ルビの振り方の検証をしてみました。書き手の皆さまは参考にどうぞ
小説を読む中でルビの振り方がおかしくて引っ掛かりを覚える小説が結構あるので、検証のためにもアップすることにしました。参考までにどうぞ。
★私は昨日、小説家になろうで執筆した。
小説家の部分をまとめて入力補助メニューを使って入力しました。漢字一文字に対して二つの平仮名なので少しずれています。
★私は昨日、小説家になろうで執筆した。
小説家の部分をまとめて入力補助メニューを使って入力しました。…(三点短縮)にはしていないのに・が中心部分にまとまってしまいます。
★私は昨日、小説家になろうで執筆した。
「小」「説」「家」の部分を一文字ずつ入力補助メニューで入力しました。文字に対しては合っていますが「小」の後に隙間が出来ています。
★私は昨日、小説家になろうで執筆した。
「小」「説」「家」の部分を一文字ずつ入力補助メニューで入力しました。一文字に一つの点ですっきりします。
以下、上記と同じパターンを|と《》を使って手動入力したもの。
★私は昨日、小説家になろうで執筆した。
★私は昨日、小説家になろうで執筆した。
★私は昨日、小説家になろうで執筆した。
★私は昨日、小説家になろうで執筆した。
入力補助メニューと表示は変わりません。|と()を使っても同様です。
最後に《》や()のみを使ったルビの振り方。「小説家」という単語のみで検証したところ、結果は変わりませんでした。
★小説家、小説家、小説家、小説家
が!ここで注意すべき点が一つ。
★私は昨日小説家になろうで執筆した。
「私は昨日小説家」まで入力をして《》()を使うと以上のようになります。ルビが「昨日」の部分にまでかかってしまっているのです。
「小説家」の前に|を入力するか、「、」を入れて文章自体を変えることをお勧めします。別問題ですが、漢字が続くと読者は「昨日小説家」と一つの単語として認識しやすいので、避けた方が無難です。
★私は昨日、小説家になろうで執筆した。
おまけ
★小説家
ルビを九文字にしてみると一文字辺り三文字になり、漢字の間も平等に空きますね。
★小説家
限度の十文字にしたら更に空きました。漢字が二文字だったらおそらくもっと開くでしょう。ただし文章の中で見たら違和感を感じそうです。
★小説家《小説家》、小説家
左が手動で右がメニューから。旧システムは漢字ルビが振れません。
―――以上で検証を終わります。いかがでしょうか。
ここまで書いて自分の小説におかしなところがあったらどうしよう……確認してみなくては。
ちなみに誤字報告でルビが反映されるかも実験してみたかったのですがちょっと余裕がありません。意図的に変わったふりがなを振られている方もおそらくいるでしょうし、その点は省きます。




