表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ルビの振り方の検証をしてみました。書き手の皆さまは参考にどうぞ

作者: よしや

 小説を読む中でルビの振り方がおかしくて引っ掛かりを覚える小説が結構あるので、検証のためにもアップすることにしました。参考までにどうぞ。



★私は昨日、小説家(しょうせつか)になろうで執筆した。


 小説家の部分をまとめて入力補助メニューを使って入力しました。漢字一文字に対して二つの平仮名なので少しずれています。


★私は昨日、小説家(・・・)になろうで執筆した。


 小説家の部分をまとめて入力補助メニューを使って入力しました。…(三点短縮)にはしていないのに・が中心部分にまとまってしまいます。


★私は昨日、(しょう)(せつ)()になろうで執筆した。


 「小」「説」「家」の部分を一文字ずつ入力補助メニューで入力しました。文字に対しては合っていますが「小」の後に隙間が出来ています。


★私は昨日、()()()になろうで執筆した。


 「小」「説」「家」の部分を一文字ずつ入力補助メニューで入力しました。一文字に一つの点ですっきりします。




 以下、上記と同じパターンを|と《》を使って手動入力したもの。


★私は昨日、小説家(しょうせつか)になろうで執筆した。

★私は昨日、小説家(・・・)になろうで執筆した。

★私は昨日、(しょう)(せつ)()になろうで執筆した。

★私は昨日、()()()になろうで執筆した。


 入力補助メニューと表示は変わりません。|と()を使っても同様です。


 最後に《》や()のみを使ったルビの振り方。「小説家」という単語のみで検証したところ、結果は変わりませんでした。


小説家しょうせつか小説家・・・しょうせつ

 が!ここで注意すべき点が一つ。


★私は昨日小説家しょうせつかになろうで執筆した。


 「私は昨日小説家」まで入力をして《》()を使うと以上のようになります。ルビが「昨日」の部分にまでかかってしまっているのです。

 「小説家」の前に|を入力するか、「、」を入れて文章自体を変えることをお勧めします。別問題ですが、漢字が続くと読者は「昨日小説家」と一つの単語として認識しやすいので、避けた方が無難です。


★私は昨日、小説家しょうせつかになろうで執筆した。




 おまけ


小説家もじをふやしてみた


 ルビを九文字にしてみると一文字辺り三文字になり、漢字の間も平等に空きますね。


小説家しょせきかまだとおい


 限度の十文字にしたら更に空きました。漢字が二文字だったらおそらくもっと開くでしょう。ただし文章の中で見たら違和感を感じそうです。


★小説家《小説家》、小説家(小説家)


 左が手動で右がメニューから。旧システムは漢字ルビが振れません。



 ―――以上で検証を終わります。いかがでしょうか。

ここまで書いて自分の小説におかしなところがあったらどうしよう……確認してみなくては。

ちなみに誤字報告でルビが反映されるかも実験してみたかったのですがちょっと余裕がありません。意図的に変わったふりがなを振られている方もおそらくいるでしょうし、その点は省きます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] こちらを読まれた読者(というか、投稿をする作者)さんにむけて。 本文中での、まとめて(・・・)という形での傍点、現状では中央に集まらず、問題なく表示されるようになっています。一文字ごと…
[良い点] 使っている機能なのに、ここまでチェックした事はありませんでした。参考になります!
2019/09/04 09:43 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