piss-en-litのわたげ
太陽の光をいっぱい浴びて。
いっぱいに膨らんだつぼみから。
ふわっふわの綿毛がのぞいてる。
最初は小さく、緑の隙間から。
次第に丸く、遠くを目指して。
風を待って、揺れている。
一つ、一つ、手に取って。
つぶさないように、手に取って。
柔らかさを残したまま、蒲団の中に、詰めていく。
今晩、太陽を身近に感じよう。
あした、遠くに君を飛ばそう。
一晩泊った、僕の気持ちも。
その下の種に、つけておこう。
あさって、雨が降ったなら。
きっと、種が、芽吹くから。
いい場所を、見つけられる。
いいところまで、飛んで行ける。
重しにならない程度になら。
僕の思いを持って行って。
飛んでいった綿毛の代わりに。
明日も僕は。
たんぽぽをつむ。
お日様に会える、その日のうちに。
夜に、お蒲団が濡れないように。
あったかい蒲団で眠るんだよね。
蒲の穂よりは、しぼんでいそうで、太陽いっぱい、あったかいかな。




