ふつふつ、と、
大いにふくらんできたのわぁん」
「にゃらミーにゃん。
今の気持ちとにゃ」
『ウチったら、
ミーにゃんが戸棚に、
大事に大事に隠しておいた、
ものすっごくお気に入りの、
「おやつ」をにゃ。
幸か不幸か、
見つけてしまったにゃんよ。
とたんに、さぁ大変にゃ。
ド頭が真っ白ににゃってしまって。
後先考えずに、
もう無我夢中でほおばってにゃ。
超最速スピードで、
ぺろり、と完食。
まるで最初から、
にゃにもにゃかったかのごとく、
キレイさっぱりと、
平らげてしまったのにゃんよ』
「にゃあんて、
告白されたあとの気持ちとをにゃ。
モノの見事に相殺して」
『チャラ』
「にして欲しいのにゃんよ」
「いいわんいいわん。
お安いご用なのわん。
んなもん、
たいしたことじゃあ、って……」
『こらあっ!』
「ふにゃあ」
《うまくいくと思ったのににゃあ。とほほのほ、にゃん》




