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5 鈍感魔術師は大忙し

「できれば、今夜、と言いたいところだが」


「却下します」


 クロードの言葉に、アランが即座に拒否する。


「まぁ、今日はやめた方が良いだろうな。頭を冷やす時間も必要だろうし」


 苦笑しながらクロードが言うと、リュカも頷く。


「さっきの今、じゃ、また同じ事繰り返しそうだしね。できればゴブリンなんて弱いくせに増えるのが早い、厄介な魔物の調査・掃討は、早めにやって欲しいけどね。

 まぁ、今の状態で送り出したら、結果がどうなろうと、人間関係・パーティー的にはどんな悲惨な事になるかは、目に見えてるから、言わないけど」


「っていうか悪いな、アラン。あいつに聞かれたからって、お前がシーラの弟子で、レオナールがその息子だって、うっかり言っちまった」


 その途端、アランが気色ばむ。


「つまり、何ですか? 俺は、ギルドマスターの尻拭いをさせられると?」


「まぁ、あれだ。隠したってその内バレるんだから、最初に言っておいた方が良いだろ、ハハッ」


 ケラケラと笑いながら言うクロードに、アランは無表情になり、拳を握り締めた。


「そうですか。確かにギルドマスターは腹芸とか、計算とか、人の気持ちをおもんぱかるとかいうような、頭を使わないと出来なさそうな事は、苦手そうですよね」


 棒読み口調で言った。


「……アラン?」


 クロードが怪訝な顔になる。


「で、いつにするにせよ、前もって準備は必要ですよね? 出来れば彼女の食べ物の好みとかの事前調査、食材費用、あと会場の設置、これはもしかしてギルドマスターのご自宅を予定してますか?

 でしたら、俺が全てを整える事は不可能なので、手伝いをしてくれる人物の派遣をお願いします。できれば、料理の下準備や、テーブルセッティングや給仕なども、ある程度人数が必要ですよね?

 俺が作れるのは、あくまで『美味くもなく不味くもない、普通の素朴で簡素な田舎料理』ですから、大皿に3・4皿ほど用意して、小皿で分ける形式にしたいと思っていますが、それでも俺一人で全ての料理をテーブルに並べるのは、骨ですから」


「お、おう。いや、おい、アラン、お前、なんか怒ってる?」


「怒ってるように見えますか?」


「え? いや、その、お前、真顔だとすっげーコワイ顔に見えるんだけど……」


「ギルドマスターにそう見えるって事は、そうなんでしょうね。でも、俺が一人で全部できないのはわかりますよね?

 利用する部屋の掃除や、簡単な装飾もしておきたいですし、手伝いの人間が何人かいた方が楽だという事くらいは、察しが良いとか、頭が良いとは言い難いギルドマスターにも、わかりますよね?

 俺に無茶振りするくらいですから、全面的に協力して下さいますよね? 俺、何かおかしな事言ってますか、ねえ?」


「コワイ、なんかコワイぞ、アラン!! お前にアドリエンヌの亡霊が憑いてるように見えるぞ!?」


 脅えるクロードに、リュカが笑う。


「ま、クロードが迂闊でバカなのは、今に始まった事じゃないよね。言わない方が良い事は言わずにいる方が、色々楽だし、面倒やトラブルがなくて良いと思うけど。

 こればっかりは自分で学習しないとわからないよね? さすがにちょっと可哀想だから、アランを手伝ってあげなよ? 僕も一応協力するけどさ」


「え? なんかお前も黒くない?」


「何言ってるのさ、クロード。こんなに慈悲深く寛容な僕に対して、ちょっと失礼だと思うよ?

 常々、君の無茶振りやその余波を受けて、振り回されている僕としては、他人事とは思えないしねぇ?」


「うわああああぁっ! 何だよ!! 何なんだよっ!! なんでこの季節に、冷気が漂ってるんだよ!! 原因不明のと、鳥肌がっ……! 寒いっ、寒すぎる!! 俺がいったい何をしたって言うんだよ!!」


