38 手のかかる危なっかしい子
「どうしてお前は、やることなすことろくでもないんだよ! 俺、言ったよな!? 他人様に迷惑掛かるようなことをするなって!! 自己判断で単独行動するなとも言っただろう!!
なのにどうして、他人様の家に無断侵入やらかしてるんだ!!」
怒りに血を上らせた顔でレオナールの襟元を掴み怒鳴るアランに、レオナールが悪びれない肩をすくめながら答える。
「だって気になる魔力反応があったら確かめたくなるでしょう? それにまだ侵入してないから未遂よ」
「入口の戸をぶち破ろうとした時点で、十分問題だろ!! いくら言っても理解できないようなら、首輪と引き縄付けて引きずり回すぞ!!」
アランが己の髪をかき乱しながら叫ぶと、レオナールはやれやれとばかりに首をゆっくり左右に振りつつ返す。
「アランの趣味や嗜好に文句つけるつもりはないけど、そういうの、あなたの体力と筋力じゃ実行不可能だと思うわよ?」
「趣味でも嗜好でもねぇよ!! ふざけるな!!」
顔を真っ赤にして怒鳴るアランに、レオナールはやれやれとばかりに首を左右に振った。
「アランが変なこと言うからでしょ。奴隷ごっこしたいのなら、他を当たってちょうだい」
「そんなこと一言も言ってないだろ! バカなこと言うな!!」
「えーっ」
何ソレ私のせいなの?とばかりに不満げな顔をするレオナールに、アランは頭痛を覚えた。
「……なぁ、レオ。お前はどう言えばわかってくれるんだ? 俺はそんなに難しいこと言っているか? お前のためを思って言っているんだ。
他人に迷惑掛けたり嫌われるようなことばかりしていたら、その内どこにも味方がいなくなるぞ。そうなったら、お前はまともに生きていけなくなる。
冒険者ランクを上げるなんてのはまず無理だし、犯罪者もしくは嫌われ者として町を追われるだろう。お前は剣の腕さえ磨ければそれ以外はどうだって良いと思っているんだろうが、そんな事態になればお前みたいな生活力のないやつは明日の食事にも困ることになる。
食事だけじゃない。刃を研ぐための砥石や、防具の手入れをするための油や布、雨風をしのぐための場所の確保、装備の修繕。お前一人で何とかできるか?
そういったことをおろそかにすれば、早かれ遅かれ死ぬことになる。最強の剣士になることなんて夢のまた夢だぞ」
真剣な顔で諭すように言うアランに、レオナールはどう返すべきかと考える。
(確かに誰よりも強くなりたいし、剣を振ることは楽しいけど、何がなんでもとまでは思ってないのよねぇ。死ぬなら死ぬで、それでもかまわないもの)
そう言えば怒られるだろうということはわかっている。何故それでアランが怒るのかまでは理解できていないが、怒られるのならばともかくうっかり泣かれでもしたら、どうしたら良いかわからない。
「さっきのボロ屋は知り合いがいたから、大丈夫だと思ったのよ」
それくらいは話しても良いだろうと考え、そう伝えると、アランは渋面になった。
「お前な、そういう問題じゃないだろ。知り合いがいたとしても相手に頼んで入れて貰えないなら、迷惑だってことだ。相手の許可を得ずに侵入しようとするな。警邏の領兵呼ばれてまた牢に入れられるぞ」
「だって、あいつのせいで私がひどい目にあったんだもの。ちょっとくらい借りを返してもらったって良いでしょう」
レオナールがムッとして答えると、アランはきょとんとした顔になった。
「どういう意味だ?」
アランに尋ねられ、レオナールはしまったと内心舌打ちした。
(そういえばあの黒いののことは『アランだけでなく誰にも話さないでくれ』ってことだったわね。だとすると、何て言えば良いのかしら?
