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残念ナルシ鬼畜守銭奴オネエ剣士は我が道を行く!  作者: 深水晶
3章 コボルトの巣穴 ~ラーヌに忍び寄る影~
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34 そして、翌朝

最後の方、ちょっと下品な話題が出て来るため、想像力豊かな人はご注意ください。

 食事を終え、たらいの水で清拭を済ませた頃に、アランが戻って来た。


「思ったより早かったわね、アラン」


「ああ」


 仏頂面でアランが頷くのを見て、何かを察したレオナールが立ち上がった。


「ごめんなさい、アラン。私、ちょっと用事を思い出したから、」


「逃げようとすんな! わざとらしすぎるだろ、バカが!!」


 素早くアランが扉に《施錠》をかけた。ドアノブに手を掛けようとしたレオナールが、溜息をついて振り返る。


「魔法で《施錠》されると、鍵を壊すか、扉を外すか、穴を空けるか以外の方法で出られなくなるんだけど」


「話がある。そこの椅子に座れ。それが嫌なら、床の上でもかまわないが。好きな方を選んで良いぞ」


 真顔で睨むアランに、面倒臭い事になりそうだと思いつつ、レオナールは渋々椅子に腰を下ろした。


「で、俺の言いたい事わかるか、レオ」


「言われない事はわからないわ。でも、もしかして小人族の件かしら」


「それはわかってるんだな? で、何が問題だったのかは、わかってるのか?」


「特に問題なかったんだから、それで良くない? 現に小人族は捕まってるわけだし。それにアランが言ったんでしょ、無抵抗になったやつは斬るなって」


「なあ、レオ。相手を良く見て判断しろ、判断に迷うようなら、そいつを連れて俺の判断を仰げって言ったのは覚えているか?」


「あら、そうだった? アランが長々と何か言ってた記憶はあるんだけど、ごめんなさい、良く覚えてないわ」


 レオナールの返答に、アランはガックリと肩を落とした。


「お前なぁ、俺の言う事が理解できないなら、理解できないって、その場で言えよ! 言わなきゃわからないだろ!!」


「えー、でも、それ言ったら、アランが言う事の大半が理解できないんだけど。その度にいちいち聞き返さなくちゃならないの?」


「……おい。じゃあ、お前、どう言えば理解できるんだよ?」


「諦めたら?」


 レオナールの言葉に、アランが渋面になった。


「あのな、レオ。それだと、お前には絶対単独行動させられないって話になるんだが」


「それは困るし、面倒ね」


 レオナールは肩をすくめた。アランは深い溜息をついた。


「で、お前さ、俺がどうして『無抵抗のやつは斬るな』って言ったか理解してるか?」


「さあ?」


 レオナールが首を傾げるのを見て、思わずアランは舌打ちした。


「余計なトラブルを減らしたり、お前を犯罪者にしないためだ。

 だから、相手が明らかな犯罪者だったり、お前に危害を加えようとしていたり、無抵抗を装ってるやつだったら、無力化するのは問題ない。

 自分の身を守るためには、状況によっては剣を抜いても良いと、何度も言ってるはずだよな?」


「そうね。という事は、あれ、斬っても良かった?」


「斬らずに済ませるなら、斬らなくても良いが、仮に斬ったとしても、文句を言うのはあのお人好しのドワーフくらいだからな。

 幸いあれは自由民で、根っからの犯罪者かつはぐれ者だ。だから斬っても特に問題はないし、不利益も今のところない。

 あの小人族が《静穏の閃光》またはどこぞの有力者のお墨付きや庇護を得たりしてなけりゃな。


 でも、たぶん大丈夫だ。あれは、そうそう人を信用するやつじゃないし、そこら辺上手く立ち回れるようなら、最初から俺達の襲撃グループに混じってるはずがない」


「そうなの?」


 怪訝そうな顔のレオナールに、アランは思わず溜息をつき、眉間を指で揉みながら答える。


「あのな、レオ。お前がもし、仮に、貴族や力のある商人、高ランク冒険者のご機嫌取って、上手く交渉して自分にとって都合の良い条件・状況を作れるやつだったとする。

 それだけの交渉力や人を見る目があるなら、あんないかにもチンピラな連中、それもお前から見て雑魚と言えるレベルのやつらに、良いように使われると思うか?」


「そもそも、交渉力なんかなくても、あんな雑魚の言う事なんか無視すれば良い話じゃない?」


「あー、それはお前だからな。そうじゃなくて非力で自分の身を守る力もなかったとしたら、だ」


「良くわからないけど、アランだったら魔法が使えなくても、なんとかできそうよね」


「そこまでの交渉力はないし、知識も経験もないから、期待されても無理だけどな。

 って言うかお前、俺のこと非力で自分の身を守る力もないと思ってる?」


「魔法を使える距離と余裕があれば、私がいなくても全く問題ないと思うけど、アランのいつもの予感が働かなくて、不意打ちで襲撃されたら、きびしいでしょ。

 ここがロランだったら、その心配もほとんどないけど、ラーヌだもの。

 町の情報を熟知しているわけでも、知り合いや顔見知りが大勢いるわけでもないでしょう?