「あえて言うなら、するべき事をやらないからだと僕は思うな。クロードには期待するだけ無駄だと思うけど。

 プライベートはともかく、基本的に仕事の時は概ね有能に見えるけど、時折致命的なところで迂闊でうっかりなのは、首を絞めたくなるほど微笑ましいね」


「は!? いやいや、リュカ、首を絞めたいとか何コワイこと言ってんだよ! 俺は鷄じゃないぞ!」


「学習能力のなさは鷄並み、おっと鷄に失礼な発言だったね。いやいや虫けら以下の間違いだったね、ハハハッ」


「ちょっ!? なんでどす黒さが増してるんだ! 優しくない! お前ら俺に優しくなさ過ぎる!! なんでそんなに怒ってるんだ!」


「普通に言っても理解できないバカはこれだから困るよね。大丈夫、死なないから。

 お前みたいな図太い神経のやつは絶対長生きするから問題ないよ。良かったね」


 アランはクロードから言質をもぎ取り、協力者として幾人かのギルド職員と冒険者の派遣を約束させた。


「では、よろしくお願いしますね」


 良い笑顔で言って、アランは右手の手の平を差し出した。


「ん? 何だ?」


「予算、即金でよろしくお願いいたしますね、ギルドマスター」


「アラン……お前、いつからそんな子になっちゃったの?」


「世の中何をするにもお金は必要ですよね? ギルドマスターとサブマスターの希望により決行日は明日という事になりましたので、今から準備しないと時間が足りないと思いませんか?」


「お、おう」


「今から花屋へ下見と打ち合わせ、花瓶やテーブルクロスや食器、鍋など必要な物を買いに行きたいので現金下さい。

 あとついでに荷物持ちに誰かつけて下さると助かります」


 どこか胡散臭い爽やかな笑みを浮かべて、言うアランに、しぶしぶと言った感じに胸元から金の入った革袋を取り出し、手渡した。


「あのな、アラン。これ、俺の今の手持ち全額だから、全部は使わないで欲しいんだが」


「わかってますよ」


 良い笑顔でアランは答えたが、何故か信じ切れない胡散臭さが拭えない。クロードは冷や汗を額に浮かべながら不安そうに、懇願する。


「本当、頼むからな? これで今月の給料全額で、他にはないんだからな?」


「嫌だなぁ、俺を信用して下さいよ」


 何処か黒い笑顔で、アランは頷いた。そんな二人のやり取りを見ながら、リュカが立ち上がる。


「じゃあ、僕がついていってあげるよ」


「お、おい、リュカ?」


 焦るクロード。満面の笑みを浮かべるアラン。


「本当ですか? 助かります。いやぁ、こういう時、ギルドマスターもレオもあまり当てにならないので助かります。ついでに相談乗ってもらえますか?」


「うん、いいよ。僕と僕の妻は、時折人を呼んで家でパーティーする事があるから、少しはお手伝いできると思うよ」


「なぁリュカ、仕事まだ残ってるよな?」


「僕の通常業務は午前中の内に済ませたので、残りはクロードの分だけだね。頑張ってね」


「それでは失礼します、ギルドマスター。お仕事頑張って下さい。皆に迷惑かかりますからね。あと応援の件、忘れずにお願いします」


 そして、慌てるクロードを置いて、二人で足早に部屋を出た。


「助かりますが、本当に良かったんですか?」


 アランが改めてリュカに尋ねた。


「僕の業務が終わってるのは本当だよ。後はクロードの認可・裁量待ちだから問題ない」


 リュカが良い笑顔で答える。


「なら良かったです。俺、家に人を迎えて歓待した事なんて一度もないので、参考までにサブマスターのお話をお聞かせ下さい」


「リュカで良いよ。そうだねぇ、僕の場合、貴族らしい貴族のお客様を呼ぶ事はあまりないけど、ギルド関係のお偉いさんを歓待したり、仲間内や知り合いの冒険者を呼んでパーティーを開くんだ。内容は招待相手によって変わるね。

 今回の場合、相手は男爵令嬢だけど、あえてアットホームな雰囲気でいった方が良いと思うんだ。下手に貴族向けのものを演出しようったって、予算も時間も人手もそんなにないからね。それに、『お客様の歓待』じゃなくて、『冒険者同士の親睦会』なわけだし。

 だから、会場となる部屋の装飾もそういう感じで行こう。コンセプトは田舎の大きめの農家の主催する家庭的でフレンドリーで優しい感じの、親しい仲間同士が参加するパーティー、みたいな感じでさ」


「なるほど」


「必要そうな物を全部買うのも大変だから、いくつかはうちのを流用すると良いよ。花瓶やテーブルクロスなんかは買っても良いとは思うけどね。

 食器類と調理器具は貸し出すよ。あと調理の手伝いや相談役に、僕の妻エロイーズを紹介しよう。話を聞いたら、きっと協力してくれるはずだから。

 で、アランの得意料理って何? 僕は君の料理を食べた事はないけど、あの舌だけは肥えてるクロードが太鼓判押したんだから、たぶん大丈夫だと思う。けど、準備の関係上聞いておきたいしね」