あいつのことを言わずに説明するってこと? それってすごく面倒ね)
さてどうしたものか、と髪を掻き上げた。約束を破って正直に話しても面倒臭いことになりそうだし、ここで話題転換して話をそらしても後日追求されそうな気がする。
機転を利かせて別の方向へ意識をそらせる、などといった高等技術は皆無である。おちょくったりからかったりして怒らせて説教食らう方が手っ取り早いのだが、
(やりすぎて、アランの機嫌をそこねすぎるのも面倒なのよねぇ)
元々アランは扱い難い厄介な人間だ。機嫌が良すぎても悪すぎても面倒臭い。レオナールにとってちょうど良い状態を維持するのはなかなか難しいが、その状態を維持できればこの上なく有能で便利で、いないと困る存在だ。
「おいレオ、どういうことか、ちゃんと答えろ」
面倒だが上手い考えも思いつかないので、レオナールは正直に答えることにした。
「それについては口止めされているから、詳しいことが聞きたいなら師匠に聞いてちょうだい。良くわからないけど、アランやダオルにも言っちゃダメらしいから」
「何だと!?」
レオナールの返答に、アランが激昂した。
(やっぱり怒るわよね。でも《黒》がそばにいるって言ったらもっと面倒なことになるでしょうし、話さない方が良いわね。
きっとアランは、私を殺しに来た人間が今は護衛だなんて、絶対許さないでしょうし)
レオナールは眉間に皺寄せ、ここにはいないダニエルに対し毒づくアランを横目に見ながら、生きるということは面倒でわずらわしいことばかりだと思う。
(やりたいことが何一つできない不自由な生活には戻りたくないけど、人の気持ちなんてわからないものを考えて行動するとか、どう考えても私には無理よねぇ)
そもそも、彼には自分の気持ちというものも良くわからないのだ。そんなものがこの世に存在するのかどうかすら。あると仮定しても、良くわからない。
(イヤとかキライとかお腹が空いたとか眠いとか斬りたいとか、そういうのはわかるけどそれ以上のものとか全く理解できないわね。
だいたい見えないし触れないし聞こえもしないのに、アランはどうしてそれが『ある』と自信を持って言えるのかしら)
楽しい、という感情はここ数年でわかるようになったと思う。夢中で剣を振る時、斬りたいものを斬れた時、楽しくて嬉しくて、もっと色々なものを斬りたいと思う。
情緒や感情、心の機微などといったものは理解できない。目で見て耳で聞いたものを認識して、記憶と照合するくらいが精一杯だ。
心底嫌なことならばその対象を殺すか壊せば良い、力が足りず返り討ちに合うならそれは仕方ないと諦める──などと考えているレオナールにとって、嫌なことを我慢して耐えるということが理解できない。
相手と対話し交渉して妥協点を見つけたり、あるいは譲り合って共存する、という発想がない。
人の気持ちを考えるという以前の問題なのだが、自分の考えを言葉にするという経験がほとんどなかったレオナールにとって、それを誰かに伝えることなど考えもしないし、それが必要だとも思わない。
自分も含め、人という生き物は自身の欲求・望みをかなえることが一番重要で、それ以外のものについて考えられるのは、自身の欲求をたやすく満たして余裕のあるもの──力と暇を持て余しているものくらいだと考えている。
(自分達のことすら十分ってわけでもないのに、アランはどうでも良い人にまで気を回すとか、本当に酔狂よねぇ)
誰にも話すなと言われたから話すつもりはないが、レオナールにとって《黒》がどうなろうと知ったことではないし、ダニエルの思惑やたくらみなどもどうでも良い。
自分とアランに不都合がなければ問題ない。死ななければどうにかなるだろう。それ以上は考えるだけ無駄だと思う。