 ロランだったら、何が起きても上手くやるってわかってるわ」


「そうか。で、小人族の件だが、オルト村の件だけ見ても、あいつが行き当たりばったりで、短絡的で、考えなしにその場しのぎの言動するのは、わかっている。

 そもそもあいつが庇護を必要としてるなら、あのドワーフから逃げ出す理由なんかねぇだろ。

 もっとも逃げられても、たいした事にはならないだろうから、お前が面倒なら見逃すって手もあるが、わざわざ捕まえに行ったなら、そういうわけでもないんだろう?

 それとも、目の前で逃げたから反射的に追い掛けただけとか言わないよな?」


 アランの言葉に、レオナールは肩をすくめた。


「たいした情報は得られないかもしれないけど、ちょっとは引き出せそうだと思ったのは確かよね。

 あれの口が軽いのは、わかってるし。でも、アラン。目の前で追い掛けたら捕まえられそうな獲物がいたら、追い掛けたくならない?」


「別に。俺は自分に不利益がなければ、利点がない事は、最初から手を出さないようにしてるしな」


 レオナールは聞いた相手が悪かった、とちょっぴり思った。


「ほら、目の前でちょろちょろ動いてる手頃な獲物がいたら、斬りたくなるでしょう?」


「お前と一緒にするな。

 だいたい、情報目当てで追い掛けたなら、相手がどう反応しようが、相手の思惑がどうであろうが、俺やお前には関係ないだろ?

 だったら最終的にどうすれば良いかも、そう変わらないだろうに、どうして迷う必要がある?」


「私、正直まだ、斬っても良い獲物と、そうじゃないのと区別つかないのよね」


「ほう、特別講義が必要か?」


 真顔でジロリと睨むアランに、レオナールが飛び上がった。


「ちょっと待って! それ、絶対時間かかるでしょう!? 勘弁してよ! 座学は苦手なんだから!!」


「もちろん冗談だ。折に触れ、斬っても良い敵と、それ以外については講釈・説明しているのに、ちっとも覚えてないやつ相手に、長々と講義してやっても、無駄なのは良くわかってるからな」


 アランの言葉に、レオナールはホッと肩の力を抜いた。


「でも、しばらくは日課の狩り以外の単独行動は禁止だ」


 アランの言葉に、レオナールは大きく目を見開いた。


「ええっ!?」


 そんな相方を見て、アランは大仰に肩をすくめた。


「当たり前だろう。少なくとも、このラーヌの滞在中、あるいはあのチンピラどもや《疾風の白刃》、もしかしたら《ボナール商会》の件が終わるまでは、俺かダニエルのおっさんの同行なく町の中を歩き回るな。

 それが嫌なら、それなりの判断力や、状況に応じた立ち回りを覚えろ。それができない内は、お前は半人前として扱う」


「えぇっ!?」


 レオナールがショックを受けたような顔になった。


「当たり前だろ。俺はそれくらいの判断は出来ると思ってたのに、実際はできなかったんだからな。

 ロランでも騙されて違法なガイアリザードを独断で買って来てるし、これ以上単独行動させて、何か問題起こったら困るからな。

 俺の目が届かない場所で、俺の知識や能力で収められないトラブルや面倒を起こされたら、どうにもならない。

 ここでダニエルのおっさんと会えたのは、本当良かったよ。俺一人じゃフォローしきれる自信ないからな。

 レオに本気で逃げられたら、俺じゃ対処しきれない」


「うぅ……あ、でも、報告終わったら、この町すぐに出るんでしょう?」


「ああ、何事もなく出られたらな。でも、大瑠璃尾羽鳥を狩って食べたり、この近くのダンジョンにも行きたいんだよな?