「豆のスープと、芋のトマト煮込みは、一応親父に褒められた事がありますが、俺、自分の作った料理食べて褒められたり、何か感想言われた事ってないんですよね。

 うちの実家はそもそもそういう事は全く気にしなくて、腹が膨れれば何でも良いって感じだし、レオナールは味音痴で筋肉つける事しか考えてないし、ダニエルのおっさんは毒や腐った物じゃなければ良いとかいう人だし、ギルドマスターはあの調子だし」


 アランが言うと、リュカが気の毒そうな顔になった。


「あー、まぁ、それはどれだけ頑張って作っても、張り合いなさそうだね。僕なんか妻の作った料理は、よほどひどい出来じゃなきゃ、必ず褒めるけど」


「それ、夫婦だからじゃないですか?」


「それはあるかもしれないけど、やっぱり労力にはそれ相応の手応えがあった方が、やり甲斐があるでしょ?

 自分がそうだから、僕は良いと思ったら、誰が相手だろうと、その場でその都度褒める事にしてるよ。

 何やっても言っても、暖簾に腕押しじゃ、どんな聖人君子でも、たまにはイラッと来そうじゃない。

 僕はしょっちゅう、クロードを絞め殺してやりたいと思うしね。まぁ、想像の中でしかやった事はないけど」


 リュカに真顔で言われて、アランは一瞬ゾクッとした。


「そ、そうですか。まぁ、俺も時折呆れたり、イラッと来ますけど」


 さすがに首を絞めたいとまで思った事はないが、それはそう思えるほど長時間接していないからかもしれない。あんな人が上司で苦労してるんだろうな、とアランはリュカに同情した。


「サブギルドマスター権限で、幾人か暇そうな職員にも協力させるから、手分けして準備しようか?」


「そうですね。料理の下準備もしなくちゃいけませんし」


「じゃあ、食材の買い出しは手伝いをつけるから、君が行ってくれるかな? 僕はその他の道具を購入したり用意したりするよ。

 食器やカトラリー類はうちのを流用するなら、インテリアもそれに合わせて揃えるべきだろうしね。

 クロードの家の家具類や部屋の配置は頭に入ってるから、イメージもしやすいし」


「わかりました、助かります。実に有り難いです、リュカさん。俺、正直インテリアとか美的感覚みたいなものには自信ないので」


「うん、僕にまかせて」


 そして、アランは男性職員1名とジゼル、リュカは男性職員2名と女性職員3名をそれぞれ連れて、買い出しと準備に向かった。



   ◇◇◇◇◇



 アランは、作る料理を、いつものパンと豆のスープ、芋のトマト煮込み、野菜と豚肉のチーズ焼き、野菜サラダ、鶏の香草焼きにする事にした。

 鶏ガラやベーコン、豚肉に鶏、豆、芋、トマト、玉葱、にんじん、にんにく、葉野菜を数種類、香草などを買い込んだ。

 そして鶏ガラや野菜・香草などでブイヨンを作り、豆を水に浸してふやかし、パン種を作る。


「知らなかったわ、アラン。あなた料理できたのね」


 ジゼルの言葉に、アランは肩をすくめた。


「これくらい、誰だって普通にできるだろ?」


 その言葉に男性職員エドモンが苦笑し、ジゼルが無表情になった。


「アラン、世の中には、その『これくらい』が出来ない人もいるんだから、言葉には気をつけた方が良いと思うよ?」


 エドモンの言葉に、アランは怪訝そうな顔になる。


「え? でも俺の故郷、ウル村じゃ作れないやつのが少ないが。まぁ、代官のお貴族様や村長、俺の弟たちや親父は、料理は女のやる事だとか言って全く手をつける事はなかったけど、でも他の家ではそういう事もなかったと思うな。

 ……まぁ、俺は力仕事とか農夫の仕事はサッパリだったから、女々しいとかひ弱とか散々言われたけどさ」


「まぁ、田舎の農村じゃ、男も女も子供も全員何らかの形で働くのが普通かもしれないけど、ロランみたいな田舎町でも、農業に全く関わりない家は結構あるからね。

 ぼくもジゼルも、家は商家だし、子供の頃は勉強はさせられたけど、家の仕事は特に手伝えとか言われなかったしね」


「へぇ? 俺はそっちのが良かったな。勉強したくても、その時間を作るのが結構きつかったから、魔法書なんかを読んでの独学の時間が結構多かったんだよな。

 おかげで嫌でも古代語の読み書きが覚えられたから、それが今、地味に役立ってるけど」


「魔法書を独学で読めるようになるとか、それ、かなりすごいと思うけど」


「いやいや、さすがに最初の基本文字は教わったぞ? 師匠が木の板に刻んでくれたお手製のやつ。

 あと同じくお手製の辞書と、その元になった資料っぽい古書物を、まとめてぽんと渡されてさ。『魔術師になりたいなら、これくらい覚えられるわよね?』ってさ。今思うと、結構スパルタだよな」


