表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

国境を超えて

作者: 古都珮

亜希19歳の夏。

最近、亜希は仕事の事で悩んでいた。

いつもミスばかりしてる自分が嫌でイライラしていた。

ある日、亜希は1人で海へ行きボーっと考え事をしていた。

すると、どこからか風にのって歌声が聴こえてきた。

「なんて綺麗な声なんだろう。歌も素敵だ。」

亜希は酔いしれていた。その歌は、どんどん亜希に近づいてきた。

歌を歌ってたのは20代前半の色が白くて目がクリクリでまつ毛がすごく長い男性だった。

亜希は気が付けば知らずに声をかけていた。

「素敵な歌ですね。」

男性はニコリと笑い歌を続ける。

亜希も、いつの間にか鼻歌にしていた。

歌い終えた男性が「ウタ、スキデスカ?」とカタコトで聞いてきた。

亜希は「えっ?日本人じゃないの?」と心の中で呟きニコニコしながら「はい。」と答えた。

「オレ、カンコクカラキタ。ニホンニ、ウタノベンキョウシニ。デモ、ニホンゴ、ワカラナイ…」

亜希は答えた。「日本語、上手ですよ。」

「オレ、アシタ、カンコクニ、カエルネ…」

「マタ、ハジメカラ、ヤリナオシ。」

亜希は「そうなんですか?私は貴方の歌、好きですよ。」

「アリガト、オレ、ナマエ、ユン・ジエ。アナタハ?」

「あ…私は亜希です。」「アキ?アキサン、マタ、ウタ、キイテクレマスカ?」「もちろんです。私、ユンさんのファンになります。頑張って下さい!」ユンは亜希に連絡先を教えて、そのまま姿を消した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