自分で自分の身を守れなければ、遅かれ早かれ死ぬだけだ。今のところ剣を振ること以上に執着するものがないレオナールにとって、命を賭しても守りたいものや望みがない。
望むものや守りたいものが多い者の逡巡や苦悩は、理解できない。アランが大事に思っているものも良くわからないし、彼が何を目的としているのかも理解できない。
人が『お前のため』ということの大半は、自分のためだと思っている。当人にとって都合が良いから、そうすることを相手に求めているだけだと。
お前のため、慈悲だと言って暴力を振るわれ続けた彼にとって、大半の言葉は意味が無い。人の言葉など意味を理解してもしなくても、自身が生きていくのには問題がない。
どうせ人は己の望むようにしか行動しないし、自身の欲求を満たすために邪魔な存在は排除しようとするだけなのだから。
全ての人にとって一番大切なものは自分自身もしくはその欲望であって、それ以外のものはそれらとは引き替えにならない、いざとなれば放棄したりなかったことにできる程度のものだ。
他人の慈悲だの恩恵・恩寵だのに、意味は無い。だからそれらに対して感謝する意味も無い。どうせ全ては気まぐれで、自身にとって不都合であれば簡単に切り捨てる。
運の良し悪しなどというものも、決して頼みにしてはならない当てにならないものだ。
最期の最後に使えるのは自分自身と、その時自身の手の内にあるものだけだ。ないもののことは考えるだけ無駄だし、仮定の話などいくらしても意味が無い。
あとさきのことなど考えても、その時その場になければ使えないし、事前にどれだけ考えてもその通りになることなどほとんどない。
全ての物事が自身の望んだ通りになるのであれば、後悔する者など存在しないし、不測の事態などは有り得ない。
刹那的で即物的でありつつ、諦念と不信と静かな絶望を抱えている。生きてはいるし自発的に死ぬつもりは毛頭無いが、未来を夢見ることはない。
レオナールの言動の大半は、他者のそれを模倣したものだ。擬態とまではいかないが、それが実態というわけでもない。
元々エルフに情緒・情動はなくはないが、人間のそれと比べるとささやかなものである。
感情的もしくは粗暴なエルフは皆無なわけではないが多くはないし、基本的に物静かで冷静な者が多い。レオナールの母は感情の起伏や気性が激しく好奇心旺盛な少数派であり、変わり者だったが。
レオナールはエルフとしても人間としてもハーフエルフとしても、異端である。そもそも情緒・情動、知性や教養などは幼少時からの教育・環境によって培われるものだ。
人に限らず全ての生き物は、一朝一夕には育たない。人の学習能力はかなり高いものではあるが、だからといって万能というわけでもない。
結局のところ、関心のないもの、必要だと思わないことを学習できる者は、いないのだ。
◇◇◇◇◇
レオナールとアランは必要物資の買い出しを終えると、クロード宅へ戻った。アランは家に着くと、レオナールにくれぐれも慎重に行動するよう言い含めた上で、自室に籠もって薬の調合を始めた。
レオナールはアランの目がなくなったのを良いことに、早速言いつけに背いてルージュと共に東の森に狩りに向かった。
「やっぱり狩りは良いわね、ルージュ。あなたも楽しい?」
「きゅきゅきゅーっ!」
「それは良かったわね。明々後日の朝に出発するから、それまで存分に狩りを楽しみましょう。移動中と依頼遂行中はあまり期待できなさそうだから」
「きゅきゅーっ!」
わかったとばかりに高く鳴いて尻尾を振る幼竜に、レオナールは頷いた。
「なれるものなら、私もドラゴンになりたかったわ。それが無理ならゴブリンでも何でも良いから魔獣にでも。ああでも、集団行動しない生き物の方が良いのかしらね」
集団で生活し行動するゴブリンやコボルトならば、人のそれとは異なっても何かしら彼らなりの悩みや問題もあるだろう。