「……あのな、アラン。それ、あんまり人には言わない方が良いと思うぞ?」


「え? なんでだ?」


 きょとんとした顔で、アランが不思議そうに尋ねる。


「そんなやり方で、普通は魔術師になれないからさ」


 エドモンが困った人を見るような顔で、答えた。


「そういうものか? 俺はてっきり、これがエルフ式なのかと」


「いや、エルフでもそれはさすがにないだろ。って言うか、たぶんきっと、経済状況とか、身分的にそれが許される環境だったら、アランはきっと魔術学院に入学しても、上から数えた方が早い成績取れたと思うぞ」


「まさか。貴族や裕福な家の子供なら、幼い頃から英才教育受けるだろ? そんな連中と一緒にされてたまるか。

 俺は本当、全然知識が足りないし、知らない魔法語が多すぎるし、今もまだ勉強中なんだから」


 アランが苦笑して言う。それを聞いて、エドモンもジゼルも呆れた表情になる。


「……ダニエルさんも相当脳筋だと思ってたけど、アランの師匠のエルフも、かなりの脳筋というか、無茶振りしてると思うぞ? たぶん、普通の子供なら挫折してるだろ」


「そうか? それは努力と根性が足りないんじゃないか? 俺はとにかく強い憧れと、現在の自分の環境から逃れたいって気持ちが強かったからな。

 あまり豊かじゃない田舎の農村の三男坊とか、畑仕事できなきゃ穀潰し扱いだから、必死だよ。

 魔術師になれなきゃ、一生自立できずに、憐れみの目で見られながら、家で家事・雑用だからな。……死ぬ気でやれば、たいていの事はどうにかなるよ」


「死ぬ気でやっても、どうにもならないやつだって、この世の中にはいるんだけどな。まぁ、アランが努力家なのは、わかるけどな」


「アラン、人の気持ちに鈍感なのよね」


 ジゼルが言った。


「世の中には、魔術師になりたくても、その才能がなくて諦める人の方が、圧倒的に多いのよ。

 そういう事を考慮しないで、努力が足りないとか言っちゃうから、友達できないんだから」


「え?」


 ジゼルの言葉に、アランは目を見開いた。


「アランに悪気はないのは知ってるけど、知ってるからって理解できるってのとは違うのよ?

 悪気なく本気で言ってるから、タチが悪いんだから。そういうの、世間知らずとか、傲慢って言うのよ」


「えぇっ!? も、もしかして、俺にレオ以外の友人ができないのって、そのせいなのか!?」


 アランが驚愕の声を上げる。


「まぁ、理由は他にも色々あると思うけどね」


 エドモンが苦笑しながら言う。


「アランが理性的に、客観的に、自分を認識できない限り、一生、友達なんかできないんじゃないかしら?」


 ジゼルが大きな胸を突き出すように背を反らして、挑戦的な笑顔でそう宣言し、


「……マジか……!」


 アランは呻き声を上げて、頭を抱えた。


「あ、アラン。そろそろ鍋の様子見た方が良いんじゃない?」


 エドモンが冷静に指摘して、アランは慌てて鍋に駆け寄った。


「……ジゼル、気持ちはわからなくはないけど、言い方にもう少し気を付けたら? 相手はアランなんだからさ」


 エドモンがジゼルに小声でささやき、


「ダメよ。アランは真正面から正直な気持ちで言っても、全く通じないもの」


 と、ジゼルが小声で返す。それを聞いて、エドモンは肩をすくめた。


「それはお気の毒様」


「……うるさいわよ」


 仏頂面でジゼルは答えた。

すみません。眼科行ったりランチしたり美容院したので更新遅くなりました。


この展開でゴブリンの巣行けなくね?と初期プロットから、急遽1エピソード付け足したわけですが。

なんか思ったより長くなっているような。

あまり引っ張るのもアレなので、次回会食で、そのまた次回にはゴブリン退治行けたら良いなぁ、と思ってますが、予定通りになるか不明です。

すみません。

なるべく不要なシーンはカットしていきたいのですが、時折つい指が滑ります。口論シーンとかいがみ合いとか、何故か書くの楽しいので(マズイ)。


以下修正

×サブマスター

○サブギルドマスター

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