 少なくともロランに帰るまでは様子見るし、場合によってはロランに着いてもしばらく単独行動禁止にするからな」


「えー……」


 アランの言葉に、レオナールがガックリと肩を落とした。


「それより、装備の手入れとかは済ませたのか? まだならさっさとしろ。明日はたぶん色々やる事があるからな。なるべく早く就寝しよう。

 ただでさえ、予定より色々あって疲れたからな」


「……明日、ギルドで報告するのよね?」


「そのつもりだ。だが、捕まえた連中の事があるからな。あれを宿に残して、おっさんやダオルさんとギルドへ行ったら、また宿が襲撃されるのは目に見えてるからな。

 最初の話では応援、つまりダオルさんと一緒にギルドへ行って報告する予定だったんだと思うが、今の状況ですんなり済ませられる気がしないからな。

 だいたい、なんでここまでしつこく絡まれるんだ。あいつらに、どういう利点があるのか、サッパリだな」


「それについては同感だけど。単なるバカなんじゃないの? そうとしか思えないけど」


「俺は今、お前に、自分が興味ない事も記憶できる能力があってくれたら、と心底思うよ。

 神に祈って効力あるなら、名を知ってる神全てに祈りを捧げたいくらいだ」


「ええ~」


「当たり前だろ。お前が心当たりないとか、記憶にないとか言う事の大半、そのまま信じたら痛い目に遭うのは、たいてい俺なんだからな」


「それは、さすがに被害妄想でしょ?」


「違うから言ってるんだ! どういうわけか、お前とトラブった連中の半分は、何故かお前じゃなくて俺の方へ来るからな」


「そうだった? でも、アランも時折単独で絡まれたり、喧嘩売ったり、自分から積極的に嫌がらせしたりしてるでしょう?」


「否定はしないが、その半分くらいの原因もお前だからな。お前が忘れてるだけで」


「忘れたって事は、きっとたいした事ないのよ」


「そうだったら良いけどな、俺は、そういういわゆる雑事や対人に関しては、お前を信用しない事にしているんだ。

 お前の言う事まともに信じたら、とんでもない目に遭うからな」


「えー」


 不満そうにレオナールはアランを見るが、この件に関しては間違ってない、とアランはレオナールを睨み付けた。



   ◇◇◇◇◇



 翌朝の朝食時、レオナールとアランは、ダニエルやダオルと同じテーブルに席を取った。


「で、どうなった?」


「言っても理解できないみたいだから、しばらく一緒に行動して実地で学習させる事にした。

 どうしても俺が付き合えない時は、レオの面倒を頼む、おっさん。ラーヌにいる間だけで良い」


「まあ、それが一番無難かもな。で、ギルドへの報告はどうする?