だとすれば本能のみで活動する生き物か、単独行動する生き物の方が好ましい。できれば自身が望む時に、望む場所へ行ける生き物に。
「その点、ドラゴンは理想的よね。かなわない敵なんてそうそういないし、幼少時は無理でも身体が育てば練習して自由に空を飛べるんだもの。
そういえばドラゴンってどのくらい成長したら、空を飛べるようになるの? 確か成竜になっても身体の大きさに比べたらそれほど羽は大きくないのよね?」
「きゅきゅう?」
「あら、あなたも知らないの? もしかして、生まれてこの方一度も成竜を見たことないのかしら?」
「きゅう~きゅっきゅ~きゅうきゅ~っ」
「……ごめんなさい、あなたが何を言っているのかちょっとわからないわ。あなたは私の話してること、理解できているのよね?」
「きゅうきゅう!」
もちろんだとばかりに頷くルージュの鼻を、レオナールはよしよしと撫でてやった。
「あなたは賢いわね、ルージュ。あなたが人族の共通語を話せたらもっと良かったわねぇ。そうしたら、あなたが言いたいことももっと理解できるでしょうし」
「きゅきゅーっきゅっきゅー!」
まかせろ、と言いたげに小さな前足で自分の胸を叩いて、ふんすと鼻息荒く鳴いたルージュに、レオナールは軽く目を瞠った。
「え、話せるようになるの? それはすごいわね。共通語は私も全て理解できるわけじゃないから、あなたに教えてあげられなくてごめんなさい。
聞きたいことがあればアランに聞くと良いわよ。あの子なら、懇切丁寧に聞いてもいないことまで色々教えてくれるから」
「きゅきゅうぅ~」
尻尾で地面を平らにならし首を左右に振りつつ、勘弁してくれとばかりに弱々しげに鳴くルージュに、レオナールは思わず苦笑した。
「あら、イヤなの? でもあの子そういうのくわしいし、人に教えるのも好きだから、あなたのこと苦手でも聞いたら親切に教えてくれるわよ?」
「きゅきゅ~、きゅっきゅっ、きゅっきゅ~きゅうぅ~」
ルージュは不満げな鳴き声を上げるが、何を言いたいのかはさっぱりわからない。首を傾げるレオナールに残念そうな顔でルージュは一声だけ鳴いて首を左右に振った。
「きゅう!」
「良くわからないけどダメなのね?」
レオナールが言うと、ルージュはそうだと言いたげに強く頷いた。
「ルージュはアランがキライなの?」
不思議に思ったレオナールが尋ねると、ルージュは無言で首を左右に振った。
「そうなの。じゃあ、何故なのかしら。まぁ一応理由はあるみたいだから、話せる時に話してちょうだい。あなたがアランと話したくないなら、代わりに伝えておくから」
レオナールがそう言うと、ルージュは何か言いたげな顔になったが、すぐに仕方ないと諦め気分を切り替えたようだった。
「きゅきゅーっ!」
そんなことより次の獲物を狩ろうと言わんばかりに、尻尾で森の奥を指し示した。レオナールは頷き、ルージュの鼻先をぽんと叩いて、唇を緩めた。
「わかったわ、行きましょう。大物が狩れると良いわね」
一人と一匹は、足を忍ばせながら森の奥へと向かった。
◇◇◇◇◇
レオナールが夕方に戻りアランの様子を窺うと、作ると言っていた薬以外のものも色々調合しているようで、声が聞こえないくらい集中していたので、外へ軽食を買いに行った。
アランが正気に戻れば何か言ってくるかもしれないが、レオナールとしては空腹を我慢するのも、アランの代わりにあり合わせのもので適当に何か作るという選択肢もない。
そもそも人の話を聞かない、聞こえない方が悪いと思う。わざわざ自分が買ってきたものを無償で分けてやるのだから、感謝して欲しいものだ。
レオナールが食べ物を無償で分け与える存在など、この世にアランとルージュしかいないのだから。
「アランったら本当、仕方ない子よね」
