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第5話 結果報告




 はい見てきました、カイトです。




 結果だけ言うならば、「死ぬかと思ったわ!!!」




 順を追って説明する。

まず、6つのドアがあったわけだが、それぞれドアの先は全くの別空間みたいになっていた。

今から一つずつ話すわ。







 第1の部屋、<惑星:クラッツァ>(昼)


 うん、まず君たちは「クラッツァ」ってどこだよ!と思うだろう。

だが、もちろんいつものように俺にもわからん。

なんか、ドアに書いてあるんだもん。

知らねーよ。

まぁ、そこはいいじゃん。

みんなそんなの慣れっこだろ?

気にしないでくれ、この先もそんな感じだし。




 さて、この<惑星:クラッツァ>の部屋だけど、入った瞬間、暑いのなんのって。

もう、暑いどころじゃなかったね。

熱い!熱い熱い!って感じだった。

だから一歩も入らずに閉めた。




 ごめん、なんの報告にもなってねぇわ。




 さ、次いこ次。

切り替え大事。








第2の部屋、<惑星:ポルタス>


 中にいた時間:1時間ほどトレーニングしてみた




 二つ目であれだけど、もうめんどいから簡単に説明していくわ。




 ここは、あれ。体がクッソ重かった。いつもの半分は遅かったと思う。

だって、足あがんねぇんだもん。





 さ、次々いくぞー。



 あ、あれね。こっからはほとんど俺の感想文だからよろしゅう。








第3の部屋、<惑星:ビュートル>


 中にいた時間:30分くらい




 ここはあれね、ポルタスの逆でたぶん重力が低いんだと思う。

フワッフワって感じ。ポルタス以上に動きにくいな。

踏み込めないから、さ。








第4の部屋、<惑星:パルクーン>


 中にいた時間:3時間くらいかな?散歩してみた




 自然豊かな部屋。

小川と見たことない木、見たことない作物があった。

でも、人はいなさそうだった。

 


 居心地は良かった。

めちゃ癒された。

癒しは大事!







第5の部屋、<惑星:ツィルム>


 中にいた時間:???




 体感的には5時間ほど中にいたはずなんだけど、時計を見たら、針が動いていなかった気がした。

この辺は要検証。




 部屋的には、景色は普通の草原だった。








第6の部屋、<惑星:アース>


 中にいた時間:1日ほど




 びっくりしたわ。

名前見たときは、何にも思わなかったけど、部屋入った瞬間に球場のど真ん中でした。


 慌てて名前見たら「アース」つまりは「Earth」地球じゃん!!!ってなった。


 野球とかよく知らんから、球場から出てみたら「甲子園球場」でした。

あれだね、高校野球とかのとこだよね。

「……つーか日本じゃん!!!」とか、叫んでしまったヨ。

しゃーないでしょ。

でも、人は一人もいなかった。

普段がどんなもんか知らんけど、球場の周りに人がいないなんてないっしょ?


 

 ま、ついついいろいろ見てしまったよね。気がついて戻ったら、1日経ってた。




 地球に行って、わかったことがいくつかある。




1、たぶん、星をそのままコピーしてんじゃないかということ。(人は無し、動物は不明、植物はいた)


2、地球の環境が全く同じだとするならば、俺の身体能力は異常なレベルで上がっている。


3、ドアの向こうの世界から、ものを持ってくることは可能、だと思う。(漫画とかはいけた)




 とりあえずは、こんなとこだな。











***




<6ヶ月経過>




 さて、6つの部屋を見つけてから2ヶ月ほど経った。

何をしていたのかといえば、主に観光と修行だな。




 観光の方はとても楽しかった。地球はいっぱい見て回ることができたのだ!日本以外もたくさん名所を見てきた。




 修行の方はすげー頑張ったぞ、あのジジイに一発打ち込むためにももっと力をつけないといけないと思ったからな。

多分今のままじゃあ無理だと思う。

少なくとも、この空間の物を全て見れるようにならないとダメなんだろう。






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