 このままだと、行くまでの間にも、ギルド内でも、行った後も、安心できないと思うが」


「それ、相談したかったんだ。できるものなら、今日報告済ませたかったんだが、捕まえた連中の事も考えたら、人手が足りなすぎるよな?」


「ああ。王都から更に応援呼んでも良いが、それだと時間が掛かりすぎるから、昨夜の内に伯爵に連絡取った。

 今日の午後には、来る予定だ。さすがに伯爵本人は来ないけどな」


「え」


 アランが一瞬固まった。レオナールは気にせず黙々と食べている。顔色を変えたアランがダニエルに詰め寄る。


「おい、おっさん! いったい誰が来るんだよ!! まさか、貴族か!? お偉いさんが来るとかないよな!?」


「ハハハ、まあ、その件は気にすんな。もうお前が心配する必要ない。直属の一個中隊を寄越してくれるらしいからな」


「ちょっ、それ、大事になってないか!? って言うか、どうしてそうなった!!」


「面倒臭いから、後腐れなくサックリ潰して良いかって聞いたら、そいつを向かわせるから、何もしてくれるなとさ。

 じゃあ、俺は何をしたら良いんだって聞いたら、その中隊長に返事の手紙持たせたから、それを読んでくれってさ。

 直接俺に言えば良いのに、まどろっこしいよな」


 それは文字通り、何もしてくれるなという意味だろうに、とアランは思ったが、口にはしなかった。


「領主様も気の毒にな。おっさん、あまり人に迷惑かけるなよ?」


「ハハッ、何言ってるんだ、アラン。品行方正、完璧超人、ステキで超絶かっこいい、この天才剣士ダニエル様に」


 胸を張って言うダニエルに、顔をしかめながらアランが言う。


「じゃあ、その人らが来るまで、待機だな」


「でも、それじゃ午前中暇じゃないか? レオ、どうする? また訓練するか?」


「そうしたいところだけど、良いの?」


「駄目だ、やめといた方が良い。それよりおっさん、尋問とか良いのか?」


「うーん、一通りしてみたけど、あいつらたいしたこと知らなかったんだよな。でも、例の小人族から面白い事聞いたぞ」


「え?」


 アランが眉をひそめ、食事を全て平らげたレオナールがキョトンとした。


「何? あの小人族がどうしたの?」


「ああ、あいつ、一昨日の夜、連行されたあばらや、つまりあのチンピラ共のアジトの一つを、隅々まで探索したらしくてな」


 ダニエルの言葉に、アランがうわぁ、という顔になった。


「あら、じゃあ『盗賊』として働いたって事かしら?」


「そうだな。残念と言うべきか、盗賊としての成果は何もなかったらしかったが、あのチンピラども、お前たちの襲撃について話し合ってたらしい」


「やっぱりあいつ、知ってたんじゃないか」


 アランが渋面になった。


「で、お前らが捕まえた《疾風の白刃》の戦士とチンピラどもの顔役の一人が、前金の受け渡しするところを天井裏から盗み聞きしたらしいぞ」


「あいつ、何処へ行っても似たような事やってるんだな」


 アランは呆れたように言った。


「そりゃそうでしょ。普段やらない事やってたなら、私達に捕まえられた時、あんなに平然としてるはずないじゃない」


「確かにあれは常習だとは思ってたが。でも、宿とか金持っていそうなやつのところならわかるが、あのチンピラどものたまり場だぞ?

 あいつら、金なんか持ってそうにないし、たまたま金が入ったとしてもあっという間に使い切りそうじゃないか」


「いやいや、もしかしたら貯め込んでるかもしれないだろ?」


 ダニエルが言うと、アランは肩をすくめた。


「あんな汚い格好で、ろくな装備もせずに襲撃する連中がか? いくらなんでも冒険者舐めすぎだろ。

 例え駆け出しの新人でも、冒険者として本来の拠点以外の町へ行くやつ相手に、バカだろう。

 《疾風の白刃》の連中はまともな装備だったが、あのチンピラ連中、まともな鎧着てるやつがいなかっただろ。

 金がないか、浪費しすぎで、最低限の装備や経費もかけられないとしか思えない」


「報酬は一人当たり、大銅貨10枚だと」


「ショボいな。そんな報酬でこんな事やらかすとか、頭がおかしいのか?」


 アランが顔をしかめた。


「どうもあいつら、常習ぽいからな。それにほら、どうせ足りない分は、襲撃した相手から奪えば良いと思ってるんだろ」


「既に失敗してるのに? 不思議な連中ね」


「一応、昼間に来たのと、夜に来たのは、別のグループらしいぞ。どっちもスラムにたむろってるやつららしいけどな。

 で、駆けだし冒険者ってのは聞いてても、ろくな情報知らなかったし、俺が誰かも知らなかったみたいだな。

 夜の襲撃は、本来なら挟み撃ちするはずだったみたいだな。一応連絡役の下っ端もいたらしいが、そいつは形勢不利と見て逃げたっぽい」


「うーん、アランの例の予感がなくても、あの程度の連中なら、普通に襲撃受ける前に見つけられたと思うんだけど」


「食事中以外は、だろ。お前、食事してる時は、他に神経回ってない時あるじゃないか」


 レオナールの言葉に、アランがとげを刺すような口調で言う。レオナールは肩をすくめた。


「そんな事はないわよ、たぶん」


「どうだかな。だいたい、お前、肉の事になると、信用出来ないからな」


「あー、確かになぁ」


 ダニエルが同意した。


「確かに、大瑠璃尾羽鳥は魅力だったわ。食べられなかったのが、ものすごく残念。あいつらの生皮剥いで、剥製作ってやりたいわ」


「それはやめとけ」


 不満そうに、どこかギラリとした口調と顔で言うレオナールに、アランが溜息ついて言った。


「そういえば、《疾風の白刃》のメンバーも何人かいたわよね? そいつらから情報は引き出せたの?」


「盾役の戦士は口を割ったけど、たいした情報は得られなかったな。もう一人の戦士は怪しいんだがな。アラン、何か良い薬知らないか?」


「手持ちのかぶれ薬を分けようか? 拘束した状態で、顔に塗ったり、上半身脱がせて塗ってやると良いかもな。

 森の中で全裸にして蜂蜜塗って放置するってのも良いかもしれないが、それだと見張りを置かないと、魔獣や魔物に襲われて死ぬかもしれないからな」


「それ、下半身に塗った方が効果あるんじゃないのか?」


 ダニエルの言葉に、アランが渋面になった。


「おっさんがやりたいなら、そうすれば。俺は想像するだけで気持ち悪いから、絶対御免だが。

 その場合、分けたかぶれ薬は買い取ってくれ。返品不可だ」


「いや、別に買い取りでも良いけどな?」


 ダニエルが首を傾げて言い、アランは仏頂面で食事の続きに戻った。

26、27日は更新お休みさせていただきました、すみません。


今回の前書きの予告どうよ、と思いつつ。

小学校低学年の時、隣の席の男子に「○便」というあだ名を付けられたので「○玉」ってあだ名を付け返した事があります。相手が凹んでやめるまで連呼してあげました。

男の子の方が、わりとナイーブだと思います。


以下を修正。


×ハーフリング

○小人族


×わかっいる

○わかっている

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