アランが聞いたら盛大に文句を言われそうだが、ただの事実であり、文句を言われる筋合いはない。アランは自分こそがレオナールの世話を焼いていると思っているようだが、レオナールからしたらお互い様である。
「どうしてアランは自覚ないのかしらね」
それが一番の疑問であるが、仕方ないことだと諦めてもいる。頻度としては自分が迷惑かける方が多いのかもしれないが、自覚や記憶がない方がまずいのではないだろうかとレオナールは思う。
(まぁ、その辺は私がいれば大丈夫なのかしらねぇ。問題は危険がありそうな場所でも周囲が見えなくなることがあるところだけど言ってもムダなんだし、私が気を付けていれば良いかしら。
依頼中はルージュにも頼んでおいた方が良いかもしれないわね)
ダオルやオーロン達には最初から期待していない。レオナールに誰かに助けて貰ったり協力して貰おうといった発想がないこともあるが、信用していないからである。
◇◇◇◇◇
レオナールは食事を済ませ、作業中のアランにも軽食を食べさせてから自室に戻ると、天井板がずらされて《黒》が下りてきた。
「呼んでもいないのに出て来るなんて、珍しいわね」
レオナールが言うと、《黒》はギロリと睨み付けた。
「頼むから、ああいうことはしないでくれ。こちらの仕事に支障を来す。あれで騒ぎにでもなったら、折角作った拠点を放棄しなければならないところだった」
苛立ちを隠さない口調に、レオナールは肩をすくめた。
「だからアランには詳しく説明しなかったでしょう。あの子にあの小娘の魔力反応があっただなんて言ったら、暴走しかねないもの」
「暴走? 彼がか? だけど、万一そうなっても、お前なら止められるんじゃないのか?」
《黒》は怪訝な顔で言うが、レオナールは首を大きく左右に振って否定した。
「無理よ。私にアランを止められるわけがないじゃない」
「どうしてだ? 慣れ親しんだ幼なじみで親友なんだろう?」
「だって私があの子を殴ったり蹴ったりしたら、死んじゃうでしょ。私、人を殴ったり蹴ったり斬ったりする以外の方法なんて知らないし、あんなひ弱な子相手に手加減する自信はないもの」
レオナールの返答に、《黒》は眉をひそめた。
「殴る蹴る以外にもやり方はいくらでもあるだろう。もっと穏当な方法を覚えたらどうだ?」
「やぁね、私にそんな器用なことができるはずないじゃない」
胸を張ってドヤ顔で言うレオナールに、《黒》は呆れた顔になった。
「ならば、彼の暴走を止められる人間のやり方を真似てみれば良いじゃないか」
「そんな人いないわよ」
「え?」
《黒》は思わずきょとんとした顔になった。レオナールは淡々とした口調で言う。
「あの子の親父さんは『もっとやれ』とけしかけるし、お母さんは『あらあらまぁまぁ』って笑って見てるし、師匠はニヤニヤ笑いながら見守るだろうから、私の知る限りアランが何かやらかしても止めようとする人はいないと思うわよ」
「……いくらなんでも、一人もいないってことはないんじゃないのか?」
「そう? でも、今のところ暴走したアランを止めた人は見たことないし、私はあの子がそうなったら危険がないように守ってあげたり、世話してあげたりしてるだけだから、止め方なんか知らないわ。
そもそも、そんなものを知っていたら私がやってるわよ。あの子、本当に危なっかしいもの」
真顔でそう告げるレオナールに、《黒》はしばし絶句した。
×存在のか
○存在するのか
×どうして(重複を削除)
更新ものすごく遅れました。
これでいいかなと書いたり消したりしつつ、こんな感じになりました。
レオナールについてはちょっとしつこいかなと思いつつ。
勉強する気がない、学習するつもりがない人に何か教えるのは、老若男女問わず無理難題というものだと思います。
当人の努力と意欲と健康は絶対条件です。
○○が悪い、~だからできないなどといった愚痴をこぼすことが多い人は、要注意。




